2009年度10月度 定例会『合宿』報告北海道支部

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特定非営利活動法人日本ファシリテーション協会(FAJ)
北海道支部10月度定例会(第23回)『合宿』 報告
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● 日 時:
2009年10月3日(土)13:00から 10月4日(日)12:00まで

※部分的な参加(初日のみ参加、泡の会から参加、
二日目からの参加等)もO.K.

● 場 所:
産業技術教育訓練センター
札幌市中央区円山西町6丁目4番51号

● 参加費: 
8,500円(宿泊費、現地食費・泡の会込み)
※一部参加の場合は、実費にて。
※募集締め切り後のキャンセルおよび一部取り消しの場合でも、
参加費を徴収。

● その他
① 募集締切後、各参加者のみなさまへ「合宿のしおり」をお申込みいただいた
メールアドレス宛てにご送付。事前に内容をよくお読みの上、ご参加いただく。
② 今回は、「チーム編成」(1チーム4〜5名)を予め行い(合宿実行委員
にてランダムに編成)、同一チーム同士で事前にコミュニケーションをとりながら
参加をお願いした。

● 参加者:総参加者数 33名 (※ うち非会員 2名)
@初日ワーク=29名
@泡      =27名
@宿泊(男性)=16名
@宿泊(女性)=6名
@2日目ワーク=23名
(東京支部・広島スクエアからもご参加いただきました。)

● 話題提供者: ファシ道耕し隊(合宿実行委員6名)
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FAJ北海道支部 合宿実行委員
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津村(のり)、丸山(オージー)、平尾(グラ坊)、高田(たろー)、
高橋(ひろ)、塩山(りの)

●コーディネータ : さくら

●コンセプト : 「ファシ道」×「ファシ友」= ∞(無限大)

   ・とことん深く耕そう、ファシリテーターの技      ... ファシ道
・しっかり種を蒔き、大きく育てようファシリテーターの輪... ファシ友
・豊作間違いなし!スイッチを入れるのはあなた自身!! ... ∞(無限大)


●テーマ   : 「チームもプロセスも一緒に創り上げる!!」

『チームとプロセスを創り上げる』...
そのアイデアは、合宿委員会後の振り返りで生まれました。

試行錯誤を重ね、何とかコンセプトについては練り上げましたが、
ワークの具体化に苦戦していました...。

「大変だけど、たった2日しか会っていないのにこんなに濃い議論が
出来て、凄く良いチームですね♪」と、合宿委員の紅一点りのちゃんが
ウーロン茶をすすりながら一言。

「でもワーク作るって、難しいですねー。そもそも教えられる事なんて
持ってないし。」と、煙草をくわえるヒロさん。

「いや、教えるなんて考えない方が良いよ。そもそも『相互に学び合う』
のがFAJの考え方だから。」と、焼酎お湯割り片手に、りのちゃんの隣に
座れてすっかりゴキゲンだが、決めるところはビシッと決める白方さん。

「いやー、この試行錯誤のプロセス自体が凄く勉強になりますよ!まだ
ワーク出来ていないけど、絶対良いもの作れますよ、このチームなら!!」
大好きな卵焼きをほうばりながら、居酒屋でも熱く語るオージー。

「僕達が今経験していることを、そのまま体感して貰えるのが理想だよね。」
普段無口なグラボーが「深ぃ〜」一言。

ということで、体感して頂きます!!「Hotなチーム」と「Coolなプロセス」創り。
「生みの苦しみ」と、「達成の喜び」。

大自然(絶景ですよ♪)を感じたり、いつもと違う泡の会、会員相互の
深いネットワーク作りなどなど、イベント盛りだくさんです。

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FAJ北海道支部に、
みんなが熱くつながる秋がやってくる!
北海道支部発足以来の初イベント。ついに開催!!


【THE 合宿!!!】

こんなに楽しく、
こんなに熱く、
こんなに真剣に、
こんなに素晴らしいFAJ仲間と、
特別な時間とステージの中で、話す・体験する・寝食を共にする!!
大いなる時間の中で、日常では出来得ないことを共有する!!
本音で語る「朝まで泡の会」は、大人の修学旅行だ!!

そこであなたはきっと新しいあなたに出会うだろう。
そこであなたはきっと素晴らしい友と感動に出会うだろう。

この合宿は来年のイベント、再来年のフォーラム@北海道(仮称)と続く、
三部作のプロローグ。
強固なチームを創り上げる!!

あなたもこの北海道支部の物語の始まりを一緒に創りませんか。

全国のFAJ諸氏の方々!!
皆さんの素晴らしいDNAも北海道支部に移植してください。
10月の北海道は、紅葉美しい秋!鮭が川に帰る味覚の秋!!
ぜひ、一緒に極上の時を過ごしましょう!!

さあ、みなさん!スケジュール帳を開いて!!
日にちを押さえてくださいね!!
日帰りもWelcomeですが、可能な方は是非2日間通じて参加してください!

