【第49回広島スクエア例会】2009-12-19(土):「広島スクエアの可能性を探ってみよう〜ワールドカフェ+マインドマップでみんなの思いを共有〜」中国支部

広島スクエア 12月例会 議事録
記:おとうさん(福田)

■日時:2009年12月19日(土) 13:00〜17:00
■場所:ペンストンホール
■参加者:31名(会員19名、一般11名、見学1名)
■メインファシリテータ:なおさん(吉田)、うっちゃん(山内)、こば建(小林)
■担当運営委員:トキさん(小谷)、おとうさん(福田)
■テーマ: 「広島スクエアの可能性を探ってみよう」
〜ワールドカフェ+マインドマップでみんなの思いを共有〜
■内容:

1.オープニング

◆開会の挨拶及び会場・運営の注意事項等を担当運営委員から連絡
◆メインファシリテータ3名挨拶&12月例会の目的や狙いを説明
MF3人は、カフェ・ファシリタ(本日のワールドカフェの名前)に
相応しくギャルソンスタイルで登場です。
そして会場には窓や、壁にクリスマスの飾りつけがあって
ワールドカフェ・クリスマスバージョンの暖かくて楽しい雰囲気が
イッパイです♪♪

2.アイスブレイク 

偏愛マップをマインドマップで書いて二人一組になり共通点を見つける。
これを何人かと繰り返しました。
知っている人でも、こうやって情報交換すると新しい発見があり
会話も弾みます。
12月例会の終了タイムのお知らせはMFが手をあげて時間を知らせる
ルールでした。
音がしないので、気づかずに話を続ける人たちも居ましたが
MFが終わりを知らせるときりのよい所で、みなさん自ら手を上げて
終了を知らせます。
時間管理にこんなやり方もあることを実感。

※偏愛マップとは、読んで字のごとく偏って愛するものを記したものです
その人の拘りが表現されます  
これをマインドマップで書いて見せることにより、アイスブレークと
して使用したものです 

3.ミニレクチャー

◆ワールドカフェとは
ワールドカフェの意味ややり方についてMFからレクチャーがありました
・ワールドカフェの歴史や言葉の意味の説明
・本日の(ワールド・カフェ・ファシリタ)流れと話し合いの進め方を説明
・ダイアログとディスカッションの違いについて
・ワールド・カフェの標準的なプロセスの説明

4.ワールド・カフェによるセッション

◆ラウンド1
問:あなたとファシリテーションの出会ったきっかけは何ですか?

30分間、この問いについて意見を出し合いマインドマップで表現し
次のようなキーワードがあがっていました
(マインドマップは、最初に3つの問いがあることが示されたので
みなさん模造紙上で1/3程度の紙面を使って表現していた)

・ザ・ファシリテーターやファシリテーション関連の本
・知り合いの紹介(会社、友人、家族etc)
・コーチングの流れから
・今の問題を解決したいと思った
・自分の能力開発
・ホームページで知った  

◆ラウンド2
テーブルホストを残して、それ以外は他のテーブルに移動します
その後、休憩を挟んで下記の問いで30分間話し合いを実施
問:なぜあなたは例会に参加するのですか?

テーブルホストから、そのテーブルでの話し合いの様子を報告し
他のテーブルから来た人は、元のテーブルの様子をみんなに伝えた後
問いについて話し合った
出ていたキーワードは下記の通り

・新しい気づきがある
・新しい出会いがある
・楽しい(例会自身、茶話菓子囲会、泡の会)
・勉強になる
・開いている(武装解除)
・いろんな業種の人が参加(話せる)
・本音を話せる
・仕事の利害がない
・大人のクラブ活動
・殻をやぶる
・実践・実験ができる場

◆ラウンド3 
テーブルホストを残して、その他の人は別のテーブルに移動
あとはラウンド2と同じ要領で下記の問いについて30分間話し合った
問:今後、スクエアの活動を通じて、あなたが実現したいことは何ですか?

ここでの話し合いで出ていたキーワードは次の通り

・人脈形成
・Fのスキルアップ
・体で理解する
・実践の場(失敗OK)
・日常で実践
・Fを広めたい
・他支部との交流
・リピーターを増やす
・自己変革
・合意形成
・職場での実践(グラフィック、タイムキープ、見える化)

5.振り返り

◆一番最初のテーブルに帰ってシンキングタイム(10分)
ポストイットにワールドカフェで話し合って気づいたことや感じたことを
1件、1枚で書き出します
4,5枚の人もいれば10枚くらい書いた人も!

