2018年9月度 定例会報告 2テーマ「メンバーの主体性を高める会議 MM法を使って」&「リアルタイムファシリテーション」北海道支部

日   時: 2018年9月1日(土)13:00~17:00
場   所: ちえりあ(札幌市生涯学習センター)3階 テーマ1「研修室4」 テーマ2「研修室1」
       札幌市西区宮の沢1条1丁目1番10号
話題提供者: テーマ1 もっくん(本宮大輔) (FAJ北海道支部)
テーマ2 (進行役):サクラギ(櫻木正彦) (FAJ北海道支部)
コーディネーター : たたま(沖田泰範)
参 加 者: テーマ1 8名(非会員1名)※コーディネーター含む
テーマ2 6名(非会員1名)


<ワーク概要>

■テーマ1『悩めるファシリテーターのための実践支援ワークショップ second 
                         ~メンバーの主体性を高める会議 MM法を使って~』
 (1)概要・グループ作り
   ファシリテーションとMM法の概要を説明。その後2つのグループに分かれる。
 (2)アイスブレイク
   名前、参加理由、〇〇、○○をA4用紙に書いてで自己紹介。
 (3)MM法についてレクチャー
   話題(困っていること)そして、各役割、話題提供者、進行、板書、時間管理の説明。
 (4)MM法によるミーティング
   それぞれの話題を30分対話して、合計2時間のセッションを行いないました。対話の結果は模造紙に板書担当が
   記録しました。
 (5)振り返り
   気になったこと、学んだこと、活用の3つでA4用紙に書きグループで振り返りました。
 (6)定例会自体を振り返り




■テーマ2「その場で作る即興ワークショップ『リアルタイムファシリテーション』」
 ●内容
  集まった参加者からの提案で、その場の定例会を作っていきます。対話になるか? チームビルディングになるか? 
  何かの問題解決になるか?それは参加者次第。やってみたい!って合意したら、それをやる! みんなで即興を楽しみたい。

 ●進め方
 (1)何をするか決める(情報の整理→情報共有→対話→意思決定)
 (2)やってみる
 (3)振り返る
 (4)終了



<話題提供者のコメント>

■テーマ1【もっくん】
 今回の定例会でお伝えしたかったのは、MM法は、やり方さえわかっていれば、手軽にできることです。
 アンケートにも実践できそう!という言葉に嬉しくなっています。
 定例会の対話の中で、いま起きていることを見つめることができて、とてもいい時間を過ごすことができました。
 ありがとうございました。



<進行者のコメント>


■テーマ2【サクラキ】
 話題提供者からの確りと準備したプログラムを体験するのではなく、参加者が今までに体験したワークショップを
 思いだし、その中からこの時間にやりたいことを、話し合って決める。この瞬間がまさにファシリテーションを試す場。
 暫くの沈黙のあと、参加者ひとり一人が意見を出し合い、話し合った結果、たまたま北海道に来ていた「ぐっさん」が
 提案したPoints of Youがみんなが遣りたいことにマッチすることを確認。
 寄って「やってみる」はぐっさんの進行でPoints of Youを体験
 振り返りでは、Points of Youや、このプログラムに決まった経緯など、今日、この時間に起きたことを振り返ることが
 できました。ノープランで定例会を実施するという暴挙を試したのですが、参加者に恵まれ、とても内容の濃い時間と
 なりました。この企画?はもう少し修正が必要ですが、その場の即興を楽しむワークショップとしては成立すると
 思いました。また、機会があれば修正したあらたなカタチで実施したいと思います。



<コーディネーターのコメント>

■テーマ1【たたま】
 今回は、MM法で各人の困りごとをテーマにミーティング。困ったという本音の気持、たくさんの意見が出てきました。
 参加メンバーも一生懸命考え、何とかしようという気持ちでミーティングしてました。"もわもわ"したところから課題を
 見つけ、さらに深堀していく方法論という事を今回学びました。参加者の方も、"結構すっきりした"という声が多く
 ありました。話題提供者様、参加者様、ありがとうございました。



<アンケート抜粋>

■テーマ1
 ・今回研修テーマを変えるのも良いのですが、不完全燃焼に終わることも多いので、1つのテーマを複数回シリーズで
  行うのもいいのではないでしょうか。
 ・職場や環境が違っても、そこで起こる問題や課題は同じ。
 ・実践の場だったので、定着は机上勉強よりいいと思う。吐き出させてくれてありがとう!!
 ・Fをして、フィードバックをもらえていない事実があった。


■テーマ2
 ・POINTS OF YOU を深めていきたい。すごい!
 ・ざっくりとした「何をする?」とかだと、もやっとした感じになったかも。
 ・"その場で作る"は多人数なら多人数で。少人数なら少人数で、自由度が高くておもしろい。
 ・本当に安心安全の場になっているのか疑問に感じる。こんな状態、状況なのかを改めて考えてほしいと思う。
 ・議論のまとめ方、押さえ方につながるものが知れるような会を希望します。



<ワーク風景>

【テーマ1】

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【テーマ2】

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