■日時:2008年8月23日(土) 13:00〜17:00
■場所:広島市まちづくり市民交流プラザ 研修室C
■参加者:33名
■担当:宮田仁さん(関西支部)
■テーマ:「なんでもかんでも!ファシリテーション」
■内容
「今日この場に“まちがい”はないです」という、みゃーたさんの
ことばから始まった、「なんかん」。
「そうかあ。なんでもアリなんだ〜。何を言っても受け入れてもらえるんだ〜」
という、安心感からプログラムは始まりました。
1.アイスブレイク(グループ・ワーク)
・5人ひと組のグループでしりとり。
子供のころから慣れ親しんだ「しりとり」。みんな結構真剣に
取組み、あちこちから歓声や笑い声が・・・。普通にやっても
かなり盛り上がりました。
2.「ファシリテーションについて語る」(グループ・ワーク)
・しりとりの最後に自分が言った単語を使って、ファシリテーションを
語りました。セリフ?〜?の要領で語ります。
?「ファシリテーションは○○だ!」
?「なぜなら〜だからだ。」
?「ファシリテーションは○○だ!」
中には「ファシリテーションはミミズだ!」とか
「ファシリテーションはパンツだ!」というものもあり、
理由付けするのにかなり苦しむ人もいました。
みんな、なんとかファシリテーションと結びつけて
語っていたことがスゴイ!中には「本質をつくような」表現もありました。
3.会場の天井からぶら下げられた、「短冊」に書かれた映像のタイトル
を見て、参加者が見たいものをリクエスト。計4本を鑑賞。
DVDの映像を見て、その中に「ファシリテーションは“ある“か“ない”か」を、
個人で判断。そののち、グループで話し合い、グループとして
「これがあれば、ファシリテーションがあると言えるポイント」を3つに絞り、
発表。
見た映像のタイトル?「バカ!いくじなし!甘えん坊」
?「シャラポワ怒るわよ」
?「くどくどだーぱー」
?「ダンスはうまく踊れない」
?「ウンコとクルマ」
タイトルと中身のギャップに「ええっー!こう来たか!」
という意外性を楽しみながら、映像の中にファシリテーションがあるかを
考えました。
4.前のワークと同様にリクエストにより、DVDを鑑賞。
今回はあらかじめ「ある」チームと「ない」チームに
別れて映像を見た後に、「ある」チームと「ない」チームが
意見を戦わせる。(ディベート風とでも言いましょうか・・)
見た映像のタイトル?「対立と和解」
?「何も考えてない」
?「はじめてのおのつかい」
(注釈:“おつかい“じゃないよ)
【進め方】
? 作戦タイム:3分
? “ある”チームのアピール:1分
「これこそがファシリテーションです。なぜなら〜」というセリフでアピール。
? “ない”チームのアピール:1分
「こんなものはファシリテーションではありません。なぜなら〜」でアピール。
? 両者自由に意見を戦わせる:3分
? フロアが自分にとって「ナルホド!」と思ったチームに挙手し、勝敗を判定。
*勝ったチームには、みゃーたさんから「ほんまや」という名前の
大阪の水道水が入ったペットボトルが進呈されました。
5.ふりかえり
一同、車座になって座り、感じたことを語りました
6.アンケートから
・当たり前のことではありますが、人は人それぞれと感じました。
人の数だけものの見方や考えがある。
・宮田さんのワークは創造的で楽しいです
・のせられました。頭がいっぱいですが、家に帰って熟成するかな。
・ファシリテーションについて、自然に考えてしまう。引きずってしまう。
興味を持ってしまう。
・ビデオ・クリップ、タイトル付け、小道具、時間制限による追い込みなど
プログラムデザインが素晴らしかった。
以上、議事録担当;吉田なお