2023年10月度 定例会報告:『組織開発の原点:社会構成主義 「昭和の世代とゆとり世代/Z世代の違いを考える」 』北海道支部

日 時:2023 年 10 月 7 日(土) 13:00~16:30(12:30 受付開始)

会 場:札幌市生涯学習総合:センター ちえりあ 3F 研修室1

参加者:13名(内、非会員0名)

コーディネーター:後藤遵義(ごっと)、沖田泰範(たたま)

話題提供者:渡辺誠さん(MAX)、鈴木愛子さん(あいちゃん)

■話題提供者かのメッセージ

 自分が当たり前と思っていることが組織における関係性を阻害する原因になるかも!!

「あいつ(ら)は何を考えているのかわからない」という前に自分の考えを振り返り、相手の考えを理解しようとしてみませんか?

組織だけでなく、家庭でも、コミュニティでも、どこでもある人間関係を良くすることが出来ます。

 社会構成主義で考えましょう。

社会とは、国・学校・会社・家庭など。

構成とは、Construction。作り上げること

主義とは、考え方

「社会が自分たちの考えをつくってきた」と考えるのが社会構成主義です。

組織開発の基本中の基本です。 

その考えは身を置いてきた時代や社会によって変わります。

様々な人と良い人間関係でやっていくにはその考え方の違いを柔軟に乗り越えることがとうまくいきます。そんないい関係をつくるために役立つ時間です。

 

■ワーク概要

  1. 開会、北海道支部の3つの約束の紹介
  2. オープニング
  3. 組織開発とは
  4. 社会構成主義とは
  5. 『対話』私たちの考える年代別文化の違い ベビーブーマー・X世代・ミレニアム世代・Z世代
  6. 『対話』文化を乗り越えて協力し合える方法は?
  7. クロージング
  8. 閉会


■話題提供者からのコメント(MAXさん)

ご参加いただいた皆様ありがとうございました。 今回はプロジェクトマネジメントの計画ということで、情報共有の重要性と計画の立て方について簡単なワークショップで体験していただきました。 各チームとも個性的な計画が立てられたと思います。 プロジェクトマネジメントはゴールに向かって失敗を極力減らし、成功するためのツールだと思います。是非普段の生活の中でも、ちょっとだけ意識してもらえると嬉しいです。

■話題提供者からのコメント(あいちゃん)

3回目の北海道支部、今回も運営委員の皆さまお世話になりました。 今回は、組織開発をテーマにワークショップを行いました。 ベビーブーマー世代からZ世代まで参加下さり、各世代の特徴や価値観をそれぞれの経験から話し合いました。 その後、バスストップというフィンランド式ファシリテーションのツールで、世代の考え方はもちろんあるけれど「世代を乗り越えて協力し合うには?」どうしたらいいのかをアイデア創発しました。 中々、腹を割ってこういう話をすることは会社の中で少ないので、もっと対話していきたい!という方が多かったと思います。 世代関係なく、良い関係を築いていける組織・コミュニティを作っていきたいですね。

■コーディネーターのコメント(ごっと)

参加された皆様、ありがとうございました。MAXさん愛ちゃん、内地からの遠征お疲れさまでした。

MAXさん愛ちゃんとは縁があって最近の北海道支部開催は3回とも関係させてもらってます。毎回テーマがガラッと変わり引き出しの多さに驚かされてます。

今回は世代間ギャップを強制的に認識させられる内容でした。しかし、それぞれの世代の背景がわかると、分かり合えるってことはありませんが理解できるくらいにはなれた気がします。良い気づきの機会になったと思います。

■コーディネーターのコメント(たたま)

MAXさんあいちゃん、ありがとうございました。

先日、FAJでアンケートを行った結果、組織開発のリクエストが多くあり、今回タイムリーに提供でき、参加者もとても反響がありました。会社では世代間の壁が特に問題になっており、このこともとてもマッチしてよかったです。またその方法論を最後にかんがえきっと皆さんも良い方法を持ちかえったと思います。

 

■アンケート抜粋

1 今日の内容を知っての感想やご意見があれば、教えてください。

・楽しくファシリテーションを学ぶことができました!ありがとうございました!

MAXさん、あいちゃんありがとうございました!楽しく、学びの多い時間をありがとうございました。

・世代別の傾向、改めて気付きがありました!

・とても楽しかったです。大人のうれしい学びでした!

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