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広島スクエア7月定例会議事録
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■日時:2009年7月18日(土) 13:00〜17:00
■場所:ペンストンホール
■参加者:25名(会員12名、非会員13名)
■担当:木村尚義さん(ひささん)、山内温さん(うっちゃん)
■テーマ:「共有化による作用って何?」
〜話し合いのなかでの「共有化」について考える〜
■内容:
1.アイスブレイク 共通点ビンゴゲーム
・受付で各参加者に「共通点ビンゴカード」と丸いシール数枚を配布
・共通点ビンゴカードはタテ3×ヨコ3マスで中央はフリー、その他のマスには
「今日の朝食」「今日の交通機関」「干支」「誕生月」などの各カード共通の
8項目をカードごとに異なる位置に書き込んである
・スタートと同時に参加者は会場を歩き回り、他の参加者とビンゴカードに書か
れたテーマについて共通点がないか、確認しあう。
・一人の相手との共通点探しは1つの項目だけとし、共通点が見つかったらまた
別の参加者と別のテーマで共通点がないか確認しあう。
・共通点が見つかると、ビンゴカードのそのマスに自分でシールを貼っていく
・ビンゴカード中央のマス目のフリーは、指定されていないフリーのテーマでの
共通点探しを行う
・シールがビンゴカードのタテ、ヨコ、斜めのいずれかで3つ並べばビンゴ!
指定時間内に殆どの方がビンゴ状態になり、一気に盛り上がりました。
2.狙いと進め方のレクチャー
・前提としてファシリテーションとは?ファシリテーターに求められることは?
を確認
・本日の流れと狙いの紹介
<狙い>
?どんなことを、どのように共有すればよい話し合いになるのだろうか
?共有の必要性・有効性に対して、再認識する・新たな気づきを得る
?実践で使える共有を探る
をワークを通じて楽しく探っていく
<よい話し合いとは>
★メンバー全員から積極的に意見が出た!
★話し合う方向性が統一されていて、迷走することがなかった!
★全員の納得度の高い案ができた!
というような状態と定義して本日のワークを進める
3.ワーク1 「傾聴によって相手の思いを共有する」
二人一組になり、下記3つのテーマそれぞれについて一方が話し手、
もう一方が聴き手になり、その後役割を交替して3テーマとも話し合う。
テーマ?今の気分、気持ち
テーマ?最近身近に起こった良いことについて
テーマ?今までに体験したよい話し合い(無い場合は、理想の話し合い)
テーマ?から?に向けて身近で話しやすい話題から個人の体験へと
順に深めていく狙いでしたが、テーマ?は話すことがあまり無くて時間が余っ
たとの声もありました。
4.ワーク2 「今日自分が気をつけて取り組むテーマを話し合う」
3人一組になり、「ワーク1」の振り返りをグループで話し合い、
その後各自が今日の目標を決めて書き出した上で、グループ内で発表
5.ワーク3 「よい話し合いとは」
6人1組のグループになり、「よい話し合いとは」について
ファシリテーター、書記、タイムキーパーを決めて話し合いを実施
→模造紙に書き出した話し合いの内容を各グループが発表
6.ワーク4 「事例:ホームページ企画会議」
チームメンバーが世界遺産宮島にあるビジネスホテルを買い取り、
アスリートや学校の運動部、またはスポーツ愛好家向けの「スポーツホテル」
というコンセプトで改装。
この新ホテルのホームページをオーナーである各チームメンバーが作成する。
何を目的とし、どのようなホームページにするか話し合い、模造紙に
そのイメージを作成して各グループ発表しました。
具体的な事例に沿って、ホテルのコンセプトやホームページ作成の目的、
施設の売りやページ構成など、「共有する」話し合いの体験ができました。
7.全体整理振り返り
・そもそも共有が出来ていないという前提で話し合うことが大切
・(ホームページ作成などの)形のあるものの提案は共有しやすいと感じた
・もし(ホームページが)無かったら?という問題意識を持つことが
大切だと思った
・共有することで自分が強くなれる
・仲間が出来ることはプラス
・人の意見を受け入れることで議論が発展する
・聴くことを頑張りたい
・時間配分をきっちりする→ゴール、プロセスの共有(みんなが意識を持つ)
という流れが大切
・共有無しの会議はだらだらしている
・共有するために、目的、何をやるのかのプロセスデザインが重要→Fの役割
・目的、ゴールイメージを持つことが大切→あえて絞ってみることも必要
・共有していると意見が出やすい
・共有しよう、と心の中で思っていると話のズレを修正できた
・共有について色々な角度から考えることが出来た
・付箋をつかうと色々アイデアが出た
・みんな個性がある
→一人では固まるけどみんなでやると新しいものが生み出せる
8.ファシリテーターへの振り返り
・時間配分がよく考えられていた
・ツインファシリテーターでよかった
→お互いの持ち味を尊重していた
→よく見てた、適切にほめていた
9.アンケートから
・ファシリテーターは、何をどのように共有するか意識することが
大切だと思った。
・全体の進め方とそれぞれのステップの成果物、次のステップへのつながりが
少しわかりにくかった
・アイスブレークのコミュニケーションにより、その後のワークへ円滑に
移れたのは素晴らしい。テーマも身近なことでよかったと思います。
・ワーク1のテーマが後ろのワークにつながっていた
・共有できない、自分が理解できない、そのもどかしさや、足りなさを
痛感しました
・他の人の意見を聞くことは、話すこと以上に大切だと思った
・共有できる「愉しさ」を体感しました
・会社のチームが考えを共有化出来る雰囲気を自分なりに作っていきたい
以上です。
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最後まで読んでいただき、どうもありがとうございますっ。