2021年1月度 定例会報告 はじめての6ハット~帽子を変えて、会議を変えよう!北海道支部

日   時: 2021年1月9日(土)13:00〜17:00(12:40受付開始)
場   所: ちえりあ(札幌市生涯学習センター)2階 大研修室
       札幌市西区宮の沢1条1丁目1番10号
参 加 者: 14名(会員13名、運営6名、非会員1名)
       ※話題提供者1名、コーディネーター3名含む
コーディネーター : 藤嶺和隆(とら)、高橋淳子(たぬ)、小室耀(コムロン)
テ ー マ: はじめての6ハット~帽子を変えて、会議を変えよう!
話題提供者: 白方通隆(おやぶん 北海道支部)


■定例会趣旨(話題提供者からのメッセージ引用)
6ハット(シックスハットシンキング法)とは、エドワード・デ・ボーノ博士が開発した並行思考法です。
6つの思考パータンを6色の帽子にたとえて、かぶる帽子の色を変えることで視点や思考を切り替え、
アイデア創発や意思決定を促す手法です。効果としては
  1:グループ全員の力を結集する
  2:会議の時間を短縮する
  3:出席者のエゴを排除する
  4:同時にいくつもの事を考えようとして混乱する事が無くなる
とされています。
ファシリテーターとしての新たな気付きになると思います。



■タイムテーブル(概要)

13:00 オリエンテーション
13:10 新型コロナ感染防止対策、はじめての6ハット企画チームの説明、今日のスケジュールを共有
13:20 6ハットとは
13:30 グループワーク 6ハットを理解する。
    6つの帽子の使い方
13:45  ビデオ研修(YouTube) 
   「町内会のゴミ問題」 6名で6ハットを使っての話し合いする内容
14:00 グループワークで感想を共有
14:25 全体で感想を共有
14:40  ---休憩---
14:50 「北海道支部の定例会の方法」テーマに6ハットを使ってのグループ討議
15:40 グループ発表 
15:55 グループで振り返り
16:05 振り返りの全体共有
16:10 6ハットステージⅡの説明
16:15 振り返り
16:30 終了



■話題提供者のコメント

・おやぶん (白方通隆)
北海道支部初の6ハットの定例会(1ステージ基礎編)でした。
かなり厳しい感染防止対策として防護服を任意での着用でワークを行いました。距離を取り、アクリル板越しで
場の設定が良好でない中での話し合いが成立したのは、6ハットというプログラムのおかげであったと思います。
各支部で行われている6ハットですが、ファシリテーターとしてのスキルを得ることは必要なことだと思いました。
感染防止対策に尽力されたコーディネーターのとらさん・サブコーディネーターのたぬ・コムロン、当日の運営に
携わったみなさま、おかげさまで無事にリアルで開催を行うことができました。
今後も新型コロナでの厳しい状況が続くと思いますが、みなの知恵を出し合いリアルで開催を模索していきましょう。


■コーディネーターのコメント

・とら(藤嶺和隆)
おやぶん、話題提供ありがとうございました。
コロナ禍で感染対策もしっかり行いながらのリアル開催は、とても価値のある定例会でした。
コーディネーターをしながら、6ハットを学ばせていただきました。急遽のコーディネーターとなり、たぬさん、
コムロンさんと連携しながら定例会を運営したことは、とても記憶に残るものでした。おやぶん、次回ステージⅡも
お願いします。楽しみにしております。

・たぬ(高橋淳子)
おやぶん、話題提供ありがとうございました。
コロナ禍、年末年始後のリアル開催で感染リスクは決して低いとは言えない状況でしたが、
感染対策を徹底的に行う事で無事に開催できたと感じています。
今年度は2回目のリアル開催でしたが、「リアルだから参加した」という会員・非会員がいらっしゃいました。
コロナ禍でオンライン開催は感染拡大防止を考えると重要な事だと思う反面、「オンラインだと参加できない・参加の
ハードルが高いという会員がいるという事実もわかり、できるだけ多くの会員に学びを提供するためにも、開催方法に
ついてはもっと粘り強く探求してもよいのかな?と感じました。

・コムロン(小室 耀)
おやぶんさん話題提供ありがとうございました。
今回の北海道定例会はコロナ禍でしたが感染対策を取りリアル開催をしましたが、6ハットシンキングというという手法を
サブコーディネーターの仕事をしながら学ばせてもらいました。また参加者の皆さんが学びの多い定例会にすることが
できたと思います。何をするのかわからない状態でサブコーディネーターとしてメインコーディネーターをサポート
しました。今回はメインコーディネーターの人が急遽やめられてしまいピンチヒッターとして病気でしばらく何もできて
なかったので今回は仕事をすることができてよかったです。また、メインコーディネーターをして下さったとらさんと
サブコーディネーターで一緒だったたぬさんにサポートしてもらいコロナ感染者を出さずに定例会を終えられてよかった
と思いました。6ハットシンキングをまたやることがあれば参加したいと思いました。



■アンケート抜粋

(1)定例会に参加して「実践」に結び付けられるような気付きがありましたか?
 ・色分けも意識しつつ、話の流れをスムーズにできようにしたいと思いました。
 ・色分けより話し方を意識して話し合いができてよかった。
  ファシリテーターだけでも6色のハットをかぶり分けて、今どの色が明示した方がわかりやすいと思う。
 ・色ハットで話し合いを進めていくこで整理、まとまった話し合いができると感じた。意見を出しやすい。
  赤の使い方をうまく使うことで、納得した結論が出せると思った。
 ・「1度に1つの事を考える」というのは、無駄なく時間の効率化に結びつくと思いました。
 ・色を意識して話し合うことが目新しく、実際にやってみようと思いました。
 ・赤い帽子をうまく使って最初に感情を出して、すっきりしてから理性で話し合えると良いかもと思いました。
 ・6つの帽子はシンプルだけど奥深い手法であると感じました。
 ・人の思考の流れで6ハットはよく結びついていると感じた。
 ・色別に分けて考えること。人に見られている緊張感。
 ・色分けで思考が整理されるので効率がいいです。

(2)今日の学びをあなたの「実践」にどう活かしますか?
 ・話の順序を考えて話し合いに望みます。
 ・6ハットを学んで実践で使ってみたいと思う。
 ・6ハットを使うときにテーマに応じて、色の説明の表現を変えることでスムーズに導入しやすいのでは
  ないかと思う。もっと学び実践できるようになりたい。
 ・長くなりそうなミーティングに使っていきたいと思います。
 ・会社の会議で実践する機会を持ちます。
 ・次回の社内会議で使ってみます。
 ・自分の考えるプログラムに反映させてみたい。
 ・考えに煮つまった時に6ハットをやってみる。
 ・学校では対話やワークショップの機会が増えています。6ハットの思考法を使って生徒の対話を支援したいと
  考えています。また生徒と話すとき、色を同じにして話をすると思考が分散されなくていいと思います。

(3)本日の定例会、また今後の定例会に向け、ご意見・ご要望等をご自由にお書きください。
 ・たまにはリアル開催を続けてほしいです。
 ・スタッフのみなさま、ありがとうございました。
 ・感染対策お疲れさまでした。
 ・可能ならまたリアルで実施してほしいです。
 ・リアルは楽しい!
 ・冬の北海道は遠方から参加が難しいので冬はリモート中心、夏はリアル中心が良いかもと思いました。
 ・大変な状況な中での定例会を開催していただき委員のみなさまお疲れさまでした。
 ・リアルは面白い、改めて感じた。できること、できそうなことにチャレンジすることの大切さを学んだように思う。



<定例会の様子>

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