2011年11月度 定例会報告 ゲームで体験「チームビルディング」北海道支部

平成23年12月5日

FAJ北海道支部 2011年11月度「第46回定例会」報告

<概要>
(1)開催日時 / 2011年11月5日(土)13:00.〜17:00
(2)開催場所 / ポルト601会議室(北翔大学 北方圏学術情報センター)
(3)参加者数 / 33名(会員27名+非会員6名)
(4)話題提供者 / ジローさん(庄野二郎)、カズさん(中一也)、とこさん(田中敏彦)
※FAJ会員(北海道支部)
(5)コーディネーター / Tsume(橋詰敦樹)、カズさん
(6)テーマ /ゲームで体験「チームビルディング」
(7)報告書文責 / Tsume 

<開催主旨・概要〜案内文より〜>
11月のテーマは、『チームビルディング』。しばしば耳にする言葉ですけど、ピンと来ない方もいらっしゃるかと思います。今回はゲームを通じて、「チームができていく」ことを、楽しく体験していただきます。
最初は、お互い知らないもの同士が集まった『集団』が、目的を持った『グループ』へと発展し、やがては、メンバー同士の相乗効果が発揮される『チーム』へと進化していきます。そんなチームビルディングの過程で起きる様々な事をゲームによって体験しましょう。
今回の定例会では、ワークをふんだんに取り入れ、リラックスしたなかで「楽しく」学んでいきます。参加される皆さんは肩の凝ることはありません、でも場合によっては『脳』にたっぷりと汗が・・・・。とにかく楽しく、皆さんのチャレンジをお待ちしております。

<内容>
(1)オリエンテーション
今回から開会20分前から見学者・初回参加者対象に、オリエンテーションヲ開催することが決定、副支部長のフーミンが担当した。参加者からは定例会中のワークへ抵抗感なく参加でき良かった、との声が聞かれた。
(2)席決め
5〜6名/1テーブルとし、最後までそのままの席とした。アメを使うが、初参加者が固まらず各テーブルに散らばるように留意した。
(3)開催挨拶 / 13:00〜
副支部長フーミンより(支部長さくら欠席のため)。本日の案内、「安全・安心の場」についてのお願い等。
(4)アイスブレイク「足し算自己紹介」 / 13:05〜
自分の自己紹介に加え、自分の前の方の自己紹介も覚えて、一緒に話すというもの。自己紹介の内容は「名前+趣味」と「名前+秋の味覚」の2回に分けて実施する。自己紹介が記憶残りやすい方法でもあり、場も盛り上がる。続けてチーム名を決め、発表してもらい、だんだん場も暖まっていく。
(5)チームビルディングアクティビティ「マシュマロチャレンジ」 / 13:20〜
スパゲティ20本+紐1m+セロハンテープを使い、できるだけ高いタワーを作るというもの、最後にマシュマロを1個上にのせ、自立していることが条件。ヤクルトより賞品提供。全然思うように進まず、結果倒れるタワーが続出、悲鳴(?)の中にかなりの盛り上がりを感じた。
賞品がつくことで、「勝利に対する欲望」が芽生え、結果マシュマロの加重に耐えられないスパゲティタワーが続出する。建築系の専門家を中心にまとまって作業したチームが強い。リーダーやチームワーク、そして討議するばかりでなく実践することの大切さを学ぶワーク。
(6)「マシュマロチャレンジ」振り返り / 13:40〜
マシュマロチャレンジを通じて感じたことを、テーブルごとに振り返り。「チームワーク」について考えてもらう。
(7)課題解決ゲーム「レディカカを追え」 / 13:50〜
ジローさん作成のゲーム。メンバーがそれぞれ異なった断片的な情報が記載されたカードを数枚持ち、チーム内で情報交換しながら、提示された問いの答えを導出していくもの。リーダーやリーダーをサポートするフォロア―など、チーム内での役割分担がうまくなされ、それが機能するかどうかがポイント。最後に得た答えを発表してもらったところ、7チーム中5チームが正解という、さすがFAJメンバーという結果になった。
(8)「レディカカを追え」振り返り / 14:30〜
チームにどんな変化があったかを、模造紙にまとめてもらい、休憩時間をはさみ、バザール形式でシェアする。
(9)アクティビティ「ゲームをつくろう」 / 15:10〜
ゲームづくりのフレームを提供し、チームごとに「オリジナルゲーム」を作成。各チーム2分の発表時間で、その面白さを競った。時節を反映してか「嵐」をネタにしたものが多く、爆笑ゲーム連発となる。
(10)全体振り返り・アンケート・次回告知 / 16:10〜
「チーム・組織の成長とプロセス」のシートを配布、今回のまとめとした。
(11)場内整理 / 16:40〜17:00

<アンケートから〜抜粋・回収数26枚>
○ゲームを使ってチームビルティングを学ぶのは参加している人が楽しめて良かった。
○共有すること、目で見ることが大切だと感じました。
○たくさんの意見を持つこと、たくさんの意見を出すこと、たくさんの意見を聞きだすこと、が学べた。
○実践になることなかなか人間関係は難しいですが、ぶつかって実践できるものは実践したいです。特にチームビルディングの問いを自分でつくることは勉強になりました。
○今後職場においてのミーティング、会議等で全員でいろいろなことを話し合い、ゴールを共有して良いチームを作っていきたいです。
○職場やプライベートでもチームということを意識してみる。
○今回初めてでしたが、チームとも打ち解け、楽しいセミナーでした。どうもありがとうございました。
○定例会での体験が「心」のここちよいふくらみになっています。
○初めてでしたが、入りやすかったです。

<話題提供者所感>
今回の定例会のテーマは『楽しく、肩の凝らない進行を!』でした。参加者の皆さんは終始リラックスして積極的にご参加いただき、話題提供者も楽しい時間を共有できましたので目的達成です。
定例会そのものは4時間という短い時間でしたが、準備のために何倍もの時間を費やしました。この過程を振り返ると、とても充実感が湧いてきます。
一緒に企画・検討してきた仲間に感謝しています。

<写真集>

◆いつも笑顔の受付嬢      ◆足し算自己紹介に挑戦    ◆チーム名発表

◆「マシュマロチャレンジ」に、さあレッツチャレンジ!!

◆「レディカカを追え」必死に考える参加者   ◆「回答を記入」緊張の一瞬


◆「ゲームをつくろう」甘〜いラブストーリー完成   ◆こちらは殺人事件発生

<コンテンツコーディネーター所感>
場の盛り上がりや、アンケートを見ても、概ね好評のうちに定例会が終了したように感じています。事前の打合せで、あれもやりたい、これもやりたいなどと、打合せをしていると、4時間という定例会の時間がいかに短いかを感じてしまいました。また、たろーさんに教えてもらった「マシュマロチャレンジ」も大好評、ありがとうございました。
話題提供者のジローさん、カズさん、とこさんに助けてもらい、他の方々にもたくさん教えてもらって、何とか「初」コーディネーターを務めることができ、感謝しています。残念ながら「泡の会」には所用のため出席できませんでしたが、カズさんが上手に進めていただき、盛況だったようです。関係各位へのお礼をもって、本報告書の「締め」としたいと思います。