2018年10月度 定例会報告 「Points of You®」(コーチングゲーム)カードで対話の効果100倍!ファシリテーション活用実践体験北海道支部

日   時: 2018年10月6日(土)13:00〜17:00(12:40受付開始)
場   所: ちえりあ(札幌市生涯学習センター)2階「中研修室2」
       札幌市西区宮の沢1条1丁目1番10号 地下鉄東西線「宮の沢」駅直結
参 加 者: 29名(うち非会員2名)※コーディネーター含む
コーディネーター : とら(藤嶺和隆)、サクラギ(櫻木正彦)
テ ー マ: 「Points of You®」(コーチングゲーム)カードで対話の効果100倍!ファシリテーション活用実践体験
話題提供者: ぴーちゃん(竹本記子 FAJ関西支部支部会員 FAJ理事)


■定例会趣旨
65枚の美しい生きたイメージが脳の深層を呼び起こす!カードツールを使ってみよう♫
  ・ファシリテーションでは、「対話が大切!」というけれど、なかなか深い話しができない・・・
  ・本質の話を聴くまでに時間がかかる・・・
  ・人のことや一般論で自分の話しがうまくできない・・・
そんな場面が多く見られます。
みなさんは何か言葉にしようと思ったときに、その言葉がうまく言葉にできないことってありませんか?
あとから「あ~あれも言いたかった。こんなこともあったかな~」と浮かんできたり、そもそも具体的に
うまく浮かばずにもやもやしたり。。。
また相談にのっているとき、話を聞いているときに、ちょっと踏み込みにくいな。そこは聞きにくいなと
思った経験ありませんか?もう少し突っ込んで聞くことが早くできると違うかもしれない。ということも。
そこで、写真のカードを使うことにより、言葉に出来ない感情や感覚までをも認識する事ができます。
そこから対話することで多く気づきが得られます。視点、視座が広がり、見ていた問題や物事が広く受け
止められるようになると言われています。
今回は頭の中にあるけれどまだ言語化されていない潜在意識にアプローチし、意識化していくための
ツールとして、「 Points of You®」を使ってツールの効果、そしてより効果をあげるために必要な
ファシリテーションについて考えてみたいと思います。
自分自身の整理に、モヤモヤしている今の問題の明確化に、自分自身を知るためにもどうぞご参加ください。
チームメンバーの意見を引き出すヒントを得るためにもなると思っています。気軽にご参加をお待ちして
おります。
※「Points of You®」の詳細はこのサイトで https://www.points-of-you-asia.com/ja/


■定例会のゴール
対話にツールを使うことによる効果を考える
ツールを使う時ファシリテーションのポイントとは?


■タイムテーブル
 13:00~16:30
  本日のゴールは
  Points of You®について
  チェックイン
  瞑想
  ペアワーク
  マイフォトアルバム
  チェックアウト
  終了


■話題提供書のコメント
ぴーちゃん(竹本記子 FAJ関西支部支部会員 FAJ理事)
 今回対話の場に対して短い時間で深い話しができるツールとしてPoints of You®を紹介しました。
できるだけ日常の場から切り離すことで効果が高まる場になるということで、スタートからカードを広げて
不思議な雰囲気にしたり、音楽で瞑想をしたりということで、少々とまどいもありながら、みなさん取り
組んでいただけたこともあり、話やすい雰囲気でスムーズに話しが深まっていたと思います。
 前半は自己開示や発言に躊躇する方も見受けられたこと、北海道支部で深く自分を語るワークをあまり
していなかったということも伺っていたので、じっくり話しが深められること、関係性を深めることを
大切にしました。
 カードの力もあり、自然に対話が深まり、言いにくい話しもできていた様子でした。
 ただ、ツールがパワフルなだけに、「強制自己開示」と最終のチェックアウトで話している方が
いらっしゃったことなどあり、丁寧に進めたとはいえ、話しをしていることに対しての違和感や開示に
対しての配慮の工夫を声かけなどでもう少しできたのではないか?とまさにツールを取り扱うときの
ファシリテーションの重要性にも気づくいい機会でした。
 地域の違いや進み方の違いなども知ることができました。ありがとうございます


■コーディネーターのコメント
とら(藤嶺和隆)
 Points of You®ツールを使って内省してアプローチしていくことは、今までにない話しの広がりや深化が
あり違う自分の発見がありました。対話を促進させるペアワーク、グループワークのプログラムで話題提供者
ぴーちゃんワールドに引き込まれていった定例会でした。自分とファシリテーションを深化することができた
と思います。 ぴーちゃん! ありがとうございました。

サクラギ(櫻木正)
 相手と自分の間に写真を置くことで話しやすい環境ができる。選んだ写真を相手に説明する。または、
与えられた写真を説明する。このことで言語化することが難しい自分の文脈を相手に伝える訓練となる。
写真1枚が普段の対話を大きく変える可能性がある。今までに幾つか写真を使った対話を体験してきましたが、
Points of You®の写真、対話中に投げかけられる問い、アクティビティ間の間の取り方、とても完成された
ワークショップだと思います。このプログラムの中に多くのファシリテーションの要素があったと思います。


■アンケート抜粋
「実践に結び付けられるような気付き」
 ・視点は人それぞれ、文字、絵により考えることもそれぞれ、改めて教えられました。
 ・写真から広がる発想力、仲間でワイワイ楽しく拡げれる
 ・同じ絵をみても、見え方、捉え方がいろいろあり楽しかった
 ・カウンセリングなど、学びを深めて活用できる一歩になればと思いました
 ・意外と話が膨らむ、思っていなかった自分に気づく
 ・考えていることが引き出される気がしました
 ・会話がカードで活性化、フォーカスが一致するイメージ

「今日の学びをあなたの実践にどう活かしますか」
 ・ 相手の意図がどこに在るのか表面的な言葉ではなく深堀するよう心がけようと思った
 ・話し合いをするときに、写真等を活用することで、話し合いを活性化出来ないか検討してみる
 ・考え方、発想の柔軟性につなげたいです
 ・多様性を大事にみとめ合い、受け入れ、会議、話し合いをもちたい
 ・コーチングにどう話しやすいか考えてみる
 ・対話における共通項の重要性を意識する

 

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