【第53回広島スクエア例会】2010-05-15(土):「プロジェクトを成功に導くファシリテーション〜宇宙戦艦ヤマト 沖田艦長は良いプロジェクトファシリテーターか?〜」中国支部


広島スクエア2010年5月例会議事録


■日 時: 2010年5月15日(土) 13:00〜17:00

■場 所: 広島青少年センター

■ファシリテーター: もりちゃん(森平也寸志さん)〈FAJ会員〉

■担当運営委員: ひささん(木村さん)、やまちゃん(山根:記)

■参加者: 31名(会員17名、非会員14名) ※ファシリテーター含まず

■テーマ:プロジェクトを成功に導くファシリテーション
 〜宇宙戦艦ヤマト 沖田艦長は良いプロジェクトファシリテーターか?〜

■目 的:
・ プロジェクトにおける納得感について、ケーススタディを使って考える
・ プロジェクト推進の基礎を学ぶ

■内 容:
※プロジェクトファシリテーションとは
プロジェクト(一定期間、ある目標を行うために集められたチーム)を成功に導くためにプロセス部分に関与することで、メンバー各自の能力を引き出し、かつメンバー同士が円滑に作業を進められる「参加者の協調の場作り」を重点的に行うこと。

○ 冒頭に世話人うっちゃんより、コンテンツの著作権の取り扱いへの配慮から、今回は参加費無料とする旨を説明し、参加者全員より了承を得た。

≪例会≫
?.基礎レクチャー
ファシリテーション、リーダーシップ、プロジェクトに関する基礎レクチャー

?.アイスブレーク:自分を知る
ワークシートを使ったタイプ(ソーシャルスタイル)分け
「行動派」「感覚派」「思考派」「協調派」の4グループに分かれ自己紹介をする

?.ワーク1:あなたならどうする?
「行動派」と「思考派」、「感覚派」と「協調派」に分かれ
「行動派」と「感覚派」が各課題について話し合い結論を出す。
「思考派」と「協調派」が各話し合いを観察し、気付きや感想をフィードバックする。
役割を入れ替える。
※各派の思考やコミュニケーションスタイル、結論までのプロセス等の違いを認識することによって、コミュニケーションのとり方やチームビルディングに活かす。

?.ワーク2:ヤマト発進 〜沖田艦長は良いプロジェクトファシリテーか?〜
1)「宇宙戦艦ヤマト」キャラクター、ストーリーの説明
ステークホルダーのキャラクター、沖田艦長のプロジェクトマネージメント(PM)、プロジェクトファシリテーション(PF)について気付きや思いを感じ取る。
2)各グループで、沖田艦長のPM・PFについてまとめる。
3)各グループで発表する。
 

【発表からの抜粋】
 ・ 戦闘経験より、決断力や推進力がある。
 ・ 説明不足感があり、メンバーの納得感にかけるのではないか。
 ・ 沖田艦長とスタッフの間に入る人材がいない。
 ・ 一番高い視点から見ている。
 ・ 沖田艦長は PM>PF である。
 ・ 沖田艦長は行動派+思考派
 ・ 沖田艦長はそのままでいい。
※ リーダーシップとファシリテーションは、チームの状況やメンバーの成熟度に合わせてスタイルを変化させる必要がある。

≪初参加者からの声≫(例会より)
・ レクチャーがわかりやすかった。
・ もう少しそれぞれのワークに時間的余裕があってもよかった。
・ 今から具体的に何が出来るのでしょうか。

≪メインファシリテーターへの振り返り≫(例会より)
・ 今回の内容は活用範囲が広く非常に勉強になった。
・ タイプを知ることで、自分のコミュニケーションスタイルを変化させなければならないことが分かった。

以 上