2013年6月度 定例会報告『チームについてチームで考える。』〜チームになるためのプロセス編〜北海道支部

FAJ北海道支部 2013年6月度 定例会報告
『チームについてチームで考える。』〜チームになるためのプロセス編〜
【日   時】  2013年6月8日(土)  13:00〜17:00
【場   所】  ちえりあ(札幌市生涯学習センター) 中研修室1
          札幌市西区宮の沢1条1丁目1番10号
【参  加】   29名 (内 非会員3名)
【話題提供者】 飯島邦子(KUNI)さん、松尾貴寛(ミッキー)さん<FAJ東京支部>
【コーディネーター】  田中(とこ)山内(あかね)
【概要】
グループとチームにはどんな違いがあるのか?機能するチームにはどんな特徴があるのか?グループからチームになるプロセスを考えてみる事を中心としたワークを実施。
機能するチームの特徴が現れるプロセスについて、アクティビティの体験と話し合いを通じて、参加者みんなと共に仮説検証を行う定例会を行った。
【開会】13:00〜
◆支部長(もっくん)...挨拶〜本日の案内・説明・安心安全の場
とこCO...話題提供者の紹介
★KUNIさん、ミッキーさんワーク開始
【自己紹介,オリエンテーション】13:04〜
  ①話題提供者(KUNIさん、ミッキーさん)の自己紹介
  ②オリエンテーション(レクチャー)
    ・『チームち?む』の紹介=チームについて考える分科会
    ・グループからチームに変わるプロセスとは??
       =『チームちーむ』が考え るグループからチームへの概念紹介
    ・本日の目的とゴールの確認
       ①楽しむ ②あきらめない ③結果にこだわる ④知っている!?は駄目
【ワーク①】<グループ毎での話し合い>13:17〜
  ①1組5名のチームを作り「機能するチームの特徴」について話し合う
  ②2組集まって10人1チームになる
    ・時間内に全員が話すことがMission
       「名前、チームとは、チームと聞いて思い浮かべるもの」を発表。
【ワーク②】<アクティビティ?>13:43〜
 『マシュマロチャレンジ』
最も高い「独立してたつ」構造体をつくることを競う。
    ・ワーク①での10人1チームでのチーム対抗
    ・5人で一 つの構造物を作成。1チームで2つの構造物ができる。
    ・チーム対抗で、勝敗は2つの構造物の高さの合計で競う。
     終了後、チームで印象に残ったこと、何を感じたか等、振り返り。
【休憩】14:30〜
【ワーク③】<アクティビティ②>14:45〜
 『パイプライン』(2セッション実施)
   1チーム10人でボール(ピンポン玉等)を運ぶゲーム。早い者勝ち。
    ・手を使わずシュートを利用してボールを渡していく。
    ・各チーム作戦をたて修正しつつ、タイムを競う。
    終了後、アクティビティ②の振り返り〜内省
【小休憩 + マンダラに付箋を貼る】15:25〜
    付箋は時系列に「起こった出来事」「感じたこと」を分類して貼る。
    「起こったこと」は、チームとして変化が生じたという観点で。
【ワーク④】<マンダラを使ったグループ毎での話し合い>15:45〜
    今日のプロセスを振り返る。
(観点は以下の通り)
    ・最初の仮説と比べてどうなったか。
    ・チームはmissionを通してどうなったか。
【チーム発表】16:15〜
   3チームで振り返りを発表→検証することで本日のアウトプットとした。
【チェックアウト】16:25〜
   全員で輪になり一言ずつ、今日の気づき、感想を話し合い共有した。
【閉会】16:35〜 
本日の定例会のアンケートの記載依頼。次回の連絡
【終了】16:40   アンケート回収〜撤収
【話題提供者のコメント】飯島邦子(KUNI)さん
これまでのチームち〜むの活動を踏まえて再考し、リニューアルしたプログラムでしたが、
まだまだ再考するポイントがあることもわかりました。皆様から頂いた多くのフィードバックを次の活動に活かしていきたいと思っています。
また、北海道のおもてなしの心に触れて、自分自身のあり方も振り返る良いきっかけになりました。この機会を頂けたことに感謝しています。ありがとうございました。
松尾貴寛(ミッキー)さん
今回は新しいプログラムで不安な点もあったのですが、参加者のみなさまの熱意に支えられて楽しく進行できました。
次につながるヒントもたくさんいただきました。プログラムをもっともっと磨いていきたいと思います。
どうもありがとうございました。またお会いしましょう!!
(あかねコーディネーター感想)
「グループがチームになる」過程について体感出来ました。
それ故に、ゲームに集中しすぎたため、チームの体感に満足してしまい、仮説の検証が不十分になってしまったことが残念でした。
【参加者アンケート(抜粋)】
・チームとして機能するためには、お互いの考え方やスキルを知り合うことが必要だと感じた。その上で役割分担ができると良いし、チームとしてのゴールを明確にしておくことが必要とおもいました。
・チームとしてまとまる上で必要な要素として成功体験が重要であるとワークを通して感じた。
・自分が楽しむこと。リーダーシップという視点が重要であると感じた。
・全体を客観的に見ていくことを心掛けようと思う。
・場を提供する者は明確な説明力が必要。
・あらためてチームとは何かを考える機会となった。
・チームに必要なのは、一人ひとりの力が生かせる雰囲気作りが大切。そしてそれをみんなで認め合うこと。
・達成感の共有は、チーム共通なものでなければ意味は持たないんだなと気づきました。
・リーダーシップの有り方について考えさせられた。
・チームの役割分担と俯瞰することの重要性を感じた。