■『ワークショップや研修のプログラムを考えてみよう!
~依頼者の話を聞いて、みんなでプログラムを作るプロセスを体験~』
■日 時:2025年 6 月7日(土) 13:30~16:30 (13:15受付開始)
■会 場:札幌市生涯学習総合センター ちえりあ 3F 研修室5・6
■参加者:18名(非会員1名・運営委員4名含む)
■話題提供者:日本ファシリテーション協会 ファシリテーションサポート委員会
ガミ(尾上昌毅)、おやぶん(白方通隆)
■コーディネーター:とら(藤嶺 和隆)、ごっと(後藤遵義)
■話題提供者からのメッセージ
6月定例会は、ファシリテーションサポート委員会の話題提供で、実際に寄せられた事例(相談)をもとに、依頼者(クライアント)とのヒアリング内容を自分たちで考え、ヒアリングをやってみて、そこからワークショッププログラムを考えるという、現場で即使える実践的なプログラムです。
■ワーク概要
プログラム作りに必須の相手ニーズをヒアリングする体験を通じて、そのニーズを具現化する方法を考えられるようになるためのワークです。
・ オリエンテーション
・ 知り合いタイム
・ ファシサポ紹介
・ プログラムのゴール設定
・ プログラムを考えシェアする
・ チェックアウト
■話題提供者からのコメント(定例会を終えて)
今回は会員以外の方も加わった18名の多様な参加者の方々と、ファリテーションサポート委員会(ファシサポ)で行っている、依頼者へのヒアリングを、ロールプレー実演を交え一緒に体験でき、進行役としても楽しめました。 普段の定例会などでは、自分たちのやりたいプログラムを企画、提供することも多いのですが、このように外部依頼者にお応えする場合にはプログラム作りの前に「依頼者へのヒアリング」という最初のコンタクトのプロセスに色んな知見があることを今回あらためて思い返すことができました。 時間の制約もあり依頼者へお届けするプログラム作りまではカバーできない内容構成でしたが、ゴール設定(アウトカム)をどうするかについては、グループで活発な検討をいただきました。 今後の研修、ワークショップの場でゴールを考える際のヒントにしていただけたら幸いです。 ファシサポの案件では、昨年度に北海道内で実施した事例を白方さんに紹介していただき、身近に感じていただけたら嬉しいです。企画から実施まで伴奏いただきました運営の皆様に感謝いたします。
■コーディネーターのコメント(とら)
6月の話題提供は、実際起きているファシサポの現場の事例で、クライアントへのヒアリングの基本動作、グループセッション、実践ロープレ等、ファシリテーションスキルを今日の参加から引き出し気づかせるプログラムでした。参加者は現場で即実践できる内容で大変勉強なりました。 昨年北海道であった事例は、私が直接かかわった案件なので紹介されことが大変うれしく、ファシリテーションの学びを更に深めるきっかけとなっています。 がみさん、北海道での話題提供大変ありがとうございました。 実際あった事例からの内容は、身近に感じ学びを深められます。次回を楽しみにしています。
■コーディネーターのコメント(ごっと)
ファシサポで自治体や企業に対するヒアリング経験が豊富ながみさんのワーク、大変楽しみにしていました。依頼者本人もちゃんと分かっていない本当の困りごとを引き出す様々なヒアリング方法が知れ、明日から早速活用できそうでした。このワークの完成形は依頼者向けのプログラムを作るところまでとのことですので、次回は是非ブラッシュアップされたワークを期待したいです。
参加者の皆様は、是非各々の職場で活用してください。
■アンケート抜粋
・職場でプログラムを提供することがあり、受講者のニーズの汲み取りや、提供を考えた時のプロセスが参考にできると思いました。
・4Hで課題を整理すると、プログラムが作りやすいと思いました。
・ファシリテーションのゴール設定。 今回のワークショップの進め方事態が、話し合いが進みやすい形となっており、それを体験できたことで、一部分ずつでも取り入れられそうな点。
・発表時、グループから1人ずつ派遣して回していく手法は、様々な研修で全員を当事者にする意味でも効果的だと思いました。
・ガミさんありがとうごさいました。
・いつも企画、運営ありがとうございます。
・ヒアリングした課題に対して、適したファシリテーションの様々なコンテンツを知ることができればいいなというのが一番の参加理由でした。こちらに重きを置いた内容も今後期待したいです。
・会員増に向けて頑張りましょう
・イベントで扱ったスライドも提供していただけると嬉しいです。