2013年3月度 定例会報告 『勝手な思い込みを打ち破れ! 〜リフレーミングの基本と応用〜』北海道支部

北海道支部 2013年3月度 定例会報告
『勝手な思い込みを打ち破れ! 〜リフレーミングの基本と応用〜』
【日  時】:2013年3月2日(土)  13:00〜17:00
【場    所】:ちえりあ(札幌市生涯学習センター)3F 中研修室2
【話題提供者】:堀 公俊さん(FAJフェロー)
【コーディネーター】 :みかみん・さく・まり
【参  加  者】:59名(うち非会員 10名)
<概要>
身近な題材を使い、ワークをとおしてリフレーミングを練習し、
リフレーミングの基本を身につける。
グループワークの合意形成のプロセスの中でリフレーミングを応用して、
その効果を体感する。
【開会】13:00〜
 ◆副支部長・とらさんより、定例会グランドルール確認
 コーディネーター・さくより、話題提供者の紹介
【堀さん自己紹介,オリエンテーション】13:10〜
 ファシリテーターにはリフレーミングする力が必要。
【アイスブレイク】「グループ毎に自己紹介・チーム名の決定」13:20〜
 ①自己紹介
 ②すしネタの中からチーム名を決める
【レクチャ】リフレーミングとは
 リフレーミングの対象 〜自分・他者・問題
 リフレーミングの種類 〜状況のリフレーミング/意味のリフレーミング
【ワーク①】「みんなでリフレーミング〜欠点をリフレーミング」13:35〜
 ・メンバーが順に自分の欠点を言い、他のメンバーがリフレーミングする。
  テンポよく全員の欠点をリフレーミングして一周する(20分)
 ・ふりかえり(5分)
 ・全体共有(5分)
【レクチャ】問題解決のアプローチ
 問題解決や合意形成を阻んでいるもの=出来事と結果をつなげる不合理な信念
 「〜ねばならない・べきである・違いない」を
 「〜でもよい・かもしれない・であればよい」へ
  問題を定義しなおす
【ワーク②】 問題のレフレーミング 14:00〜
 ・メンバーのうちの一人が相談者となり、リアルな悩みを相談する
 ・他のメンバーは順に相談者に質問をし、相談者が答える
 ・質問が出尽くしたところで、相談者はグループの輪からはなれ後ろを向く
 ・他のメンバーは相談者の問題をリフレーミングして「本当の問題/新たな問題」を定義する
 ・相談者の感想を聴く
【休憩】15:05〜
【ワーク③】コンセンサスゲーム 15:15〜 (55分)
 「とあるボランティア団体のリーダー 誰から下りてもらう?」
 ・A〜Hの8人リーダーに対する不満や行動を各自で読み、下りてもらう順番を決める
 ・ファシリテーターを決める
 ・全員でリーダーをやめてもらう順位を合意する
【全体で共有・ふりかえり】16:10〜
 各チームが合意した順番をホワイトボードに書き出して、合意に至った理由や
 プロセス、リフレーミング方法を全体共有
【質疑応答】16:25〜
 参加者からリフレーミングについての質問を受け、堀さんが進行しながら参加者が回答  
【閉会】17:00〜 
 本日の定例会のアンケートの記載依頼。次回の連絡
<話題提供者のコメント>
各支部を行脚して、北海道は5回目の定例会です。
そのつどアレンジを繰り返し、経験者でも初心者でも楽しめるよう
工夫していきましたが参加されたみなさん、いかがでしたか。
これで東京を済ませれば全支部一巡します。あらたに、
九州をかわきりに、続編(熟達編)をスタートさせますので、
また機会があれば♪
<参加者アンケート(抜粋)>
「気づきがありましたか?」
・上司との関係改善に使えそう
・自分自身の考え方のクセがわかりました
・全く反対の結論に至ることを体験しビックリした
・見直すということでどんな変化が起きるか実践してみたい
「どう活かしますか?」
・物事を決めつけないことを意識することで生きやすさをみつけたい
・職場で試してみようと思う
・会社で意見が食い違ったときに活用できそう
・誰かの悩み、いろんな事象、状況を聞いたときにリフレーミングしてみる
・見直すということでどんな変化が起きるか実践してみたい
・部下との打ち合わせで使いたい
「ご意見・ご要望等」
・良かったけど疲れた
・シリーズで受け続けたいと思った
・ファシ技術を高めるコンテンツを期待
・本、帰って読み直します
・とても安心していろいろと話ができた
・堀さんの言っていた「ワークの続き」気になります
・中土井さんのU理論をぜひ北海道に