2015-10-03(土) 第90回 FAJ北海道支部10月度定例会北海道支部

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 特定非営利活動法人日本ファシリテーション協会(FAJ)
 北海道支部 2015年10月度定例会(第90回)開催のご案内
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■テーマ : 「 グループの中での自分の活かし方を探る 」

■日 時 : 2015年10月3日(土)13:00〜17:00(12:40受付開始)

■会 場 : ちえりあ(札幌市生涯学習センター)2階「中研修室2」
        札幌市西区宮の沢1条1丁目1番10号
  地下鉄東西線「宮の沢」駅直結(少し歩きます)
http://chieria.slp.or.jp/center_info/access.htm
■話題提供者 : 小山田 奈央さん【クレセント・ワークス代表】
        (プロフィールなどはcrescent-works.comをご覧ください)
■小山田さんからのメッセージ

グループで様々な取り組みを行う際、
そこには、様々な「役割」が存在することを私たちは知っています。
「役割」は不可欠ですが、他から任命されたり期待されたりすること
も多く、そもそもその役割ってなんだろう?ということについては
意外と考える機会が少ないかも知れません。

「役割」をよくよく眺める時、
そこには、目指す意図と、与える影響とがあることに気づきます。
「何を意図してどのように働きかけ、結果どのような影響が生じた
のか」と言い換えることもできます。それは、その役割の担い手の
意志やひととなりとも関わることなので、結局は「わたしはこの
グループにどう働きかけたいのか、どのようなメンバーでありたい
のか」ということに結びついてきます。

今回、私がお声かけいただき参加するFAJ定例会では、
この「役割」について、体験的に理解するきっかけをくれる
ラボラトリーメソッドの実習を実施したいと思っています。

わたし自身は、日本で唯一、ラボラトリーメソッドを取り扱う
人々が集まる南山大学(名古屋)でトレーニングを受け、
フリーランスファシリテーター・人間関係トレーニング
トレーナーとして10年ほど活動を続けています。

普段は、福祉や教育、市民活動の領域を対象とすることが
多いのですが、今回はちょっと違う領域や観点から
『ファシリテーション』に関心をお持ちの皆さんと時間を
ご一緒できること、とても楽しみにしています。

3時間半という、ラボラトリーメソッドとしては、
とても短い時間ではありますが、
何が起きるか一緒に眺めてみましょう。
当日、皆様にお会いできるのを楽しみにしています。

■コーディネーター : みー(三上真広)、あまね(橋本あまね)

■定 員 : 45名

■参加費 : 無料
★FAJ会員以外の方は、1回に限り参加可能です。
2回目以降参加希望の場合は、入会をお願いします。
■申込締切 : 2015年9月30日(水)21:00
★定員に達しますと申込フォームが自動的に閉じられます。
お早めにお申込みください。
★運営委員・アソシエイツの方も、必ず登録願います。
■泡の会(=定例会後の楽しい懇親会)
・会 場 : 「いろはにほへと」宮の沢店
      北海道札幌市西区発寒6条9丁目ペルル宮の沢2F
      http://www.umai-iroha.jp/shop/shop466.html
・時 間 : 17:30〜
・会 費 : 3,000円(飲み放題)〜泡の会のみの参加も大歓迎〜
  ★泡の会申込方法:定例会申込フォームにて出欠回答願います。
   当日休憩時間に最終参加確認をします。
   会場予約の関係上、最終確認以降のキャンセルはご遠慮願います
■運営委員会 : 当日10:00から運営委員会(公開)を同じ場所で開催します。
         FAJ会員の方は見学ができます、お気軽に顔を出してください。
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 話題提供者プロフィール(ホームページより)
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小山田 奈央(おやまだ なお)

北海道岩見沢生まれ 名古屋市在住
北海道教育大学札幌校 養護学校教員養成課程卒業
北海道大学大学院教育学研究科 専攻は社会教育
南山大学大学院人間文化研究科 研修生として
約10年故・山口眞人教授に師事

2006年より「クレセント・ワークス」の屋号で、
フリーランスファシリテーター/人間関係トレーニングトレーナーとして
活動しています。
主な活動エリアは、東海、北海道です。時々、日本国外にいます。

ラボラトリーメソッドは、第二次世界大戦後のアメリカで、
人々の多様性を保証しつつ互いの違いの間に創られていく地域を支える
コミュニティーワーカーを育成するための方法として発見・発展され
現在に至る、成人教育の一領域です。
グループダイナミクスの祖クルト・レヴィンの存在に端を発するこの分野は、
人間関係トレーニングとも言われますが、人々の多様性と共同体形成に
携わるチェンジエージェントを育てる、という観点から見ると、
現代におけるファシリテーター育成の原点とも言われています。