【第92回中国支部定例会】2013-11-16(土):メンバーの主体性を高める会議 〜MM法を使って〜中国支部

定例会の詳細

テーマ

まだまだもっとファシリテーション!!創ろう「参加型の場」

日時

2013年11月16日(土)13:00〜17:00

会場

広島工業大学広島校舎 301号室

ファシリテーター

ヤスロウさん(堀口さん:FAJ会員)

参加者

17名(会員13名、非会員4名、MFおよび担当含む)

内容

会議が成功したかどうかを見極める指標のひとつは、
「会議が終わった後、メンバーの主体性・やる気が増しているか?」が挙げられると思います。
「みんなでつくるミーティング法(Member oriented Meeting method)」を実際に体験しながら、
「今、現場で何が起きていて、それを解決する方法を主体的に考えていく」ことをしてみませんか?
簡単なルールで、テンポよく、短い時間で議題を次々と解決していきましょう。
「みんなが自分のために・・」という呼びかけにより、「やる気」が新しく生まれてくるチャンスが増えていきます。
なお、当日は「現場(会議)で起きている事情で、ファシリテーションを活用して「やってみたいこと」
はどんなことですか?」という問いをたてます。
あらかじめイメージしてご用意していただくとスムーズに進行できます。

*ここでの「やってみたい、解決したいこと」とは、

「○○が△△なので(できない、わかってもらえないから)、会議がうまく進行できない」
という理由(問題点)よりは、「□□があればもっとうまくいくけど、まだやったことがない、
モヤモヤしてどうやって解決したらいいのかがわからない」(課題)
をみんなで考えてみたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

プログラム概要

13:00 イントロダクション(もりちゃん)

13:05 オリエンテーション:今日のルール

13:10 アイスブレイク「今日、何の目的でここにきましたか?」

13:30 MM法の流れと進め方についての説明

13:50 MM法を実際に使ってみよう(4名×20分)

15:20 休憩

15:30 「スキル派」「マインド派」に分かれて深堀する

15:50 移動して他のチームの内容を確認(ワールドカフェ風)

16:05 元のチームに戻って整理

16:25 発表

16:50 振り返り

17:00 チェックアウト

上記をマンダラチャートを使って起承転結でスケジュールを表現

参加者の意見

良かったところ

・今どこにいるのかが、マンダラチャートから分かりやすかった
・課題設定、順番に時間を取り(約8分)、うまくいった島があった
・20分は妥当な時間だった
・壁に一斉に書いていくのは気分転換になった
・やる気を「スキル派」「マインド派」の二軸で捉える発想が面白かった

改善点

・「考え方」と「流れ」のインストをもう少し丁寧にするがあった
・「課題」を考える時間がもう少しほしかった(13分→25分くらい?)
・主体性とやる気の意味を統一すると良かった
・課題のMM法と、「やる気を出すには?」の問いにもう少し丁寧な
 つながりをもたせると良かった

総括

・思い通りにいかない部分のあったが、それがファシリテーターの役割だと
 再認識した。(これもアリよね?)
・介入しようと思った自分を抑える事が出来た(もし、そうしなくてもメンバーが
 何とかしてくれると思え、踏みとどまることが出来た)
・細かい点の優劣、好き嫌いはあったが、パワポをあえて使わず、紙芝居にして、
 全体像が見れるように出来たことはよかった。(ただし枚数が少し多かった)
・このプログラムデザインを何回もすることによる発見と、新しいものを見つけた
 高揚感(エクスタシー)に誘惑されて、全体像が見れなくなっていたことにも気づけた。
・改めて自己開示をどうやって起こし、行動変容につなげていくかの難しさを知った