2014年9月度 定例会報告『じっくりいいたいわ 〜実践!四方山バイキング!!〜』北海道支部

北海道支部 2014年9月度 定例会報告

『じっくりいいたいわ 〜 実践!四方山バイキング!! 〜 』

日   時:2014年9月6日(土)13:00〜18:00
2014年9月7日(日) 9:00〜15:00
場   所:産業技術教育訓練センター 第一研修室
札幌市中央区円山西町6丁目4-51
話題提供者・コーディネーター:
合宿実行委員会(もっくん(本宮大輔)、まり(酒井麻里)、
とこ(田中敏彦)、みかみん(三神英彦)、タカオ(佐藤貴啓))
参 加 者:14名(うち非会員0名)※実行委員会含む


1.概要
「もっと実現したいことは何?」を深めたり
「実践スキルを習得すること」を目指したり
「現場での悩み」を聞いたり
「実践を行うための作戦」を考えたり
「相互支援を実現」してみたりする
2日間!!


2.ワーク内容
<<1日目>>
13:00   【開会】
・支部長(もっくん)より、定例会グランドルール説明。
・コーディネーターより、合宿実行委員会の紹介。
・コーディネーターより、合宿の目的・ゴール、日程概要の説明。

  13:10〜13:20 【アイスブレイク】
・一言チェックイン「今の気持ちを動物に例えると・・・」
ライオン、ペンギン、蚊、猫、産まれたての仔馬・・・、様々な動物に
例えながら各人今の気持ちを話しました。

13:20〜14:30 【ペアインタビュー】
・ペアインタビューのベースとなる傾聴の基本のおさらい。
・FAJネームでのラインナップでペアを決める。
・天気が良かったので、会場に隣接した旭山公園へ移動。以下の問いを
中心にペアインタビューを実施。
問い1.そもそもファシリテーションを学ぼうと思ったきっかけは?
問い2.そして今どんなこと考えてる?
問い3.今ファシリテーションを学ぶことで、何を目指そう?
自然に囲まれ、自分自身とファシリテーションの関わりについて
改めて見つめ直す時間となりました。

  14:30〜17:00 【グループシェア】
・ペアインタビューの問いを基に、今自分が目指すゴールを実現する
ために必要なコトを一人で整理する。
・整理した今必要なコトを、3〜4名のグループに分かれ、MM法を
使ってグループ毎にダイアローグを行う。ダイアローグを通じて、
今必要なコトを実現するためのヒントを得たり、気持ちを強く
したりする時間となりました。

  17:00〜17:50 【内省Time・決めるTime】
・グループシェアを経て、再度今必要なコトを改めて一人で整理し、
そのために今どんなワークを行いたいかを書き出す。
・今必要なコトを実現するために明日行いたいワークを全体共有する。
2日目に行いたいワークのアイデアが12個並びました。

  17:50〜18:00 【事務連絡】

  18:00〜  【夕食・泡の会】
・食堂にて部屋割りについて合意形成をしつつの夕食。
・夕食後、研修室にて泡の会。より深く?ダイアローグが行われました。

  <<2日目>>
9:00〜10:00 【チェックイン・チーム分けワーク】
・一言チェックイン「今ここに来るまでを振り返る」の後、軽い体操と
フラフープを使ったヘリウムでウォーミングアップ。
・1日目の終わりに出した12個のワークのアイデアを、今日どのように
進めて行くのか、全員で検討する中で、共有>発散>収束>合意形成の
プロセスを体感しました。

  10:00〜13:00 【バイキングTime!】
・3グループに分かれ、各人話し合いたいテーマでワークを行いました。
ワークを行う中でグラフィック千本ノックでグラフィックのスキルを
磨いたり、みんなが思わず参加したくなるワークショップを考える中で
新しいワークのプログラムが出来たり、ファシリテーターの養成の
仕方を考えた後に何人のファシリテーターを養成するのか目標を宣言
したり、各々のやりたいコトが重なり合い、各々たくさんの成果が
得られました。

  13:00〜14:00 【昼食】
・泡の会のダメージによる脱落者もなく、皆揃って昼食をとりました。

  14:00〜15:00 【振り返りTime】
・2日目を過ごして、1日目に整理した今自分が目指すゴールを実現する
ために必要なコトが、どう変わったのかを各人整理する。
・整理した内容を、車座の隣り合わせたペアでバズを行い共有する。
・最後に全体共有をしてチェックアウト。

  15:00  【解散】


<実行委員のコメント>
【もっくん】
・「いま話したいことを話す。」とコンセプトに据えて、行うプログラムにしました。
課題解決やアイデアを出し合う話し合いとは違う「いま自分の中で起きていること」を
話すための場の質感を感じることができました。
合宿だからできる2日間の語り合いに、場づくりに携わるものとして、多くの学びを
得ることができました。
参加者のみなさん、実行委員のみなさん、ありがとうございました。

【みかみん】
・いろんな意味で自由度の高い合宿になったのではと思います。
日頃、限られた時間でなにかを感じてもらうと思って
組み立てていく定例会とは対照的に、
参加者に、より自由になってもらうために
こちらは大きく柔らかく準備する感覚、
なんだか育児にも通じるものがあったのかなぁ。

【タカオ】
・少ない人数ではありましたが、少ない人数だからこそ、じっくりとゆったりと
ワークを行うことができ、またかっちり決められたプログラムをこなすのではなく、
自分達のやりたいワークを、やりたいように行うことができ、非常に満足感が
高かったように感じました。個人的には初めてコーディネーターを経験させて頂き、
とても良い経験ができました。実行委員の皆さん、参加者の皆さん、ありがとう
ございました!!


<アンケート抜粋>
・もっとチームの思いや、考えを聞き出す、機会や場を持ちたいと思いました。
・ファシリテーションを使う以前に、参加メンバーの価値観をお互い共有すると
会議も有意義なものになる。
・ファシリテーションを学ぼうと思ったきっかけ、原点を改めて振り返るきっかけに
なりました。もう少し、目指すゴールを、ありたい姿を明確にしないと、「ぬるい」
状態になってしまうということを反省しました。
・恐れず現場実践する。恐れの背後にあるのは、自らのスキル不足!磨け!
・自分のやりたいことをはっきり認識することができた。
・さりげなく職場でFAJを実践していきます。そして二人ファシリテーターを養成します。
・これまで実践にむすびつけるためにはという方策が漠然としていたことに気付けました。