2019年1月度 定例会報告 2030SDGsカードゲームを体験しながら、持続可能なFAJ北海道支部の運営についてアイディアを出し合おう!北海道支部

日   時: 2019年1月5日(土)13:00〜17:00(12:40受付開始)
場   所: ちえりあ(札幌市生涯学習センター)2階「中研修室2」
       札幌市西区宮の沢1条1丁目1番10号
参 加 者: 26名(会員14名、運営10名、非会員2名) ※話題提供者、コーディネーター含む
コーディネーター : ゆずる(森田 譲)、コム(小室八重子)、みー(三上真広・当日)
テ ー マ: 「2030SDGsカードゲームを体験しながら、持続可能なFAJ北海道支部の運営について
アイディアを出し合おう!」
話題提供者: ラティーノ (平井 雅さん、FAJ会長、沖縄サロン)


■定例会趣旨

今回の定例会では、FAJ北海道支部の活動をより活発で有意義なものとするため、会員一人一人にできることは
ないかを「2030SDGsカードゲーム」で『個々と全体のつながりを』を体験しながら考える。さらに、
私たち自身やその周囲、そして道内の各地域が持続的に生き生きと発展していくために、「FAJ北海道支部の
運営をとおして私たちに何ができるのか」を考え実践していくきっかけにしたい。



■タイムテーブル(概要)
13:08 【第1部】ワークショップ開始
     ・導入:SDGsとは
     ・インストラクション:ゲームの進め方
13:30  SDGsゲーム前半
     ・ゴール:2人1組でカードに書かれた課題を達成すること
     ・他チームと交渉し、必要なものを得ながら進めていく
     ・中間報告:世界の状況メーターはどうなっているか
14:22 SDGsゲーム後半
     ・残り時間の中でほとんどのチームが課題を達成して終了
14:35 振り返り
     ・4人でORID(事実・主観・解釈)を用いて振り返り
15:10 第1部終了
15:10 【第2部】 ORIDのD・・・今後に活かす
     ・席替え: 1島4人で次の問いについて対話
     ・Q1.FAJ北海道支部の運営を持続可能にするために、私たちは何を大切にするのだろう?
     ・Q2.私たちは、何のためにこの(FAJの)活動をしているのだろう?
16:10~ まとめ
16:30  ワークショップ終了



■話題提供書のコメント
ラティーノ(沖縄サロン)
昨今話題のSDGs(持続可能な開発目標)の考え方をわかりやすく体感できる「2030SDGsカードゲーム」を
やってみることで、地域や組織などを"持続可能"に運営するために必要なことを"個々と全体のつながり"を
意識しながら考えていけるようにプログラムを設計しました。個人的には、北海道と沖縄という"辺境"の地域が
共通に抱える課題を認識できたのが興味深かったです。開拓の歴史の中で培われたフロンティア精神がある一方で、
その歴史や地域特性とともに社会の中に深く根付いてきたメンタルモデルが、FAJ北海道支部運営の中にも
相似的に出現してきているのかもしれないと感じました。今回の経験でいろいろと多面的な視点をいただくことが
できました。ありがとうございました。


■コーディネーターのコメント

・ゆずる(森田 譲)
 話題提供者のラティーノやたくさんのサポートをしてくれたぎょうさん、 初コーディネーターのコムさんから、
いろいろな学びを受けることが出来ました。 当日コーディネートして頂いたみーさんには、とても感謝しています。
支部運営や定例会のあり方をしっかり考える良い機会でした。 本当に定例会当日に出席出来なかったのが残念で
なりません。 ありがとうございました。

・みー(三上 真広)
 ラティーノ、新年早々に南から北へお越しいただきありがとうございました。 新年から地球と自分を考える
楽しい時間でした。今年は何かと地球と向き合う時間を大切にしたいと思います。 人生はゲーム?ゲームな人生?
一度きりの人生をもっと楽しくしたくなりました! 本当にありがとうございました!

・コム(小室八重子)
 ラティーノさん、遠く沖縄から寒い北海道にお越しいただきありがとうございました。今後、私たち誰もが
考えていかなければならない世界の状況を、「2030SDGsカードゲーム」を通して疑似体験することができました。
また、目先の目標達成にとらわれると大きな視点を見失うことにも気づかされました。振り返りあってこその
2030SDGsカードゲームを実感できました。ありがとうございました。 初コーディネーターはわからないこと
だらけでしたが、皆さんに助けていただきながら当日を迎えることができました。定例会開催までの諸準備等を
体験できます。皆さんも一緒に運営委員をしてみませんか?


■アンケート抜粋 :【実践につなげる気づき・学び・感じたこと等】
・共有する大切さ。2030SDGsカードゲームは楽しくて学びがあると発見。
・すべてシンラバンショウ関連付けられること。振り返って前にすすむ組織にすること。
・スコープが変わると行動が変わることを学びました。より広い視点で考え行動しようと思います。
・SDGsに興味を持つことができた。メンタルモデルの話が印象的だった。(自分もそういう節があると感じた。)
・自分だけでやろうとせず、協力が大切。しかし自分に余裕がないと人に優しくなれない。物事を打開するには、
 視点を広げることが必要。
・視点が自分中心→全体視点へと切り替わる気づきを体験できて、あらためて反省というか、知っているのに、
 またか!という感じです。
・個人、組織、世界等、全体を見ることにつながることを学びました。FAJの活動で「何を大切にするか」を
 考えます。社会全体をみて、自分、職場をみることが大切。「木を見て森を見ず」は×。大変たのしく学ぶことが
 できました。ありがとうございました。
・FAJ北海道支部でのこれからの自分の関わり、期待・・・考える機会になりました。ありがとうございます。
 全体を意識しながら、役割がかわると視点が変わることを理解しながら業務遂行しようと思います。
・カードのプロジェクト名まで見ずにゲームを進めましたが、プロジェクト名を意識させるやり方もあるのでしょうか?
 何か違った視点でSDGsゲームをできるなら、その方法もやってみたいと思います。
・「衣食足りて礼節を知る」じゃないですが、自分がある程度、達成できないと他人と分かち合うという気持ちに
 ならないものだと改めて感じました。自分の達成のスレッショルドを下げればより早く他者と協力していけると
 思いました。今日は後半がモヤモヤした。 

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