2009年度6月度 定例会報告「たっぷりのスペースでオープンスペーステクノロジー(OST)を体験しよう!」北海道支部

FAJ北海道支部 2009年6月度 定例会(第19回) 報告

●日  時
平成21年6月6日 13:00〜17:00

●会  場
札幌市教育文化会館 研修室305(3階)
札幌市中央区北1条西13丁目

●参  加
50名(内 非会員4名)

●話題提供者
OST☆シスターズ(岡山さん・杉村さん・とこさん)

●コーディネータ
三神

●テーマ
「たっぷりのスペースでオープンスペーステクノロジー(OST)を体験しよう!」

〜初心者からベテランまで大勢で集まり、広い空間でOSTを使い
ファシリテーションを共有しよう〜
ファシリテーションについての疑問、応用例、学び方などを題材に、
OSTにおける行動の4つの原理と1つの法則を学びながら、
広くリラックスした空間における問題共有と解決を体験します。


●内  容

【受 付】12:40〜
◆運営委員受付。

【開 会】13:00〜
◆支部長あいさつ(白方)
・本日のご案内・説明、話題提供者紹介の後、10月合宿の告知など。
◆全国フォーラム参加者からの報告(参加者全員)
◆OST説明(岡山)

【アイスブレイク】13:30〜(杉村)
◆「フルーツバスケット」

【OST準備】13:40〜(岡山・田中・杉村)
◆テーマ出し〜マーケットプレイス
「ファシリテーションについて大いに知り合おう」という大テーマのもとに
やや絞り込んだテーマを自主的に出してもらい、タイムスケジュールと合わせて
セッションの空欄を埋めていく作業。(雰囲気作りでBGMもかけながら)

【1st.セッション】14:00〜
テーマ出し・マーケットプレイスで出てきた題材について、会場内8ケ所に
分かれてセッション。バンブルビー・バタフライな人も歓迎。

<休憩>
※泡の会、人数確認
※質問ポスト

【2nd.セッション】15:05〜
1st.セッションから継続するもよし、新しいテーマを立てるもよし。

【全体振り返り】16:00〜(田中)
◆テーマ別振り返り(有志発表)
◆個別振り返り(全員)

【閉 会】16:45〜(白方)
◆連絡事項・アンケートお願い・
分科会(ファシグラボ・アイスブレイク部・クラブ丹頂)の紹介など
◆原状復帰

【参加者アンケート】(抜粋)
1.実践に結びつけられるような気付きがありましたか?
○OSTの全体像が理解できた
○最初はこんなにゆるくていいのかと思ったが、
逆に新たな発想が生まれすごく良かった。
○会議で発言しなければ出席する意味がないと思っていたが
そうとも限らないことを学んだ。
○途中から場の温度が高まってくるのを感じた。
○ファシリテーターは人間力が必要。
2.今日の学びをあなたの実践にどう活かしますか?
○「選ぶ」「決める」が自己責任になっているところがOSTのポイントなのでは。
これは全てに活かせると思うのでありとあらゆる場面で使ってみたい。
○何が起ころうとも起こるべきことが起きるという感覚を大切にしたい。
○大きなテーマを掲げる時に効果的なので、そういう時に活用できれば。
○社内イベントでOSTのエッセンスを入れて「主体的参加」を活かしたい。
○人間性がベースだと思った。日常を大切にしたい。
3.ご意見・ご要望等
○時間的余裕があり良かった。
○対立構造のドロドロしたやつもやりたい。
○AI、フューチャーサーチ、ジネレーティブ・ダイアログについても取り組みたい。

○次回OSTがあった時はもっと「動き」たい。
○中にいるとわからないことが多いので、外からの刺激を受けたい。

【話題提供者コメント】
◆昨年に続いて2回目のOSTでした。今回はアイスブレークを
工夫したり、会場設営を少し凝ってみたりしました。
人数も50人近くと多く、場のエネルギーをたくさん感じることが
できました。なによりも参加した皆さんの楽しそうな様子が
とても嬉しく、やったかいがあったなと思います。(O担当:岡山)
◆OSTではトピック出しのためにラウンドの中に入ってこなければならず、
大勢が見ている中では抵抗感があるもの。その空気を少しでも和らげて、
入りやすくすることを意図してフルーツバスケットを行ってみた。
走るなっていってもみんな結構真剣に走っていた〜大人なのに(笑)
アイスブレイク終了後は参加者としてワークに参加。なんてポジティブな空気!
笑いがあちこちで聞かれ、時にはウェ〜ブがおこり・・!OSTの力を
見たように思いました。こんな会議が展開できたらみんなが参加している
実感を持つことができるのだろうな。またまた、感じることの多かった
話題提供者でした。(S担当:すぎ)
◆去年のOSTで、理論・・・わかる、動き・・・できる・・・
しかし!納得できないモヤモヤした気分を抱えながらの
今回となりました。それなりに勉強もしましたが、
なにより参加者の皆さんのパワーと行動に圧倒され実践の
ヒントを得た気がしました。ありがとうございます。
スッキリしました!(T担当:TOKO)


(原稿、以上)