【第91回中国支部定例会】2013-10-12(土):まだまだもっとファシリテーション!!創ろう「参加型の場」中国支部

定例会の詳細

テーマ

まだまだもっとファシリテーション!!創ろう「参加型の場」

日時

2013年10月12日(土)13:00〜17:00

会場

広島工業大学広島校舎 301号室

ファシリテーター

ちびまりさん(鈴木 まり子:FAJフェロー・災害復興支援室)

参加者

14名(会員10名、非会員4名、MFおよび担当含む)

内容

日本ファシリテーション協会に入会したし、基礎セミナーも受講したけど、会社ではあまり会議はないし、ファシリテーションを活かすチャンスが少ないなぁと思っていませんか?

 いやいや、ファシリテーションのスキルを「お互いを活かし合い、創造的な成果に結びつける」ためのスキルという視点で見れば、人が集って何かをしようとする場面でファシリテーションを活かせる場は「じぇじぇ」というほど周りにあるのではないでしょうか。 

今回の定例会では、広島こども財団で昨年度ファシリテーターとして関わったわがまち委員会の事例を紹介しながら、「まだまだもっとあるだろう」ファシリテーションを活かす場を、みなさんと一緒に探っていきたいと思います。 

プログラム概要

13:00 イントロダクション(ばいやん)
13:03 オリエンテーション:ちょいファシを増やそう
13:10 チェックイン:輪になって自己紹介「名前、今の気持ち、今日期待すること」
13:25 子育てするならわがまちでそうだったらいいな委員会の事例紹介
・ 座長、委員長を置かない委員会
・ ロの字の形にしない委員会
13:45 グループごとにわがまち委員会の質疑応答
14:00 ワーク1ちょいファシ体験:人を紹介する場面でファシを使ってみよう
・2人のペアでインタビュー
インタビューするときに「あなたの活動分野」「ファシリテーションが必要かもしれない場面はどんな時?」を含める。
・ 4〜6人のグループになってちょいファシを使って7分間の他己紹介
主役を紹介するファシリテートを心がける。
15:30 「ちょいファシをやってみて」の振り返り
15:50 休憩
16:00 「ちょいファシを探す」を話しあう2グループと「ちょいファシとは?」を話しあ
う1グループに分かれて話し合い。
グループ発表
16:53  MFへのフィードバック
・ ちょいファシをもう少し明確にしてもらえたらいい。(例を見せてもらえたら)
・ 時間調整と場の流れをちゃんと考えてくれていた。
・ 進め方が丁寧だった。自己紹介の前に「30秒考えましょう」が良かった。
・ 臨機応変なのがすごい。机や椅子をどんどん変えていって、動き回れて楽しかった。
・ わがまち委員会の質疑応答のプロセスの振り返りをもう少し丁寧にしたかった。
・ わがまち委員会の質疑応答はグループごとではなくて、全体でやって欲しかった。

参加者の意見

・ どこでもいつもでファシリテーションが活かせることが印象に残った。
・ 「ちょいファシ」の定義がだんだんわからなくなったが、最後にそれが出せてよかった。
・ 始まる前に「席は自由ですよ」と書かれているのを見つけてとてもホッとした。
・ 発言するときに「ウン、ウン」と頷いてくださる方がいて背中を押してもらえた、温かい場だと感じた。
・ 会議でなくても身近なところにファシを使える場はたくさんあることに気づけた。人を紹介するワーク、とても使えると思った。紹介した人に質問したくなるように促すことで、人と人をつなげることができたら素晴らしい。
・ 自分が参加者としてちょいファシに乗っかっていると感じたことが印象的だった。
・ 「楽しいな」とか「違和感あり」などを振り返りながらちょいファシの意味を考えることができたことが印象的だった。
・ どんな場面で使うかについてすごく新鮮な新たな場面が、そんなになかったことを確認できた。
・ ちょいファシ役をやってみて、ちびまりさんや金子さんのファシを見ているのと、実際にやるのは大きな違いだと思った。
・ ちょいファシの場面を考える中で、いつもファシリテーションを受けるだけでなく、自分が使ってみることもできるんだと感じた。
・ ファシリテート力を高めるためには、こうした会、場に参加し、ファシリテートに対する意識を維持、高めることが大切だと実感した。
・ ちびまりさんが、ていねいで、しかも場の流れをきちんと尊重してくださっているのが印象的だった。何より今日のテーマが良かった。
・ 「わがまち委員会」についてのレジュメがあればいい。
・ 日常的な物事を円滑にすすめるためには、どんな場面でもちょいファシのマインドを使うことができそうだ。
・ お菓子を休憩中に食べやすいようにおいてもらったら良かった。
・ 2人以上いればファシリテーションができることがわかった。
・ ちょいファシのフレーズが思い出しやすく記憶に残りやすい。
・ 夢財団のイメージ、存在がよくわからなかった。
・ ちょいファシという言葉が印象的。気負わずにファシリテーションに持ち込めたり、うまく出来るかどうか自信がない、相手に抵抗感があるときにさらっと使えそう。
・ ちょいファシの定義を考える時間があればいいなと思いつつ(時間はあったが)場面も知りたいと両方あったのだが、選択だったので悩んだ。
・ 「ちょいファシ」ってもっと考えてみたい。
・ 身近な題材で、当事者意識が持てる素晴らしいプログラムだった。見習いたい。