【第57回広島スクエア例会】2010-09-25(土):「「マイ・ファシ」〜見て・やって・振り返る。楽しくプレ実践!!〜」中国支部


広島スクエア2010年9月例会議事録



■テーマ:「マイ・ファシ」 〜見て・やって・振り返る。楽しくプレ実践!!〜


■日時 :2010年9月25日(土)13:00〜17:00

   
■場所 :広島県立総合体育館(グリーンアリーナ 大会議室)


■ねらい:ファシリテーションに対する「もやもや」を「スッキリ」にする


■目標 :自分のイメージと言葉で誰かに説明が出来る


■ファシリテーター:やまちゃん(山根弘和)


■担当運営委員:マツシンさん(松本)、おとうさん(福田:記)


■参加者:18名(会員11名、非会員7名)

■内容
【1.オープニング】

やまちゃんから、本日の狙いや進め方について説明がありました。
壁には、プログラムや「ファシリテーションとは」と言った説明の模造紙が
いっぱい貼ってあります。
手作り感が満載ですけど、書くの大変だったでしょうね(感謝)
マイファシにかけて、マイ箸を持参していたやまちゃんでしたが
これを取り出し「マイハシ」・・・・・・受けたかな?

【2.アイスブレイク】

・自己紹介(A4用紙に記載)

 A4を4分割して下記のことを記入して自己紹介を実施
 少し場が和んできたかな?
 左上:ニックネームと由来   右上:自分のPRポイント
 左下:今日、参加した理由   右下:ファシを漢字一文字で表すと?

【3.ミニミニレクチャー】「ファシリテーションとは」

 壁に貼った手作りの模造紙を教材にやまちゃんからファシリテーションの基礎的な
 レクチャーがあった。
 本人はドキドキだったかもしれないですが
 デビュー戦にしては落ち着いて、声も良く通って聞きやすかった。

【4.模擬会議】

 生の会議を見ながら、良い点や改善すべき点を観察するために
 運営委員による、模擬会議を行った。
 出演者は5人で,その内1名は営業課長でファシリテーター役。
 後は社長、営業部長、製作部長、営業担当です。
 キャラクターの設定と会議の背景と目的だけが設定してあり
 あとは、全部アドリブです。
 '模範'にはなりそうもないので(笑)'模擬'会議となったようです。 
 ファシリテータ役はもりちゃん。全部アドリブなので結構緊張感が
 伝わってきます。
 みなさん役になりきって、シッチャカメッチャカの会議になってましたけど
 ファシ役も押さえる所は押さえてます。
 しかし、社長(ホーリーさん)と製作部長(マツシンさん)のやりとりは
 '抱腹絶倒'最高に笑えました。
 この模擬会議のおかげで、非常に場が和やかになった気がします。

【5.振り返り】

 模擬会議の後の観察結果を踏まえた感想では次のようなものが出ました。
 
 ◆ファシリテータが社長等が居る会議で、結構ビシバシ言っていたが
  実際の職場で、そこまで言えるのか疑問。むしろ、こういったことが
  言えないがタメに、会議が駄目になるケースが多いように思う。
 ◆グラウンドルールを守らせていた
 ◆確認・承認をしていた
 ◆流れを柔軟に変えていた(軌道修正した)

【6.模擬会議を作るためのワーク】

 ワークで出された問題は
 模擬会議を演出するための話合いをグループでしたうえで
 最後にみんなの前で、模擬会議(5分間)をやること。
 その他の条件としては、10分ごとにファシリテータを交代すること。
 会議テーマは下記の2テーマです。

 ◆ある会社の社内会議
  社長の思いつきで飲食店を出すことになったが何も決まっていない。
  社長他の出席する会議で、何を議事として話をするかも含めて
  模擬会議を演出する。
  あらかじめ5人の出演者(配役が不足なら追加してOK)の
  キャラクター設定はしてある。
  ファシリテーションを知っているのは企画室長だけ。
  (企画室長が必然的にF役になります)

 ◆3連休での家族旅行の話合い
  2週間前から家族旅行の話をしているが何も決まっていない。
  予算は家族一人2万円。
  ファシリテーションを知っているのは、お父さんだけ。
  5人の配役のキャラクター設定はしてある。
  配役が不足ならば追加OK。

 まずは10分間の作戦タイムで話合いの進め方や、何を話し合うか等を
 決めます。

 その後、40分で模擬会議の演出を話し合いました。
 ファシリテータは10分で交代するので、4人の人が
 ファシリテータを体験できます。 

【7.模擬会議の実演】

 3グループ中、社内会議が1チーム家族の話合いが2チームです。
 模擬会議を始める前に、模擬会議をどのように進めるかを話し合った
 プロセスの説明をします。
 その後、模擬会議に入っていきます。
 1チーム目の模擬会議をやっていて、時間が5分では短すぎるとの意見から
 模擬会議の時間を少し延ばしました。

 それぞれのチームで何を見せるかのコンセプトがあり
 それを皆が見ている前で模擬会議をやりましたが
 当初予定したとおりに皆に伝えることが出来たんでしょうか

 シナリオまでキチンとあったチームや、コンセプトだけでアドリブで
 やったチームいろいろあり、セリフがぎこちない人もいれば
 ノビノビとアドリブで演技する人もいます。

 ここでも、マツシンさんの奥さん役は、はまり役でした。
 模擬会議中なので観察者の人も大笑いは出来ませんが
 みんなニコニコ笑いながら観察していました。

 模擬会議が終わると、観察者からのフィードバックを受けます。
 ◆ファシリテータが完全に誘導していた
 ◆イヤイヤ、短い時間で結論を出そうとすると、ああいった進め方も
  あるのではないか  等の意見が出ました
 
【8.振り返り】

 各チームごとに今回の振り返りを実施。
 模擬会議をやることについてを話し合って、この話合いはロールプレイじゃなくて
 普通の話合い。ファシリテータも10分で交代といったことに対して
 何を話し合ってよいか分かりずらかった。展開がよく分からなかったと
 戸惑いのあった人も居たようですが、概ね楽しかった、ファシリテータはやっぱり難しい
 会議を観察すると言うのは、客観的に見れるので役に立った等々
 いろいろな意見が出ていました。
 最後に、初参加の人に感想を発表してもらいました。
 
【9.メインファシリテータへのフィードバック】

 ◆初めてなのに落ち着いていた
 ◆声が良く通るので聞きやすかった
 ◆準備イッパイしてもらって愛が党 等の意見が出ていました
 ◆会議を作るための話し合いをすることがややこしいので戸惑った

以 上