2013年10月度 定例会報告 『ファシリテーション普及のすすめ 〜つながる広がるファシリテーション〜』北海道支部

北海道支部 2013年10月度 定例会報告
『ファシリテーション普及のすすめ 〜つながる広がるファシリテーション〜』
【 日    時 】:2013年10月5日(土)  13:00〜17:00
【 場  所 】:ちえりあ(札幌市生涯学習センター)2F 中研修室1
【話題提供者】:三神英彦(みかみん)<FAJ北海道支部>
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【コーディネーター】:櫻木正彦(サクラギ)、藤嶺和隆(とら)、森本 千恵子(もりもっち)
【参  加  者】:20名(うち非会員 0名)
<概要>
「新しい活動の創出」を目的に開催された2012年度全国スタッフ会議の広報チームから北海道支部の「みかみん」こと三神英彦さんから話題提供を受け、参加者それぞれのフィールドにおけるファシリテーションの普及のあり方を共に考えていきます。
参加した皆さんがセッションを終了して、「やっぱりファシリテーションを周囲の人に知って欲しいなあ」と思って、「本気で伝えてみようかな!?」と思って頂けるようなワークにいたします。
【開会】13:00〜
副支部長 なんしーより、定例会グランドルール確認
コーディネーターより、話題提供者の紹介
【アイスブレイク】「ラインナップ」13:10〜
「自分のファシリテーション、100点満点で今何点?」で並びグループ分けをおこなった
4名/島
【レクチャー①】ワークの進め方を説明13:15〜
設定として参加者のみなさんが民間企業に新設した広報部でこれからのミッションであるプレスリリース用の原稿を作成することを発表した。(とら常務)
【ワーク①】ロールプレイワーク13:20〜
「新商品のプレスリリース」をつくろう
「社内から集めた情報その1、その2」のペーパーの情報を整理して各チームが新商品のプレスリリースを作成した。
【ワーク①振り返り】14:30〜
「みんな結束しやすくなるためにどんなことをしましたか」「雑然した情報をどう整理しましたか」「話し合いの効率を高めるためにどんなことをしましたか」の問いでチームの内で振り返りを行い、4チームから「結束、情報整理、効率」の項目で発表した。
【レクチャー②】意図開き14:45〜
前半ワークに対する話題提供者の意図と広報がわかる一般的な考え方をレクチャー
【休憩】14:55〜
少し長めの休憩をとり、バザール形式で各島の成果を共有
【レクチャー③】15:15〜
後半残り時間で「FAJの広報機能を考える」ということを説明。
FAJのような自律分散組織が、広報という情報発信においては特異であること、ではFAJではどんなカタチが情報発信になるのか?を問いかける。
【ワーク②】気づきをKPTにまとめる15:35〜
広報とFAJとそれぞれ理解した上で、さて自分は何をしようか考える
問いは以下から、ひとつ、又は複数を選んでKPTにまとめる。
Q1.北海道全体にファシリテーションを広めるためには、どんなことが必要だと感じていますか?
Q2.「ファシリテーションがもっとあったら良いのに」と思う場所・現場はどんなところですか?
Q3.ファシリテーションを学びあう仲間を見つけるためのアイデアを教えてください。
【ワーク②振り返り】16:30〜
チーム毎にKPTの模造紙を拡げて4チームが発表。
最後に「今日一日を通じてどうだったか」「明日から自分は何をしよう」一言チェックアウトで終了した。
【閉会】16:40〜 
本日の定例会のアンケートの記載依頼。次回の連絡
<話題提供者のコメント>
広報を知ってからファシリテーション普及を一緒に考え直すという趣旨で始まった「スタッフ会議広報チーム」のワークだったのですが、そこに私は欲張って、「あったまってない場からスタートする話し合い」の機会を冒頭に持って来ました。
次の週、みなさんいかがでしたか?
いつもの定例会の翌週よりも何か実践できるものがあったでしょうか。
そんな声が聞けたら、私は嬉しいです。
広報チームを代表して、ありがとうございました。
<参加者アンケート(抜粋)>
・会議を進めるにあたり、目的、時間、ゴールを合意することが大切ある。
・基本スキルの大切さ。
・実践スキルは明日から使える。
・Fの導入には抵抗勢力があることを意識してスムーズな導入が必要であることに気づいた。
・グループごとに様々なやり方があり同じようにワークをしても違うものなるのが興味深かった。
・手作り教材はたのしい。
・広めるのは難しいと思いました。もっと具体的な本当の明日から使える「F」があればいいと思いました。
・会議は、アジェンダ、時間管理で効率的にできる、やれるゴールできる。
・どうなるかわからない、見通しのない話し合いの場でも勇気をだして「アジェンダつくりをしましょう」「時間配分をあらかじめ決めましょう」と言うと安心して話し合いのできる場になるなあと実感しました。