2022年11月度 定例会報告:『6つの視点でアイデア発想!会議も変わる?『6 Hats』を体験しよう』北海道支部

日 時:2022 年 11 月 5 日(土) 13:00~16:30(12:30 受付開始)

会 場:札幌市生涯学習総合センター ちえりあ 中研修室1

参加者:10名(内、非会員0名)

コーディネーター:木原真由美(まる) 、藤嶺和隆(とら)

話題提供者:白方通隆さん(おやぶん)

■話題提供者からのメッセージ
6ハット法(Six Thinking Hats)を使い会議のやり方を変えてみましょう。


~6ハット法(Six Thinking Hats)とは~
エドワード・デ・ボノ (Edward de Bono) によって開発された思考法
  エドワード・デ・ボノ博士は、水平思考/ラテラルシンキングの提唱者
  脳神経細胞に関わる医学者
6つの思考パータンを6色の帽子にたとえて、かぶる帽子の色を変えることで視点や思考を切り替え、アイデア創発や意思決定を促す手法です。
水平思考 [ラテラルシンキング/パラレルシンキング] をベースとしており、意思決定支援ツールの 1 つとして使われることが多い手法です。
※「考える」という行為の最大の敵は「複雑なこと」だ。なぜなら、それは頭を混乱させる。
考え方がクリアでシンプルならば、考えるという行為が最も楽しく、しかも効果的になるだろう。
*著書:より抜粋
6ハット法の効果としては
  1:グループ全員の力を結集する
  2:会議の時間を短縮する
  3:出席者のエゴを排除する
  4:同時にいくつもの事を考えようとして混乱する事が無くなる
 とされています。
水平思考を体験してみましょう。

■ワーク概要

2 チームに分かれてワークを行いました。
「高速道路無料化の諮問を行う」というシチュエーションのもと、まずは、諮問会議の進め方をどうすべきか検討しました。進め方を検討しながら、6 つの色の「帽子」も手作りしました。
次に、組み立てた順番に従って、会議を行ってみました。
6 Hats を意識して、作成した帽子をかぶりながらの会議となりました。

■コーディネーターのコメント(まる)

白方さん、ありがとうございました。
色と6つの思考パターンを覚えるまで、慣れが必要かと思いますが、「今は事実について発言中」とか「ここは感情をにじませて発言しよう」など、自分を客観視するには、とても有用な考え方だと感じました。

■参加者の感想
・「会議の組み立てを考える」ということ自体、初めての体験だった。
・帽子は折り紙の「兜」を作成した。手を動かしながら話ができて、とても楽しかった。

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