【第5回広島サロン例会】2005-12-21(水):対人関係のスキル(2) 「メールファシリテーション」中国支部

第5回広島サロン 議事録

■日時:2005年12月21日(水)19:00〜21:00
■場所:「広島市まちづくり市民交流プラザ」
■テーマ:対人関係のスキル(2) 「メールファシリテーション」
■参加者数:10名
■担当:ファシリテーター:藤井好宏、野口カズ
■概要:
 目的説明の後、担当ファシリテーターから、心が動かされたメールの体験談を発表します。その後のワーク1で、受け取ってうれしかったメール(よいメール)、いやな気持ちがしたメール(悪いメール)の体験を発表して、その体験から何を感じたか?を考えてもらいます。次のワーク2では、ワーク1の結果をふまえて、よいメールの心得というものを出していきこれだけはやろうという5つを選んでもらいます。
最後に、各チームで発表し、メールというものから、コミュニケーションで大切なものは何かの気づきを全体でシェアします。

■内容:
  ねらい:・メールをつかったコミュニケーションから対人関係のスキルを考える。
  1.19:00-19:10 目的説明/体験談(10分)
  2.19:10-19:20 アイスブレイク/チーム分け(10分)
  3.19:20-19:45 グループワーク1(よいメール/悪いメール)(25分)
  4.19:45-20:05 グループワーク1全体シェア(20分)
  5.20:05-20:25 グループワーク2(よいメールの心得)(20分)
  6.20:25-20:35 グループワーク2全体シェア(10分)
  7.20:35-20:50 全体振り返り(15分)
 
  ※ ルール:楽しく、実験的に→失敗大歓迎
                     (広島サロンのモットーです。)

■参加者の感想
   メールを発信する場合、場面、人間関係、緊急度等々様々にあり、それらに相応しい発 信方法もあると思います。がっ、結局、自分の思いをどれだけ最高のレベルで伝えようとし ているか、その姿勢 が大事なのではないか?
   つまり、まず相手を理解し気遣い、思いやり、その上で自分の思いを確実に伝えようと 努力すること、これが大事なのだと思います。

  メール(ML)は手段なので、手段(メールの書き方・使い方等)の適否は、「目的」に照ら して自分で判断しないといけないなぁということです。

  「相手」の存在を意識することも大切だなぁ、ということです。自分では良いと思っても、 「 相手から見ると・・・」と考えてみることでもう一工夫できるかもしれないので。

  「自分」のクセというか、パターンを振り返ることは大切だなぁ、 ということです。気づかず にやっていますので。
  良いメール・悪いメールとは・・・というテーマで意見を出し合うと、自分と他の人の考え方 の違いを短い時間で知ることができ、自分のパターンに気づくことができるので、すごく参 考になりました。

   メールにとどまらず、「手紙」「電話」「ファックス」という、コミュニケーション・ツール に対 する「感覚の違い」に改めて驚きましたし、だからこそ「相手に配慮した表現方法」の大切 さを痛感しました。

■まとめ
   メールでは相手の状況を考えて「思いやり」が大切であるという話がでました。これはメ ールに限らずリアルなコミュニケーションでも大切なスキル(心構え)と感じました。

  広島サロンは2時間という枠なので、議論が広がりをみせそうな時に時間切れになってし まうのが残念でした(企画に工夫の余地ありです。)今回も、そもそもメールとは何か?メ ールは失礼か?手紙の方がよいのか?といったところでいい感じのコンフリクトが発生し たので、あえなく時間切れになり残念でした。

 メールはみなさんよく利用され、また問題も抱えていらっしゃいます。
  テーマがとても身近な事なので、議論が盛り上がりました。

 メールからコミュニケーション(対人関係)を考えるのはよい切り口だったと感じました。

 当テーマのヒントを頂きました、九州支部の方にお礼申し上げます。