2011-12-03(土) 第47回 FAJ北海道支部12月度定例会北海道支部

FAJ北海道支部のみなさん、こんにちは!

 

年末、師走の頃が近づきお忙しいでしょうか?
運営委員12月コーディネータのもっくんです。

12月定例会は、
「情報デザイン入門」(平凡社新書)の著者で北大 環境科学
院 上級コーディネーター 渡辺保史さんをお呼びし、
【「自分たち事」をつくるために
〜 情報デザインとファシリテーションの<あいだ>で〜】
と題して行います。
自分と身の回りのことの関係を理解するために必要なことを
考えて、組織やコミュニティで共有している「自分たち事」に
思いを巡らせてみませんか?

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特定非営利活動法人日本ファシリテーション協会(FAJ)
北海道支部12月度定例会(第47回)開催のご案内

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●テーマ:
「自分たち事」をつくるために
〜 情報デザインとファシリテーションの<あいだ>で〜

●内 容:
今回の定例会では、情報の組み合わせ方や並べ方を考えます。
そのために「もの」と「動き」、そして、関係性を見える化す
るワークを行っていきます。
まずは、立場の違う人に、レゴブロックを使って素材と組み
合わせ方を伝えることを試みます。
それを踏まえて、「場の在り方」や「手順の進め方」につい
て、手順の位置関係を理解することを目指しています。
実際に手を動かし、創造的な「ものづくり・ことづくり」を
する中で、取り囲んでいるものを再発見して、「自分たち事」
という共有感覚や当事者意識をつくり育てることにチャレンジ
してみませんか。


●日 時:
2011年12月3日(土)13:00〜17:00
(12:40受付開始)
★初めて定例会に参加される方・見学を希望される方へ
12:45から本協会と定例会への参加についてのオリエン
テーションを行います。
12:40までに会場へお越しください。
★早めにご来場された方は、会場設営などについて手伝いを
お願いします。

 また、9時から運営委員会(公開)を同じ場所で行います。
気軽に参加してみてください。
※ いつもより1時間早くなっています。


●場 所:
ちえりあ(札幌市生涯学習センター) 中研修室2
札幌市西区宮の沢1条1丁目1番10号(地下鉄宮の沢駅直結)
http://chieria.slp.or.jp/center_info/access.htm


●定 員:45名


●参 加 費:無料
(会員以外の方の参加は1回に限り可能です。
2回目以降は入会をお願いします。)


●参加申込み:11月20日の本告知から申込み可能となります。

●話題提供者:渡辺保史さん
(北海道大学 大学院地球環境科学研究院
上級コーディネーター)

<プロフィール>
1965年生まれ、函館市出身。弘前大学人文学部卒業。情報通
信専門紙の記者を経て、フリーランスのジャーナリスト兼プラ
ンナーとして活動。情報メディア技術と社会や個人の関係性に
ついての取材記事・論考を各誌に寄稿。ウェブ上の実験サイト
「センソリウム」(1996年〜)への参画を機に情報デザイン関
連の企画や調査、 制作に携わり、コミュニティやメディアに
関する先端研究プロジェクトに多数関わる。
1997年、家族とともに東京から函館へ転居し、情報デザイン
の発想による地域活動として参加型デザインによる都市環境地
図「ハコダテ・スローマップ」や、都市再生ワークショップ
「ハコダテ・スミカプロジェクト」などを手がける。
著書には『情報デザイン入門』(平凡社新書)など。
2008年、北海道大学科学技術コミュニケーター養成ユニット
(CoSTEP)特任准教授に着任し、対話の場の創造や広報メディ
ア企画制作などの実践的教育プログラムに従事。
2011年より現職。

*「お題」に込めた想いについて(渡辺保史さんより)
1990年代半ばから、ぼくは情報デザインという分野で主に仕
事をしていました。情報デザインとは、人間とモノや環境との
関係性にかたちを与える方法論で、生活の中にあふれる無数の
情報をわかりやすく提示する手法や考え方のことを言います。
情報デザインという言葉には、デジタルなニュアンスがしま
すが、ぼく自身は人間の対話や協働を支援するフィジカルな技
術として捉えています。そして、様々なプロジェクトに関わっ
ていく中で、情報デザインの営みとワークショップやファシリ
テーションには、本質的に切り離せない結びつきを感じてきま
した。たとえば、情報デザインのプロジェクトでは、ユーザー
の立場を理解して、ユーザーを巻き込むことが成否を握ります。
そのために多様な人々の対話や参加、体験を可能にする方法が
不可欠です。一方、ワークショップ過程をその場で可視化して
いくことは、デザインの営みそのものですし、場やプログラム
を「デザイン」するという言葉は、まさにファシリテーション
との結びつきを示唆しているといえるでしょう。
今回のFAJ定例会では、情報デザインで培われた対話や参加、
あるいは構造化や可視化について体感しながら、「自分たち事」
という共有感覚や当事者意識をつくり育てていくことについて、
みなさんと考えたいと思っています。

 

●泡の会:
17:30〜@「いろはにほへと」宮の沢店
北海道札幌市西区発寒6条9丁目 ペルル宮の沢2F
http://www.umai-iroha.jp/shop/shop466.html
会費3000円(飲み放題)
泡の会のみの参加も大歓迎です。

※泡の会は定例会申し込みフォームにて出欠のご記入をお願いします。
当日、休憩時間前後に再確認を取りますが、
以降のドタキャンはご容赦ください。