日　時：2023 年 7 月 1 日（土） 13：00～16：30（12：30 受付開始)

会　場：札幌市生涯学習総合センター ちえりあ　中研修室2

参加者：13名（内、非会員0名）

コーディネーター：ごっと（後藤遵義）、たたま（沖田 泰範）

話題提供者：ぎょうちゃん（行天　二季子）

■話題提供者からのメッセージ
それぞれの話し合いの場で、話し合うことの意味とファシリテーターの役割の違いを感じ
ることはありませんか？今回は話題提供者の経験から、行政と住民の、施設運営スタッフ
同士の、発注者と制作者との話し合いの事例と、その時に感じたファシリテーターとして
の関わり方をお話しし、話し合う場面と話し合ったこと、ファシリテーターの存在する意
味を参加者の皆さんと考えていきます。

■ワーク概要

１．開会
２．チェックイン(自己紹介)
３．インストラクション
・タイトル共有 
・このタイトルにした想い解説 
・今日の話題提供終了時に持ち帰りたいこと確認 
・これからやること進め方確認
４．ウォーミングアップ
・話題提供者が参加した会議の場面で起ったことを共有
５．ウォーミングアップワーク
６．全体共有
７．問いかけ１
・まちづくり会議で起こった住民vs 行政の狭間で
８．グループワーク
９．振り返り
１０．全体共有
１１．問いかけ２
・決めてからあれこれ意見が...追加意見をどう扱う？〜某記念誌づくりの現場か
ら
１２．グループワーク
１３．全体共有
１４．問いかけ３
・「〇〇さんがいないと決められない」進行役はどこまで存在感を出す？
１５．グループワーク
１６．全体共有
１７．本日の振り返り
１８．クロージング

■話題提供者からのコメント

当日は 10 名の参加者と一緒に、話し合いはだれのもの？ファシリテーターの役割とは？
について考えを深めていきました。
会議での進行役経験がある人が多く、4 つの事例に対しては「こういう場面あるある」と
共感を持って聴いていただけた印象がありました。また、傾聴、話しにくそうな人へ話題
を振る、時間を守る、など、普段からファシリテーションのスキルを活かして話し合いを
促進されている様子がわかり、想像以上にファシリテーションが日常的に馴染んでいるこ
とがわかりました。
クロージングでは、初心に立ち返ってみたい、中立的な立場になることが大事、正義を持
たない、という感想の中のキーワードが印象に残っています。今回の話題提供がみなさん
の話し合いの場をさらに良くして、ファシリテーターとしての活躍を促せるきっかけにな
れば嬉しいです。
ありがとうございました。

■コーディネーターのコメント（たたま）
行さん、話題提供ありがとうございました。話し合いの体験からの場面設定、とても面白
かったです。またリアルすぎてその場の空気まで伝わってくる感じでした。参加者の皆さ
んも臨場感味わっていただけたと思います。ありがとうございました。

■コーディネーターのコメント（ごっと）
話題提供者の行さん、参加者の皆さんお疲れさまです。行政と民間、それぞれの立場にな
りきっての議論はとても興味深かったです。相手の立場を理解しつつも譲れない一線をど
う伝えるのか、話し合いの場でのそれぞれの苦悩が再現できており、そのリアル感が楽し
かったです。ありがとうございました。

■アンケート抜粋
１　定例会に参加して「実践」に結び付けられるような気付きがありましたか？感じたこ
と、学んだことなどをお書きください。
・ファシリテーションの基本に立ち返った気がします。
・実際の課題を例に取り組んだので、リアルで気付きも多かった！
・普段の活動を振り返り言語化する事ができました〜
・ニュートラルな目線が大事と感じました。
・どの業界でも、同じような課題ありますね。皆さんの意見、参考になりました。
・進行役はニュートラル、中立、正義感を持たない。参加者にリスペクトの気持ちをもつ。
・基本的なこと振り返ることができた
２　今日の学びをあなたの「実践」にどう活かしますか？ご自由にご意見をお書きくださ
い。
・返ってくる回答の先を考えて質問してみたい
・会社での会議に使えそう。
・少し引いて物事を考え、中立的な立場で取り組みたいと思った。
・まだまだ楽しい場がたくさんあるなー
・聴く耳を持つことです。
・毎月の会議に臨むときに心がけたい
・会議のサポートや自身の会議にて実践したい
３　本日の定例会、また今後の定例会に向け、ご意見・ご要望等をご自由にお書きくださ
い。
・メンバーを入れ替えてのワークは良かった。
・色んなファシリテーターの対談が聞きたい
・緊張せずに参加できました。
・たくさん、話せてよかった
・話し合いの目的が分かりやすく、時間も無理がなく全体のスケジュールが良かった
・もう少しコロナが落ちついたら泡にも参加します。