●内容

【受付】12:40〜

【オープニング】13:00〜 (さくら)
■支部長挨拶(白方)
■実行委員長挨拶(津村)
■合宿全体スケジュールの案内(津村)

【自然系ワーク】13:15〜 (岡山)
■テーマ・・「今、ここの話をする。
今、ここで話をする。
今、ここで、この話をする?」

*チーム単位に自然散策をする。13:20〜 60min
いつもは感じられない(感じない)ものを見、聞くこと。
→「効率重視」になりがちのファシリテーションへのアンチテーゼ。

*会議室に戻り振り返り。 14:20〜 30min
個人で(5min)、2人で(5min)、4人で(5min)、全体で(5min)
チームでの状態を表現する(10min)=A3用紙に描く。



【ワーク1】15:00〜 (ひろ・たろー)
■ワークのプログラムを作る!(出来上がりは翌日9:00まで)
*事前に組まれたチームで、翌日に実際に行うワークのプログラムを作る。
*アウトプットは、?進行表(定例会を想定した3〜4時間程度のもの)
?告知用ポスター
*16:10〜、中間振り返り。現在のチームの状態確認。
*17:25〜、ワーク1振り返り。
・ワークのプログラムができていないチームは、
明日までの時間をどう使うか?現在のチームの状態確認。
・翌日9:00までにポスターを仕上げる。



【初日全体振り返り】17:40〜 (のり)
■初日の振り返りを全体で行う。
*初日で帰る人もいることなどで、全体でのシェア行う。
*場の設定は、ワークの状態そのままで。
*各チームのプログラムの内容を共有。
*各チームの現在のチーム状態を共有。(事前段階からの変化を含めて)
*初日で帰る人に振り返り(感想)を聞く。

【偏愛マップ作成】18:05〜 (オージー)
■「偏愛=こよなく愛するもの」を、自己紹介ツールとして、
マインドマップ作成のイメージで各自A4厚紙に描く。
*ひな形を事前に作成(オージー)
*マインドマップの活用作成イメージを説明。(くぼちゃん)
*泡会に持参する。

【事務連絡】18:30〜 (オージー)
■明日のスケジュール、風呂、泡の会、朝食等について連絡。
*泡前に帰る人は、偏愛マップ作成後に解散。

【送迎バス到着】18:40〜
■無料送迎バスにて泡会場へ移動。
*普通に大きなバスで、暗く狭い道にもかかわらず民家の間を、
ぐるぐる移動する運転手さんの鮮やかな運転技術に、
車内では一同歓声と拍手喝采。

【泡の会】19:00〜 (たろー)
■炭火焼き 我夢主(がむず)にて
*偏愛マップを活用して自己紹介。(ランダム、チームシャッフル)
*他支部紹介コーナー。
*この場の会話を大切に。

【宿到着後】21:30〜
■フリータイム
*話したい人は話、飲みたい人は飲み、ワーク作りたい人は作り、
寝たい人は寝る。

【2日目:起床・朝食】7:30〜8:00 /朝食は研修所食堂で用意していただく。


【ワーク検討】8:00〜  (オージー)
■昨日からのワークの仕上げ。
*模造紙1枚にポスターを仕上げる。
*今のチームの状態を確認。

【ワーク振り返り】8:30〜  (オージー・たろー)
*タックマン・モデルの紹介
*自分たちのチームはどのような経過を経て今、どこにいるかを討議
*討議結果共有

【ワークプログラム選抜投票】8:50〜 (オージー)
■各チームで昨日から作成のプログラムの中から、
実際に行うものを一つだけ選出する。
*3つ程度の基準(参考程度)に基づき、一人5枚のシールにて投票。
*集計・発表・実行するワークの決定。



【選抜ワーク実施体験】9:25〜 (オージー)
■ワーク体験
■ワーク振り返り
*参加者チームからの感想、フィードバック
*運営者チームの感想、成功点、反省点

【最終全体振り返り】10:40〜 (たろー)
■色紙ぐるぐる(机移動・椅子サークル状に)
*全 員で輪になり、偏愛マップ厚紙裏にそれぞれ一言書き添える。
*一周して、全員のコメント満載のマップが戻ってくる。(宝物に!)
■振り返り挙手・発表
*例)自分では気付かなかったフィードバックがあった人!
ズバリ!自分にとって今の課題を指摘された人!
思わず泣き出しそうになったフィードバックがあった人!
思わず吹き出しちゃったフィードバックがあった人!
■合宿実行委員全員から参加の皆さんへのメッセージ!

■連絡事項等
■アンケート記載



===【終了・解散】12:00=== 



◆参加者アンケート抜粋◆

Q:G1: コンセプト「ファシ道×ファシ友=∞」を実感することができましたか?

*予想以上の満足。FAJ仲間の能力∞を実感。
*また北海道に遊びに行きたい。会いたいファシ友たいっぱいできました!
2日間一緒のチームは、運命共同体に感じてます!
*はい!合宿の濃い密な時間の中で、全員が溶ける瞬間を感じることができた。
*本当に∞を実感することができました。パラダイムシフトがおこりました。
*素晴らしい合宿だった。感謝!
*「道」=TAOは北海「道」でこそ突き詰めたらよい。
*十分に実感することができた!団結・顔合わせなど、今後のイベントに向けて、
下地ができたのではないでしょうか!?

