2018年8月度 定例会報告 『ふり返るといつも君が』北海道支部

日   時: 2018年8月4日(土)13:00~17:00
場   所: ちえりあ(札幌市生涯学習センター)2階「中研修室1」
       札幌市西区宮の沢1条1丁目1番10号
話題提供者: みかみん(三神英彦 FAJ北海道支部)
コーディネーター : スギタ!!(杉田恵子)、えむ(梅原泰祐)
参 加 者: 13名(非会員なし)※コーディネーター含む


<ワーク概要>

 (1)ペアで自己紹介
   マンツーマンで相手を見つけ、名前、どこから来たか、どんな職業で、「振り返り」ときいて
   思い浮かべること・・・で自己紹介。
 (2)振り返りについての問いを立てる
   自分が振り返りについて一番関心があったことを問いで表現。A3紙にそれぞれ書いて壁に貼りました。
 (3)お互いに出した問いを共有し、フリーディスカッション。
   壁に貼られた全員の問いを見ながら、もう少し問いの深掘り。
 (4)ワークショップ実施
   「人間コピー」というワークショップを実施。4人1チームで模造紙代の絵を手書きコピー。
   練習後、少しの作戦会議をしてから本番に挑みます。
 (5)ワークショップを振り返る
   KPTとORIDを合体した振り返り方法でワークショップ「人間コピー」を振り返りました。
 (6)定例会自体を振り返り


<話題提供者のコメント>

【みかみん】
「振り返り」について、参加者の考えたい部分をお互いにちゃんと考えられる定例会にできたのではないかと思ったのですが、いかがでしょうか?
ワークショップとして今回持ち出した「人間コピー機」もその後の「KTP+ORID」の振り返りも、今後いろんな場面に改良したりカスタマイズしたりしていけそうで、私自身の収穫にもなりました。参加された皆さんに感謝します。

<コーディネーターのコメント>

KPTで出した事実に対して、その時の気持ちを出すことが実際は難しいのかなと参加者からのコメントを聞いて感じました。今回は定例会という場で馴染みのある関係性での振り返りでしたが、もし自分の現場だったら...と参加者が想像して取り組めていたことはとても良かったと思います。
参加者が少なかったことは残念でしたが、話題提供者とともに、振り返りをじっくり考え話し合い、豊かな時間が流れた定例会でした。


<アンケート抜粋>

・感情と事実の切り分けの大切さ。
・ファシリテーターが場にいる重要性。
・振り返りの必要性、多重性が理解できました。
・振り返りに感情の要素を入れるのは難しい。
・人の言っている内容を自分事として感じるようになりたい。
・ワークショップとビジネスの現場の違いを考えるきっかけになった。
・思い込みの排除が割と大きなテーマかも。
・共有のポイントをもって振り返りにマイナスポイントを少なくしていくことも大切だと思った。
・良いことだけを認め合うふりかえり。
・役割分担と作業手順。
・KPTを週報にするのは良いかも。
・月曜日リセット理論を突破するためどうアプローチするか考えます。
・良いふりかえりの肝は、メンバーの当事者意識、参加度の高さに尽きると感じた。

<ワーク風景>

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