2013年7月度 定例会報告『 ファシリテーターの質問力  〜その意図とバリエーションを考える〜 』北海道支部

北海道支部 2013年7月度 定例会報告
『 ファシリテーターの質問力  〜その意図とバリエーションを考える〜 』

【日時】:2013年7月6日 (土) 13:00〜17:00
【場所】:ちえりあ(札幌市生涯学習センター) 中研修室1(2F)
【話題提供者】:杉田(スギタ)、櫻木(サクラギ)、橋詰(Tsume)
【コーディネーター】:岩崎(なんしー)、梅原(えむ)
【参加者】:28名(うち非会員 4名)

<概要>
ファシリテーターが発する質問力について考え、体感するワークを通して、質問には様々なバリエーションがあること、ファシリテーターは意図を持って、質問を発しプロセスに関わっていることを学ぶ。

【開会】13:00〜
支部長 もっくんより、定例会グランドルール確認
コーディネーターより、話題提供者の紹介

【話題提供者より,オリエンテーション】13:05〜

【アイスブレイク】「グループ毎で自己紹介」13:15〜
?FAJ歴で整列し、グループ分け
?グループ内でFAJに所属している期間が近い者同士で、ペアインタビューで共通点探し

【ワーク①】13:30〜
2つの状況の仮想会議で投げかける質問を、個人で考え付箋で出し合う。その後それぞれが考えた質問の理由(意図)をグループ内で検討し、発表する。

※振り返り
・場の状況はどの様な状態だったのだろうか。
・質問の意図は場の状況に合っているか?

【バザール(休憩)】14:40〜

【報告】15:00〜
シンポジウムでの、北海道支部 F力測定チームのワーク内容について紹介。

【ワーク②】15:15〜
ワーク①で出した回答から、質問、提案、確認、意見を探し、それらの違いや各自の傾向について話し合う。

【振り返りとチエックアウト】16:10〜
1日のワークを体験し、ファシリテーターとしての質問力にこだわらず、大きな意味合いとしての「質問とは?」の問いに対してグループで話し合い、グループ単位で発表。その後、サークルでチェックアウト。今日の学び、気づきを全員が発表し,共有した。

【閉会】16:30
本日の定例会のアンケートの記載依頼。次回の連絡

<話題提供者のコメント>
Tsumeさんより
最後の振り返りを聞いていて、参加者の皆さんが実に多様な気づきを持ち帰られたように感じました。予想を上回る成果に驚いています。

サクラギさんより
関西シンポジウムや7月定例会の話題提供と、経験が浅いサクラギに沢山の学び場をくださったみなさんに感謝しています。
今回の定例会でも「質問」について、さらに、考え、学び、気づくことができました。今後はファシラボとして、みなさんから頂いた意見を基に「質問」について深めていきたいと思っています。
いつか、定例会で報告させてください。

スギタ!さんより
シンポジウムのF力測定で学んだことをさらに深めて挑んだつもりの定例会でしたが、皆様からのフィードバックから、"質問"の広さと深さに改めて気付かされました。ありがとうございました。これからもまだまだ学んでいきたいと思っています。

<参加者アンケート(抜粋)>
・自分の質問スタイルを振り返ることができた。
・状況の読み取り方が人によって異なること。質問の言葉もひとによって異なっていたので、詰問にならない質問に気をつけたい。
・質問をするためには、的確な場の状況把握が必要であることに気付いた。
・質問には色々な形が有ることに気付いた
・質問の種類を体系できた。
・質問はいい人なので、「ゆるキャラ」がいると面白い