2010年度4月度 定例会報告「実践で使ってみようファシリテーションの道具」北海道支部

2010年4月度定例会報告


テーマ:「実践で使ってみようファシリテーションの道具」
〜忘れがちなファシリテーションの基礎のオサライ編〜


参加人数:会員36名+非会員8名=44名


〈当日の流れ〉
・支部長挨拶と安全な場の確認
・話題提供者挨拶、スケジュール説明
・アイスブレイク
「小学生の頃何が得意だったか、それは今と違ってているかについて自己紹介を
兼ねて話し合う」

ワーク①(13:15〜14:45)
・6年生の学級会で、今度の学芸会のクラス発表を何にしたらいいか

《参加者を2組に分け、クラス替え直後の6年生の学級会をイメージ》
各クラスで議長・副議長・書記を選出後、学級会を進行し何をするかを決定する
各自が、小学6年生に戻り当時の学級会を思い出し参加する。

・各グループ内での振り返り
・グループ毎に全体発表


《感想》
「議長の役割りについて再確認できた。」
「6年生の学級会の再現という設定に対して、小学6年生と大人の立場での発言が混在していた」


休憩(14:45〜14:55)


ワーク②
・『ファシリテーションフォーラム2011 in 北海道』のコンセプトを考えよう
〜考えるとき、ファシリテーションの基本に立ち返っていろいろ準備しよう〜
・ファシリテーションの基本的な道具の紹介(配置・時間配分・役割再確認)
・テーマに合った道具を選択し使ってみる

・各グループ3分でワークの内容・感想を発表
・全体の振り返りでワークを終了


〈話題提供者のコメント〉
とこ
09年度秋合宿の成果物を具体化したワークをしました。2 ワーク構成として、前半の学級会形式は戸惑った方もいらっしゃったみたいですが、意図に近く「してやったり」でした。後半のワークショップ形式の構造化・収束の道具使いは「タイムキープの大切さ」という気付きも得ることが出来ました。肝心の「道具」の説明に時間が割けず、今後、ブラッシュアップとリベンジを期しています。ありがとうございました。

みかみん
「全体でひとつ」か「6〜9 のシマに分かれて」というのが定例会のパターンになりつつあるなかで、前半ワークで「背中合わせ2 クラス」という形態は単に新鮮だっただけではなくいろいろな気づきを提供者側に与えてくれました。
ありがとうございます。


〈アンケート結果の一部〉
・ゴール、タイムスケジュール、グランドルールを決めて進めることの大切さを実感
・議論の過程で、ファシリテーションと一般的なものとの違いが明確になった
・多様な立場の方々の考え方が面白かった。また、人の感情面に配慮する事の重要性に改めて気付いた。
・ワーク?は、小学6年生という設定でしたが、何歳になってもどんな職場でも当てはまる内容のものだったので、これからの実践に活かしていけると思う。