◆全体セッション(35分)
模造紙3枚に書かれた大きなクリスマスツリーに先ほど書いたポストイットを
貼り付けながら(同じ様なものは近くに貼る)一人一人全員に発表してもらいまし
た。
トーキングスティックの替わりにサンタの帽子を使い、次の人に渡して行きます。
ここで出た主なキーワードを下記に書きだしてみました。

・やっぱり泡の会が好き/酒/プチ泡の会はいい企画だった
・実験、実践の場/やってみる/体験(失敗できる)/現場/日常で使う
・やってみなくてもわかる(には...)
・自分の発見/自信・やる気
・Blessed Unrest
・もっといろんな人と出会いたい
・初参加/継続して参加することの重要性
・本音をいえてるか?/自分を表現する
・惰性で来てる
・いろんな人との出会い/仲間との出会い/仲間からのプレゼント/新鮮な出会い
・色恋沙汰がない/女性が好きだ(でも男性も好き)
・外部での実践をフィードバック
・外へ向かう(現場で実践)
・自分を表現する/相手を大切にする、自分らしくある
・仲良くけんかする/他者からの気付き
・出来ないから学びに来る/出てみないとわからない
・新鮮な出会い/刺激を受ける/気づきの場/新しい発見 視野が拡がる
・フレンドリー/リラックス/楽しい/感謝は隠さない
・新しい気づき/新しい学び/発想転換/ブレストの場
・カラを破る/満足し過ぎない/多様性
・自分の可能性を拡げる/学ぶ仲間を増やす/人と何かをする、組織をまとめる
・楽しいだけでいいのか?
・満足し過ぎない/開かれた場/オープン/開く
・ストレスフリー/ほぐれた/誘い広める/フラットな関係/全員を大切に
・ファシリテーションを職場に!
・本
・遊び 感性は大切
・発見
・大人のクラブ活動
・今のままの形で良いと思っている
・何を求めてここに来ているのか再認識できた
・拡大/コミュニティとしての発展/育成/方向性
・利害関係のある人と関係性を深めるには?
・細分化/分会/専門
・自分発
・システム
・エネルギー充電/活力
・義務感で人は動かない
・失敗してみる
・ファシリテーションは不要
・継続
・誰にでも心を開く、を目標としたい
・認知/Webって大事やね
・よなおし/相互観察/定点観測/Volo
・楽しい仲間とうまい酒/楽しい/深める/ありがとう/じわーっと
・フラットな関係

実践、多様性、出会いといった言葉が共通的に多く出てきたと思いますが
それぞれの価値観や考え方は、やっぱり相当違う面も多いと感じました

6.メインファシリテーターへの振り返り

◆メインファシリテーターへの振り返り
☆ファシリテーターの人が、話し合いの最中もテーブルを回って目配りを
されていて安心感があった

☆ファシリテーターは気を使ってくれていると思わせるんじゃなくて
そう思わせないくらいにさりげなくやるのが良いのではないか 

☆手を上げて、時間を区切るやり方は気持ちが良かった

☆手をあげるやり方は、自分としては気持ち悪かった

◆加留部会長挨拶
今回はFAJの加留部会長と徳田理事に出席して頂きました。
遠方からの参加、ありがとうございました。
最後に、加留部会長に下記の様な挨拶を頂きました

☆加留部会長の挨拶概要
広島スクエアの例会はサロン時代以来久しぶりで参加者数、内容とも
益々充実してきたと感じる。
自分は学生時代のボランティアからファシリテーションを知った。
ボランティアの語源はラテン語のVOLOで自ら動くという意味。
FAJはファシリテーションの普及を目指しており、それは個人的には
2つの「よなおし」につながると思っている。
自分を成長させる「余」直しと、世の中をよくする「世」直しである。
広島スクエアから2つの「よなおし」が広がることを期待している。

7.アンケートから

◆参加者のみなさんアンケートありがとうございました
下記にアンケートからの意見を抜粋しました

・一人一人を尊重する場ができていることに感動した
・偏愛マップのアイスブレークが良かった(使ってみたい)
・雰囲気がよく、場作りの大切さを改めて感じた
・広島スクエアについて考えることを通じて自分自身の「在り方」のようなものが
言葉になって現れました。ありがとうございました
・マインドマップを使ってみようと思う
・マインドマップは見たり聞いたりはしていたが実際にやってみると
うまく書けず難しかった
・カフェスタイルの雰囲気は大変良かった
・ちょっと強引な進め方のGがあり、とても緊張して話しにくかった

以上