【第89回中国支部定例会】2013-08-25(土):ファシリテーションの可能性と失敗 〜やってみてわかった感じた壁と乗り越える方法を共有しよう〜中国支部

定例会の詳細

テーマ

ファシリテーションの可能性と失敗
〜やってみてわかった感じた壁と乗り越える方法を共有しよう〜

日時

2013年8月25日(土)13:00〜17:00

会場

広島工業大学広島校舎 301号室

ファシリテーター

だーさん(小田昌敬:FAJ中国支部)

参加者

11名(会員10名、非会員1名、担当含む)

内容

ファシリテーションには多くのその利点、魅力があり、会員の皆さんは
その可能性を感じていると思います。
ところが、実際に会社など自分が属している組織で実践しようと思うと様々な
壁にあたってしまうようです(少なくとも私は。。。。)

中国支部は、広島サロン時代から 「失敗熱烈大歓迎」をモットーに活動して
きましたが、会社などでは「失敗歓迎」というわけにはいきませんよね。

そこで今回は、現場でトライしている人たちの壁にあたった事例と改善策の
共有を図ってみたいと思います。また、これまでの経験から、ファシリテーション
を機能させるためには、共通の目標やあるべき姿が共有されていると、ぐっとう
まくいく可能性が高まると感じているので、実際に介護や看護の現場で使って
いる共有のプロセスも公開したいと思います。

  ・地域や会社などでファシリテーションを行ったことのある人
   (是非、成功事例や失敗事例を教えてください)
  ・地域や会社などでファシリテーションを活用したいと思っている方
など 経験のある人もない人も、是非お集まりいただき、 会員それぞれが属する組織でファシリテーションの可能性を素晴らしさを 多くの人が体験できる、そんなきっかけにしていきましょう

プログラム概要

13:00 クッシュボールを使った自己紹介
13:15 好きな人、嫌いな人をイメージして挨拶 どちらをイメージしたかを当てるクイズ
13:30 ファシリテーションが成功した参加者からの事例
・ PTAによる運動会の反省でKPTを活用
・ プロジェクトの進捗会議でホワイトボードを活用
・ 若手との懇談会で「今の気持ちを紙に書く」ことで色んな意見がでた
・ ITプロジェクトでアウトカムを共有、バッドニュースが出てきた
・ KPTやペイオフマトリクスを活用、自発的行動が芽生えた
13:45 失敗事例
・ 発言者差別(発言者の立場により受け止めが違う)
・ 社内でファシリテーションの導入を失敗すると、その後が続かなくなる
14:05 組織の成功循環 関係の質→思考の質→行動の質→結果の質→(関係の質に戻る)
   世代間ギャップ:第1世代、第2世代、第3世代
14:45 論点整理テンプレートを使用して「残業削減のあるべき姿」について考察
・ ミニマップでキーワード抽出
・ 文章化
・ あるチームは付箋を使って「視点の洗い出し」「連想を広げ」「関連付け」を行った
・ idea pod等の紹介

参加者の意見

・ MFの失敗談に共感した。
・ フィードバックのタイムがあってよかった。
・ 言いやすい雰囲気があって手を上げやすかった。
・ 言葉の捉え方に大きな違いがることに気づいた。
・ 問題解決を普段自分がどのようにしているのかわかった。
・ 関係性の重要性を再認識した。
・ 具体的・客観的に視点を移すことがよかった。
・ 論点整理のテンプレートの文章化のプロセスが良かった。
・ MFの冷静な対応が良かった。
・ 好きにやらせてもらえてよかった。
・ 論点に至るまでのプロセスデザインがしっかりしていて参考になった。
・ MFの具体例(F導入・進行・合意・行動)がわかりやすく熱意がとても伝わった。