【第46回広島スクエア例会】2009-09-26(土):「ファシリテーションでモチベーションアップ!」〜コーチングも活用してみよう〜中国支部

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広島スクエア2009年9月例会議事録

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■日時:2009年9月26日(土) 13:00〜17:00
■場所:ユーストピア中央 ホール
■参加者:28名(会員12名、非会員16名)

■ファシリテーター:[チーム HOTOKEI]
ホーリーさん(堀口康朗)、トキさん(小谷真司)、けいちゃん(山内圭子)
< FAJ会員 >

■担当運営委員:うっちゃん(山内温)、としゆき(藤井俊行)
< FAJ会員 >

■テーマ:「ファシリテーションでモチベーションアップ!」
〜コーチングも活用してみよう〜
■ねらい:
・モチベーションが上がるために必要な条件とは?
・周囲の人のモチベーションを上げるには、
どのような関わり方をすれば良いかがわかる

■内容:
受付で飴を選び、4つのテーブルに分かれて、スタート。
1テーブル6名。
≫ファシリテーターは、ホーリーさん

1.アイスブレイク(緊張ほぐし)
・2人一組
「名前」「どこから来たのか」「子供の時なりたかった職業」をひとりが話し
ひとりは聴くことに専念する。
聞き終わったら、聴いた人は、「感じたこと」「すてきだなと思ったこと」を
相手の耳元で、ささやいて伝えた。 

(所感)
「ささやく」行為から、優しさが伝わってくる。
話し方が違うだけのことだけれど、受け取り側の気持ちが変わると思った。

2.レクチャー
・モチベーションの意味
・人がやる気になるとき
・コーチとファシリテーションの違い

3.ワーク1 「どんな時にモチベーションアップができた!」と思えるのか?
・6人グループから、ファシリテーター、グラフィッカー、タイムキーパー、
発表者を決める。
・各自が経験した、「モチベーションアップした体験」をふり返り、
どんな時だったかを話しあった。

・各グループの内容を発表
・グループでふり返り

(所感)
ひとりで完結する場合と、相手と自分との相互作用が起こる場合が
あることに気付いた。
「異性からの黄色い声」には、ただただ共感した。


≫ファシリテーターは、ホーリーさんからトキさんへバトンタッチ

4.ワーク2 「元気になる言葉リスト」を作ろう!
ねらい:ワーク1の気づきも含め、
「自分はどんな言葉を投げかけられたら心が元気になるのだろう?」
「モチベーションアップができたときのキーワードは何だったんだろう?」
という観点で自分自身を振り返ってみる

1)個人でワークシートに記入
−各自もくもくと、書き込む
−どれだけ自分にヒットしたかで順位をつける

2)個人ワークを元にグループで話し合い
−言葉を出し合い、背景、条件なども付け加えて補足した

3)各グループ発表

4)自分にヒットする「元気になる言葉」を探そう
−特に自分にヒットする言葉にシールを貼っていった(一人2つ選択)

5)グループ別振り返り

(所感)
シンプル、短い言葉でも良いんだってことが分かった。
タイミングも大切なことだと気付いた。
個人差があること、間接的に伝わる方が信憑性が高い、
照れてはいけないなどの気づきがあった。


≫ファシリテーターは、トキさんからけいちゃんへバトンタッチ

5.レクチャー
コーチングの「認める」技術で、大切な人をモチベーションアップ!
・2つの「認める」
成果承認⇔存在承認

・承認の方法
−私メッセージで伝える

・長所と強みの違い
−例を挙げて説明
長所短所は受取手により異なる。
強みは人による評価を外した、その人本来の持ち味や魅力。

・強みを見つける時の留意点
−比較しない
−細かく観察する
−細かく観察し具体的に表現する

6.ワーク3 「メンバー強みを承認しよう」
・1テーブル4名にグループを再構成
Aさん、Bさん、Cさん、Dさんを決める

1)トークタイム
−Aさんが話し、他3名は聴く
−テーマ:
本日を振り返り、どんな気づきや学びがあったか、
それを活かしてだれのモチベーションを高めたいか、
それによってどんな変化が起きそうか。

2)承認タイム
−聞き手のBさん、Cさん、Dさんは順番に、私メッセージで
Aさんの強みを伝える

  3)強みを伝えてもらってどんな気持ちがしたのかほかに人にシェアする
−Aさんは、どんな気持ちがしたかを共有
−自分のエネルギーが上がったのは、どんなことを言われたとき?

・Aさんの後は、Bさん、Cさん、Dさんと順番に1)〜3)を行った。

(所感)
・新たな自分の強みがあることに気付いた。
・強みを今まで意識して、活かしてなかった。
・自分のありのままを受け入れてもらえる
→自然と相手に貢献したい意識が芽生えた。
・後からじわじわエネルギーに変わっていった。


7.グループシェア
・ワーク3をグループでふりかえる。
−各自、例会全体を振り返ってみる
−ひとの強みを承認できる自分であるためには、どうあればいい?
−模造紙へまとめる

・各グループ発表

(所感)
・相手に関心を持つことが大切。
・自分がやってもらいたいことを提供すれば良いことがわかった。
・細かい事に気付くためには、相手の立場になることが大切。
・自分の大切な人に感謝の言葉を伝えたいと思った。


8.アンケートから 
・承認すること、されることの大切さと、その影響の大きさが分かりました。
・本を読んで知ってはいましたが、実際に行うと記憶も鮮明になり、
今からやって行こうという気になります。
・気づきを実践に移すために「マイ実践宣言」のようなものを作成、
チームシェアするセッションがあると、より実践がし易くなると感じた。
・時間に対して、内容が濃いので、満腹感で一杯。
・人は相互に影響を与え合っていることに気付いた。
・強みを見つけるため、良く観察したいと思う。
・ワークの前の説明をもう少し、ポイントを押さえて簡潔にした方が
分かりやすかった。

以上