日 時: 2020年6月6日(土)13:00~16:45
場 所: オンライン
参 加 者: 30名(会員14名、運営14名、非会員2名) ※コーディネーター1名含む
コーディネーター : ごっと(後藤遵義)
テ ー マ: ワールドカフェをWEBでやってみる
話題提供者: 田中敏彦さん
1.目的
新型コロナウイルスの感染拡大に伴いZOOMをはじめとする非接触のコミュニケーションの必要性が高まりFAJ内は
もとより社会的にWEBを使った会議やコミュニケーションを取れるようにするなどの動きが多くなっている。
その現状を踏まえ、
① 意見交換のツールとして代表的な「ワールドカフェ」をWEBでやってみることを定例会のテーマとして提案します。
② 現在在籍している北海道支部の会員で実際にワールドカフェをしたことがないとか。
③ ワークショップの流れ(やり方)や考え方を知りたい体験したいニーズが想定されるのでスキルとしての
ワールドカフェを学び合う場としたい。
2.ワーク概要
(1)ワールドカフェの概要レク(WCの基本を学ぼう)
(2)実際にやってみよう1回目(テーマ:アフターコロナ)
(3)実際にやってみよう2回目(テーマ:質問を考えよう)
(4)グループ発表
■話題提供書のコメント
【とこ(田中敏彦)さん】
参加していただいた北海道支部、全国の皆さん。楽しめましたか?気づきはありましたか?
昨今、社会情勢・オンライン、色々な状況が渦巻いている中、やらせていただきました。渦中でのワークショップの
話題提供してみて多くの気づきを得られ感謝しています。ワールドカフェの得意とする拡散や共有。ある程度の
合意形成までさせていただきました。話し合いの時間の変化をどう感じましたか。リアルとの違いも体感できました
でしょうか。オンラインでのワークショップをするのに技術的なフォローや展開時間の設定など多くの人の手助けが
必要だと感じ感謝しています。
話せた。面白かった。こんなものか。などの気づきも大切ですが、ワールドカフェの基本に沿ったプログラムを
知ることで、可能性やコミュニケーションの未来を考えてもらえれば嬉しいです
■コーディネーターのコメント
【ごっと(後藤遵義)】
今回、当初予定していた定例会がコロナ禍の影響でリアルでの開催が不可能となり、急遽予定を変更しての開催と
なりました。限られた時間の中、話題提供者のとこさんには相当な苦労をされたと思いますが、当日は非常に
充実した内容となっていました。私自身、オンラインでのコーディネーターは初めてでした。後から聞いたところに
よると、緊張していたのがオンライン越しでもしっかりと伝わっていたようです。コロナ禍のせいで諸々不自由な
こともありますが、今回のようなオンライン開催では遠方の方も気軽に参加でき、新たな出会いもあったので、
コロナが終息した後もオンライン企画を企んでいきたいと思います。
■アンケート抜粋 :
・立場が変われば見方が変わる、ネガティブをポジティブに捉えるには?というハッとさせられる意見が出たのが
おもしろいと感じました。
・ラウンドによる触発、元のテーブルに戻ってきたときの一体感や話し合いの深掘り・納得感などワールド・カフェ の
パワーを体感できました。
・意味の深い問いがたくさんあって、考えさせられました。在宅の意味とは?コロナからのメッセージは?ということが、
胸に残っています。
・ブレークアウトセッションで結構親密な会話が出来た。
・Zoom会議の参加方法、情報共有の仕方に新しい気づきがありました。jamボード以外にも探索してみたいです。
・時間配分やFの役割について、色々考えることができました。
・場の目的と、参加者が参加するまでに考えていることを推察することの重要性。あと、オンラインで準備をしくじると、
巻き返しが結構大変。
・ZOOMでワールドカフェができることがわかり、とても勉強になりました!
・ワールドカフェの狙いはオンラインでも実現できる。対面よりも時間的余裕を十分取ることが必要と感じた。
・オンラインでもやり方を工夫することで話し合いを深め広げることができる。
・グループが変わり新たな視点が加わることで、思考が柔軟になることを時間として学べました。また、オンラインと
リアルでのコミュニケーション・ファシリテーションの違いなど、皆さんの話を聞きながら、多くの視点に触れることが
できました。
・オンラインでもワールドカフェができる、と実感しました。リアルで集まることが難しい中ではあるものの、
変化に対して柔軟に、発想を大切にしていきたいと思いました。