2010年度3月度 定例会報告「ファシリタティブにビジネスプランを立てよう」北海道支部

FAJ 北海道支部2010 年3 月度定例会報告

●日時2010 年3 月6 日(土) 13:00〜17:00
●場所ちえりあ(札幌市生涯学習センター)
札幌市西区宮の沢1条1丁目1番10号
●参加44 名(内非会員6 名)
●話題提供者太田明子さん、白方通(FAJ 北海道支部会員)
コーディネーター三神英彦
●テーマ「ファシリタティブにビジネスプランを立てよう」
〜コミュニティビジネス(CB)、ソーシャルビジネス(SB)編〜

【受付開始】12:30〜(アメによるグループ分け)

【開会】13:00〜
◆支部長挨拶(白方さん)
〜本日の案内・説明・話題提供者の紹介
◆自己紹介、アイスブレイク
一人1 分、自己紹介に加えて「今までとても便利だと思った事や物」
◆レクチャー・パート
太田さん自己紹介
マーケティングコンセプトの変遷
CB ・SB とは
取り組み事例、円山動物園など紹介
◆全体ワーク「こうだったらいいもの」「こんなの欲しいと思うもの」
アイスブレイク時の話も混ぜながら、ポストイットも紙も自由に使いながら
「消費者感覚で」多数出してもらう
「○○が○○時に○○な商品(サービス)」
のフォーマットにしてA4 に整理、各グループ3 つ選んで発表、前に張り出してもらう
◆ グループワーク① ニーズ抽出→ビジネスモデル模索のきっかけ
貼りだした紙から興味あるものを選択、選んだもの同士で新たなグループ
そのアイディアの背景・顧客イメージ・顧客目線での価値など、深掘りして議論

【休憩】14:50〜15:00
◆ グループワーク② ビジネスプラン作成
会社名・事業内容・顧客イメージなど書き込み、
「ビジネスになり得るか、ボランティアになるのか」今度は起業家の目で
ワーク①のアウトプットを詰めていき、プレゼンテーションの準備をする
◆ プレゼンテーション成果発表
ワーク②の準備を基に、プレゼンターは「起業家の立場で」プレゼンテーション
リスナーは「投資家の立場で」プレゼンを評価、投資したいと思うものに
(25 点25 点50 点100 点)のポイントをポストイットでつけていく
→投票
→プレゼン振り返り(好きなこと・できること・すべきことの相違も話しながら)
◆全体の振り返り・質疑応答

【閉会16:40〜 (白方さん)】
本日の定例会の振り返りとアンケートの記載依頼。各部の報告・連絡

【話題提供者太田明子さんからのコメント】
振り返ってみると、当日はもちろんですが
事前の打ち合わせで段々構成が組みあがって
ゆく作業がとても面白かったと思います。
今後も超前向きなFAJの盛会をお祈りしております。取り急ぎ御礼まで

【話題提供者白方通からのコメント】
本当にお楽しみ様でした。
プログラムを作るプロセスが楽しいですね。
当日は、ほとんどアドリブですから。
それも、太田さんだから出来たのですが。
僕は、はなっから大丈夫だと思ってましたよ。
アンケート結果も好評でよかったですね。

【参加者アンケート(抜粋)】
○立場を変えて考えることで、計画を立てやすい考えやすいということを体験できた
○個々の欲求から考えるワークだったのでゴールがイメージしやすかった。ワクワクした
○町づくり総合計画にCB やSB を導入することを大切だと感じた
○ 経営者・主催者の立場に立って考えてみることの重要性を感じた
○ これから「視点を変える」ことを意識してみようと思う
○ 他支部から来られた方が「ただ者ではない」雰囲気だった
○ 「事業ではなく人に投資する」という太田さんの言葉が印象に残った
○ 「起業する」ことを考えたことがなかったので新鮮だった
○ 事業は思いだけでなく、しっかりした計画が必要だと学んだ
○ 話に出てきた4C ・4P なども考えて、日常に活かしていきたい
○ 「投資家の視点」をやってみたのが新鮮だった
○ 「話にのっかる、否定しない」がうまくいき、ワークがうまくまとまった
○ 普段利用しているサービス・商品にもう少し親近感を持って接してみようと思う
○ 「やりたいこ事できる事すべき事」を日々探し続ける
○ パワーポイントの画面、遠くて見づらかったので紙でも用意して欲しい
○ 思いつくのも大変だけどそれを形にしていくのは本当に大変、でも面白かった
○ 思いや熱意があればファシリテータ不在でも物事が決まっていくのだと思った