【第64回広島スクエア例会】2011-05-21(土):「質問を意識して、思考を深める体験をしよう!」 〜オープンクエスチョンとクローズドクエスチョン〜中国支部

■ テーマ

 「質問を意識して、思考を深める体験をしよう!」 〜オープンクエスチョンとクローズドクエスチョン〜


■ ねらい 
 OQ(オープンクエスチョン)によって意識を具体化し、WB(ホワイトボード)で共有化を図る。
 そのまま発散から収束に向けていく 


■ ポイント
 相手からあまり引き出そうとしない (質問された側がきゅうくつになる)

■ 内 容

 私たちは、職場や家庭または学校など、日々の会話の中で、無意識に多くの質問をしています。

 そんな何気ない質問でも、ちょっと意識することで、お互いの思考が深まり、議論が進みます。

 例会では、オープンクエスチョン(OQ)とクローズドクエスチョン(CQ)という2つの質問法を体験的に学びます。

 この学びを活かせば、会社の会議や家庭での話し合いが楽しくなりますよ!

 皆さんのご参加をお待ちしております。


■ メインファシリテーター

 トムさん@新谷

■ 日 時

 2011年5月21日(土)13:00〜17:00

 ※13時ちょうどからスタートします。
 5分前にお集まりいただけると助かります。

■ 場 所

ペンストンホール

730-0051 広島市中区大手町2丁目7番5号石崎本店ビル10/11階

http://sites.google.com/site/pensuton/
(ブックオフ袋町店のビルです。エレベータで上がって下さい。)

■ 担当運営委員

 ホーリー(堀口)、やまちャん(山根)

 

■ コンテンツ
 1.30サークル(アイスブレイク)
  30個の丸い形のものを自由に描いてみる。30個かけた人は頭がやわらか〜い
  1人で行い、次に2人でシェア、最後はグループ全体でシェアして楽しんでいく


 2.質問の技
  OQを意識して、お互いの関係性をよくしていく。
  ちょんせいこさんの本の中のフレームワークを使用。
  Q1 今日の朝食は、どんな感じでしたか?
  Q2 最近、良かったこと、ついてたことはありますか?
  Q3 あなたのストレス発散法を教えて下さい


 3.〜さんは、〜ですね。
  ひとつのテーブルに1対1で真正面に座り、あと二人は、質問者と相手の対話を聴く
 ★質問で発散したところから、相手が本質的に思っていることを言葉にしていく。
  観察者の2人からの振り返りを少しする
 ★質問によって意識したことをより具体化し、共有化していく → 収束に向かう


 4.学生時代に戻ったらどんな旅行をするか?
  4つの枠を作り、意見を分ける 
  ファシリテーターがその発散をどのように分けるかがミソ!食事、場所、時間、お金、
  思い、レジャー、思い出づくり、できなかったことの実現 etc.・・・
 ★発散をどのように収束させていくのか?実際、枠にこだわらず行っていたグループも
  あった。参加者が時間内にまとめる意識のあったグループはうまく収束していた。
 ★「どこに行って何をしたいのか?」が発散の中から出てくるグループがあった。


5.自由課題
  ?流れを決める?ファシリテーター、グラフィック、タイムキーパーを決める?どのくらい発散し、
  どのくらいで収束するのかを決めておく(プログラムデザイン)?今日習ったことを使って見る。
 ★役割、テーマ、プロセスを事前に決められるのかがポイントだった。(できているところ、
   どうでないところの差が見えた) そもそも何をしたいのか?


発表
Aグループ 課題:感想、振り返り
  Good、モヤモヤ、改善点の観点で発表
→質問についてのフィードバックがほしかった!
Bグループ 課題:明日から前向きストレス解消法
→ネガティブな意見を出しきって、その中から「いまからできることは?」と考えるようにした。
Cグループ 課題:質問がうまくいくようになるためには?ポイント、コツ!
→相手の本質をつかむための質問が大事。引き出す、多様性がある。自己研鑽、観察力、
 スーパーバイザーをもつ。
Dグループ 課題:「何故、OQが必要なのか?」
→考えることが多かった。自由な発想、伝わった納得感、参加者の満足感
  なぜ?の質問を多用していたのに気付いた。モヤモヤ下気持ちの中から質問は出てくる。
  OQとCQ(クローズドクエスチョン)を使い分ける。相手との多様性を高めるためにも


トムさんへのフィードバック
・時間がおしていたけど、冷静に進めていた。
・見学してみていろいろなファシリテーションが見えた。
・テーマを決めずに話し合ってもできた→やり方によってかわる
・安心して取り組めた
・内容が多かった
・フレームの提供・説明がおおざっぱだった(ex.学生時代のフレーム)
・4人のワークがもったいなかった
・安全な場だった。 やりたいプログラムデザインが出来た。
OQとCQは人によって答えにくい時がある。(分け方に疑問)


アンケートからのフィードバック(抜粋)
・ファシリテーターのすすめ方が勉強になった
・OQを使ってみたいと思った
・実習中の話は盛り上がったが、オープンな質問のフィードバックの
 時間がほしかった。
・収束への持って いきかたがうまくいかなかった。
・テーマ、コンセプト、ゴールに向かっているツールだという意識が
 足らなかったからか、うまくいかなかった
・テーマを決めていなくても、15分でできるもんだ!
・至らないファシ(自分)次第で、変わるので面白い
・「わかっているつもり」と「できる」ということは、やっぱり違う
・目的と流れがちょっと不明瞭
                       etc.・・・