2019年9月度 定例会報告 フレームワークをうまくファシリテートして、場に活かそう北海道支部

日   時: 2019年9月7日(土)13:00~17:00
場   所: ちえりあ(札幌市生涯学習センター)2階「中研修室1」
       札幌市西区宮の沢1条1丁目1番10号
参 加 者:  20名(会員10名、運営9名、非会員1名) ※コーディネーター1名含む
コーディネーター : タカオ(佐藤貴啓)
テ ー マ: フレームワークをうまくファシリテートして、場に活かそう
話題提供者: 関西支部 支部長 ひろ(水江泰資)、関西支部 えむ(梅原泰祐)


1.ゴール

フレームワークに対してのファシリテーターの関わりの大切さを認識し、具体的な取り組みが明らかになっている。


2.ワーク概要

 (1)インストラクション
 (2)グループ自己紹介
 (3)フレームワーク講義&ワーク(3M、サザエさん)
 (4)マシュマロチャレンジ①
 (5)マシュマロチャレンジ②
 (6)振り返り




■話題提供書のコメント

【ひろ(水江泰資)、えむ(梅原泰祐)】
フレームワークは「特効薬でもあるが、劇薬でもある」と言う発想から今回のワークを作成しました。

ファシリテーターにとって、フレームワークは、効き目抜群の特効薬です。
フレームワークを使わないファシリテーションなどは存在しないでしょう。

ところが、ファシリテーターが議論の場に、不適切なフレームワークを選んでしまう事でも劇薬になってしまいます。
それ以上に、悲劇なのが、適切なフレームワークを選択していたとしても、ファシリテーターの振舞いひとつで劇薬
(逆効果または効果無し)にしてしまう事が起こる事を経験していただきました。

参加者のみなさんそれぞれが、持ち帰るものが異なるワークになったことは、私たちの学びになりました。
本当にありがとうございます。



■コーディネーターのコメント

【タカオ】
サザエさんワークで、フレームワークの切れ味の鋭さを体感したり、マルナゲーターが登場して、どんなに良い
フレームワークを使っていても、インストラクションや場への関わりが雑だと、フレームワークが本来の力を発揮
しないことを体感したり。「フレームワーク」というキーワードを中心にして、いろんなことに思考が飛んだり、
いろんなことが腑に落ちたり、とても楽しく有意義な時間でした。参加者の皆さま、話題提供頂いたひろさん、
えむさんありがとうございました。





■アンケート抜粋

・キライだったフレームワークの活かし方を考えたくなりました
・進捗に結びつく、支援・アドバイスは、チーム状況を見ながら適宜必要と感じた
・自己紹介のアイスブレイクは、簡単でありながら大切なモノコトを共有し合う、とても効果的な方法と思いました。
 使います。
・丸なげーたーのザツな対応、参考になりました。悪い側は、すぐ活かせる(スキル不足でも・・・)ので、
 初心者には助かります。
・参加者として楽しく参加させて頂きました。振り返り、意図開きを通して、ファシリテートの視点についても
 学ぶことができました。
・フレームワークの利点とこわさ。知らない人たちの中で活用する際の提示など様々なことを学ばせて頂きました。
・意図開きしてはじめてわかることもあったので、リフレクションはきちんと行うことが大事
・最後のひろさんがおっしゃっていたファシリテータのあり方(正解をおしえるのではなく、場をつくる)の
 お話しが印象にのこりました。「あり方」なんだと(ノウハウを知ってるとか正解を知ってるとかではない)。
・フレームワークを効果的に活用するには、参加者の理解度を十分に上げておくことが重要
・今日のテーマとして、イメージした内容とは違っていたので、自分の中で学ぼうとした論点がなく、学びに
 結びつかなかった
・まさかの2段階方式だったとは・・・。雑さが経験できておもしろかったです。
・フレームワークの理解度とサポートのバランスを大切にすること。
・フレームワークを使う時は、インストラクションが大切。ていねいに行いたいです。
・場の設定は楽しく!

photo1.JPG

photo2.JPG  photo4.JPG  photo3.JPG