【第36回広島スクエア例会】2008-10-18(土):広島スクエア版 ファシリテーションの基礎を学ぼう その4(プログラムデザイン)中国支部

☆☆☆ 広島スクエア10月例会 議事録 ☆☆☆

『広島スクエア版基礎編 第4弾 プログラムデザイン編』

■日時 2008年10月18日(土) 13:00〜17:00 (受付12:45〜)

■会場 YMCA本館 404号室 

■参加人数 23名(会員:12名、非会員:11名)

■ファシリテーター
・メインファシリテータ   ホーリーさん
・サブ・ファシリテータ   こば建さん
・担当運営委員      トキさん

■テーマ

『会議・ミーティングの流れをデザインしよう』 

■ねらい

・レクチャーによって「プログラムデザイン」の基礎を学ぶ
・具体的なテーマを、実際に「プログラムデザイン」
 することにより、イメージをつかむ
・みんなでやったデザインを全体で話し合って、ブラッシュアップ
 することにより、いろんな考え方や方法を学ぶ

■内容

1.     アイスブレイク(自己紹介)

 半円になり開始。
 50枚の質問カードを使い、袋から取り出した質問を自己紹介と一緒に
 答えました。

 その後、4つ(5名×3、6名×1)のグループに分かれて座りました。

2 .レクチャー『コンセプトを固める』

?誰のために
?何のために

3. 演習 1(実際にコンセプトを決める)

・ワークの前に背景をまとめた資料を配り、質問を受けました。
その後、各グループで実際にコンセプトを決めました。

4. レクチャー『プログラムデザインの方針・型』

?起承転結型・・・応用範囲がもっとも広い、基本形

?発散収束型・・・どのタイプでも使える万能選手、他の型のひとつのステップとしても

?問題解決型・・・合理的な成果を求めるときに

?目標探索型・・・理想に向けて自分たちに何ができるか考えるポジティブアプローチ

?発送企画型・・・一からアイデアを考えるときに

5. 演習2(プログラムの方針・型を決める)

 グループで討議して、方針・型を決め、改めてコンセプトを決めました

6 .レクチャー『プログラムの詳細をつくる』

・アクティビティ(内容)とテーマを場に展開する。

?アクティビティ・・・狙いを達成するために、参加者がおこなう活動

?テーマ・・・アクティビティで「何を対象として活動するのか」を決めるもの

?場・・・アクティビティを効果的に実行するための舞台

7. 演習3(プログラムの詳細をつくる)

・ここでは、プログラム例を参考に、狙い、アクティビティ、テーマなどを、
各グループのコンセプト、方針・型に沿って、決めていきました。

8. 15分間の休憩

いちおう休憩に入ったのですが、プログラムデザインが終了せず、
ほとんどの人が発表に向け討議を続けまとめていました。

9. 各グループの発表

模造紙を壁に貼り、各グループの代表が作成したプログラムデザインを
発表しました。

◆方針・型が ?、?、?、? と、同じグループもありましたが、
 4グループがそれぞれ違う内容で発表しました。

10. 各グループ代表によるプログラムデザイン(こば建がファシリテータ担当)

・各グループから代表2名ずつが参加し、実際に10/20(月)に行われる、
『たけはら食のディスカッション』のための、プログラムをデザインする
討議をしました。

代表者以外の方は、討議を行うテーブルを囲うように丸くなり、
気づき・発見シートを手に観察しました。

・討議の進行内容は、

?会議の流れの確認
?コンセプトの決定
?方針・型の決定
?プログラムの詳細の決定
?まとめ         

・背景や参加者、狙いなどを十分に知るには時間が足りなかったようで、
予想以上にたくさんの質問が出ました。

・この時に、「竹原の人が討議を行うプログラム」と、
「竹原について自分達が討議を行うプログラム」の認識の差で
内容が少しずれていた事を共有しました。

11.こば建に対するフィードバック

  ◆笑顔が無い。
  ◆時間に対して緊張感がなかった。
  ◆ホワイトボードとの距離がもう少し近い方が良い。決定事項など色を変えたほうが良い。
  ◆各代表が討議するのではなく、Fに対して話していた。
  ◆合意形成が少ない。
  ◆マインドマップを描きながらのファシはすごい
  ◆落ち着いたファシリテーションだった

・以下、こば建の感想

思ったよりもだいぶ高評価を頂けました。
これは、ホーリーさんが「良かったところは?」と聴いてくださった
効果が大きいかなと(涙)。
「書記を指名しとけば良かった」と後悔しながら書いた
マインドマップが以外に好評でした(笑)。

12. 参加者振り返り(同時にファシリテーターに対しても振り返り)

・振り返りシートに記入した後、半円になってファシリテーターと
例会に対しての振り返りを行いました。

◆振り返りシートの内容から一部紹介◆

・グループワークを見学することにより、参加者より多くのことを気づけた
・自らのファシリテーションの欠点(自分の意見を出しすぎる)と、自らを
 抑える有効性を目の当たりにできた。うまく自分なりのスタイルに取り入れて
 行きたい
・ホーリーさん、こば建さんのFぶりはとても初めてとは思えない、落ち着いてしっかり
 としたものでした
・色々勉強になりましたが、私の班は結局最後まで終えることができなかったので、
 それが残念でした
・紙に書く、ボードに書く、わかりやすい、表情も大切、発言を守る、オウム返し、
 目線、顔、傾聴、気を配る
・20日の会議に間に合うように、と意識したので、純粋な研修生になれなかったです・・・。

以上、今回の議事録担当はこば建でした。