【第37回広島スクエア例会】2008-12-20(土):自由に発言をするためにはどうしたらいいのか?中国支部

広島スクエア2008年12月例会議事録

■日 時:2008年12月20日(土) 13:00〜17:00
■場 所:広島市まちづくり市民交流プラザ 北棟5階 研修室B
■ファシリテーター:ホーリーさん
■参加者:25名(非会員13名、会員12名)
■テーマ:「自由に発言をするためにはどうしたらいいのか?」

■ねらい:
参加メンバー「こんなに自由に発言ができるんだ」
ファシリテーター「こうしたら皆が自由に発言できるんだ」
って気付き、感動を体感し、みんなで分かちあう。
心の深い所まで、気づき、学びを刻み込む。

■内容
受付で飴を選び、4つのグループに分かれた。
1テーブル6名。

1.アイスブレイク(緊張ほぐし)
 ・6人グループ内で自己紹介。
  1.名前とニックネーム
  2.生まれた場所(地域)
  3.最後に初めてなにかしたのは?
    →最新の初体験談

 ファシリテーターから本日の場を保つため、
 「お願い」を説明。
  −安全な場なので、リラックスしてください
  −思考を言葉に伝えるのは難しい。意識して実行してください。

ワーク1
 ・ルールを説明
  −発言の否定はしない
  −一人2分以内
  −3役を決める
   「ファシリテーター」「グラフィッカー」「タイムキーパー」

 ・ワーク「自由に発言するにはどうしたらいいのか?」(20分) 
   模造紙を使いグループごとに、ルールのなかで自由に討論。
    −ファシリテーター、グラフィッカー、タイムキーパーを体験
 ・発表共有(10分)
 ・ふり返り(10分)

3.ワーク2
  ・議論したいテーマを用意した議題から選択。
   1.英語の早期実施は将来の日本にどんな影響を与えるのか? 
   2.もし、裁判員に選ばれたら、どうするか?
   3.地球の人口の30%は飢えの危機にあることについてどう思うか?
   4.寓話「若い女性と水夫」
   5.寓話「ある物語」
  
  ・ファシリテーターよりポイント説明
   −3役を交代する
   −ワーク1.の気づきを意識し話し合う
   −コンテンツとプロセスを意識
     料理:素材と調理方法
  
  ・ディスカッション(20分)ふり返り(10分)
   −模造紙を2枚使い、コンテンツ用とプロセス用で書き分ける
   −同時進行で書いてもいいし、ワークを20分し、
    グループ内の「ふり返り」で、模造紙へ書き出してもいい。

  ・発表共有(10分)
   ※全グループが「もし、裁判員にえらばれたら、どうするか?」を選択
    みんな、裁判員に対し関心があることが分かった。

〜休憩〜

4.ワーク3
  ・ワーク2同様、議論したいテーマを用意した議題から選択。
    同じテーマで延長戦でもOK。

  ・ファシリテーターよりポイント説明
   −3役を交代する
   −ワーク1.の気づきを意識し話し合う
   −コンテンツとプロセスを意識
  
  ・ディスカッション(20分)ふり返り(10分)

  ・発表共有(10分)
   各グループテーマを変えて実施。
   ※3役が変わり各個人の個性も出るが、
    ワーク2よりもグループ内の議論が活発化してくる。

5.ワーク4
  ・再び「自由に発言するにはどうしたらいいのか?」を討論

  ・ファシリテーターよりポイント説明
   −3役を交代する
   −ワーク2.3.を振り返って感じたことをもとに、本音が言えたのか
    を振り返る
  
  ・ワーク(20分)
   −模造紙1枚
   −グループの意見を3つの項目にまとめる

  ・発表共有(10分)
   ホワイトボードにマインドマップで整理
   −相手のことを理解すること
   −共有する(温度を合わせる)
   −脱線 雰囲気 環境
   −話しを耕す脱線 OK
   −感情の変化に合わせて反応
   −炭に火を付ける 口火を切り 話しを盛り上げる
   −テーマ 知識
   −結論を出さない 
   −束縛がない タイムリミット 自由 不自由
   −前提のすりあわせ 言葉の定義合わせ

  ・プロセス(進め方)のレクチャー

8.全体での振り返り
  (担当運営委員)
 1)「どんなところが良かったと感じましたか?」
 2)「ここをこうすれば、もっとよくなったのでは?」
 共有されたコメント
  ・ホーリーさんの声がここちよく、大変深い学びができた。
  ・パワーポイントだと、画面の切り替わりが早くついていけない
   <=>模造紙を使わないのでエコに貢献している。
   <=>ホワイトボードを使ってもよかった。
   
9.ファシリテーターの気付き
(1)レジメを準備すると、もっと進め方がわかりやすかった。
(2)スライドと話す内容を同期させると、よりわかりやすい。
(3)アンケートを配布するのは全てのアクティビティが終了してからがいい。

以上  (議事録担当:としゆきさん)