Q:G2: テーマ「チームもプロセスも一緒に創りあげる!」において、
ご自身はチームやプロセスを創り上げることはできましたか? 

*ダイナミックなうねりの中で、創り上げられました。感激です。
*チームやプロセスも創れたと思います。混乱したことがチームを強くしました。
*予想していたより短い時間だったので、びっくり。その中で最大限の
パフォーマンスを出し、納期に間に合わせることのむずかしさを感じました。
もっと練り上げたい。
*チームが自然にできていき、不思議な感覚です。とても楽しかったです。
*プロセスをあいまいなまま進めたため、メンバーで共有できなくで迷走しました。
夜、早朝ワークでなんとか創りあげました。改めて、チームビルディング・
目標共有・ファシリテーターの進行の重要性を感じています。
*MLで、自己紹介から始めた点が良かったです。それが功を奏して、
チームビルディングがしっかりできたと思います。

1:定例会に参加して「実践」に結び付けられるような気づきがありましたか?

*「今」を感じるということ。今ここで起こっていることだけを考えればいいということ。
*「見なくてよいものを見てる」が、そのまま気づきでした。
*一泊することでいろいろと違うものが見えました。
*迷ったり行き詰まったら、目的に戻ればよいということ。
*すべてのワーク・プログラムが使える。
*混乱:混迷:混沌を経ていかないとより良いものは生まれない!
*[目標の設定」のチーム共有をしっかりやること。

2:今日の学びをあなたの「実践」にどう生かしますか?

*その場で起きていることを受け入れる。
*もっと自然に触れ合おうと思います。
*もっと素直にシンプルな「F」に挑戦します。
*毎回定例会でやったことは会社で使っています。ありがたいです。
*プロセスを確認しながら進める。FGの色使いやイラストの工夫。
合宿の運営について。
*自然のワークは普段できなかったので、今回初めて気付いたことが
多々ありました。具体的にどうやってはイメージできないのですが、
必ず活かしてみます、Try!
*研修を企画する際に活かしていきたいと思います。

3:本日の合宿に際し、運営や進行、会場や食事や泡、プログラム等について
ご意見ご感想をお願いします。今後のより良い合宿等のために蓄積して
まいります。また、実施してみたいワーク等がありましたらお書きください。

*本当にお疲れ様でした。流れ・運営・素晴らしかったです。
準備担当された合宿委員の民様、本当にお疲れ様でした。
*運営は素晴らしかった。場所は最高でした。夕食は、多少高くても
もう少し食べたかった。
*プログラムは少し詰め込みすぎ?と思いましたが、良かったです。
*ワークを考えるワークは、合宿ということで、もっとじっくり時間が欲しかったのが
正直な感想。普段やらないダイアローグなどで時間をかけてやりたかった。
*夜の部も泡の会も超楽しかったです。これが合宿の良さですね。
*本当に初めてだったんですか?と思いたくなるくらい、すごく緻密に練られていた
ことを感じています。食べ物もおいしかったです。
*リーズナブルな会費で、中身の濃い例会合宿でした。
*いろいろ我点がいかない時でも、まず人のいうことをやってみることが
大事と思いました。その後に気付きや我点がいくこともあるんだなーとつくづく
感じました。ちょっと「わく」が広がった感じがします、ありがとうございました。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ご協力ありがとうございました。<(_ _)>〜〜



◆話題提供者(合宿実行委員会メンバー)の感想◆


★のり(実行委員長)
北海道での初めての"THA(さぁ)合宿"、
本当に得がたい経験でした。
これもひとえに実行委員の皆さんの賜物です。好きです!!
また来年も・・・。

★たろー
2月イベントに向けて、
・課題?
運営委員の巻き込み(or HELP)の遅れ。
・課題?
Face to FaceのMeetingの足りなさ
→ちょー助の限界
⇒Meetingの曜日・時間を固定化しては?
皆さん好きです♪

★ひろ
辛らく、楽しく、充実した日々でした。
でも、やっぱりチャレンジして良かったです。

★グラぼー
とことん話し合い、一つにつながる
本当にすごい場に入れたことが、
貴重な体験となることができました。

★りの
やってよかった。今となっては一番辛かった時が
一番ほこりになった。
合宿委員でとことんトライ&エラーしたことが
合宿委員のアイデアにつながった。
『好きですフィードバック』

★オージー
合宿チームとして、合宿イベントを創り上げる三カ月間に及ぶ
『チームビルディング』。そして、ファシリテーションの実践。
イベントを創り上げる活動が、まさに、
『ファシリテーションを学んで活かせる"現場"でした』
FAJ チーム北海道の輝きを沢山感じました。

〜〜〜〜〜〜〜Thank you!!See you again!!(@^^)/~~~


以上