2023年12月度 定例会報告:『どうする?参加者!!~この会議、おぬしはあきらめるのか?参加者でも会議は変えられるのじゃ!!~ 』北海道支部

日 時:2023 年 12 月 2 日(土) 13:00~16:30(12:30 受付開始)

会 場:札幌市産業振興センター セミナールームC
    〒003-0005 札幌市白石区東札幌 5 条 1 丁目 1-1

参加者:13名(内、非会員0名)

コーディネーター:ばん(板東忍)、しげ(元田繁喜)

話題提供者:ちびまり(鈴木まり子)日本ファシリテーション協会フェロー・災害復興委員会

■話題提供者からのメッセージ

  「ファシリテーター不在で会議が有意義でない」「仕切りテーターに制圧されている」でも、私はファシリテーターではないから仕方がない、と諦めていませんか?私たちの職場や暮らしの中で、いつもスーパーファシリテーターが話し合いを進めてくれるわけにはいきません。逆にファシリテーターの存在に依存しすぎると「ファシリテーターがうまく進行してくれなかったから発言できなかった」「ファシリテーターが不在だから合意できなかった」などと考えてしまうこともあります。ファシリテーターがいたとしても、ファシリテーターが頑張りすぎているが、参加者がファシリテーターに遠慮して発言できないという本末転倒な事態も起きかねません。もちろん、会議など話し合いにおいて、ファシリテーターの役割は重要です。しかし、話し合いの主役は参加者です。参加者が変われば話し合いは変わります。ファシリテーションスキルはファシリテーターだけのものではありません。参加者が使えるファシリテーションスキルも沢山あります。今、大河ドラマで湧いている浜松から出陣してまいります。ぜひ、ご参加ください。

■ワーク概要

  1. 開会、北海道支部の3つの約束の紹介
  2. オリエンテーション
  3. チェックイン
  4. ファシリテーションの意味と効果(おさらい)
  5. いつもの話し合いを振り返る
  6. 参加者ができるファシリテーションを見つける
  7. チェックアウト
  8. 閉会

■話題提供者からのコメント(ちびまりさん)

「この会議が有意義でないのは、ファシリテーターのせい」「今日の会議は無駄な会議」など、参加者が他人事になっている会議が気になっていました。そこで、「参加者でもできるファシリテーション」をテーマに話題提供させていただきました。参加者の皆さんが、お互いの経験から「参加者ができるファシリテーション」のヒントを見つけていくプロセスは、私にとっても気づきの多い時間でした。引き続き、このプログラムをブラッシュアップしていきたいと思います。ありがとうございました。

■コーディネーターのコメント(ばん)

ちょうど職場の若い子に「意見があったんだけど、言い出せなかった、どうすればよかったのか」という相談を受け、「おばさん、言いたいこと全部言っちゃうから、どうしてあげていいのか・・・」と思っていたのですが、彼女にしてあげられる助言がたくさんつまった定例会でした。

あれ?と思った時に質問してみるというのは一番使える手だと思います。

ぜひブラッシュアップしてまた北海道で続きをお願いします!

■記録者のコメント(たたま)

ちびまりさん、ありがとうございました。

日ごろの会議から、参加者としてできる隠れファシリテーターの数々の技術に関心してしましました。早速、この技術を使い、優しく、柔らかく接して隠れファシリテーターとして会議や、話し合いを進めていきたいと思いました。参加者の皆さんも楽しい技術を持ちかえったと思います。遠い北海道まで、ありがとうございました。そしてまたぜひ来ていただきたいです。

■アンケート抜粋

本日の定例会、また今後の定例会に向け、ご意見・ご要望等をご自由にお書きください。

 

  • とても参考になりました!
  • テーマが絞られていて、具体的で、面白かった。
  • 考えました。ありがとうございました🙇
  • 多くの気付きがありました。
  • ファシリテーターの生の姿?実践を見させて頂きました!参加者としてとてもよい勉強会でした。ありがとうございました!
  • 内容的に面白かったのですが、あえてあげるとすると、50分のワークに入る前に、プロセスを意識するようにしてもらったほうが、覚えていたかもと思います。テーマが面白かったので内容にはいりすぎたかもしれません。
  • 下手に出て、ファシリテーターの影武者となる
  • 参加者としてやれること、参加者としてやってもらえるようにすることを考えさせられました。今日得たことを次の機会に使ってみたいと思います!

b-1.jpgb-2.jpgb-3.jpgb-4.jpgb-5.jpgb-6.jpgb-7.jpg