■日 時:2025年7月5日(土) 13:00~16:30 (12:45受付開始)
■会 場: 札幌市生涯学習総合センター ちえりあ 3F 研修室5・6
■参加者:17名(非会員1名・運営委員5名を含む)
■話題提供者:FAJ東京支部、東北支部、ワールドカフェコミュニティ・グローバル理事、GCBC理事長 大嶋 友秀(ぷーさん)・GCBCグラフィック研究会メンバー、ビジュアルプラクティショナー 田中 ゆみのさん(ゆみのさん)・FAJ北海道支部、GCBC監事 東 憲治(あず)
■テーマ:「ワールドカフェ × グラフィックハーベスティング~改めて共創を考える~」
■コーディネーター:あず(東憲治)、みさき(伊藤幸咲)
■話題提供者からのメッセージ
「ワールド・カフェで、こんなに深い対話ができるんだ、と実感してほしい。そこに集う人たちの思いと考えが合わさった時、何かが見える。グラフィックを効果的に使うことで見えなかったものや気づかなかったことがわかる時、私たちの行動が変わるかも。そんな可能性を感じてほしい」(企画チーム)
■ワーク概要
今年のFAJサミットのテーマである「共創」とはどういうことなのかということをワールドカフェを使ってそれぞれの共創を考える場。そしてグラフィックを使うことで対話の中で生まれたキーワードを視覚的に俯瞰して見ることで新たな気づきが生まれる。ワールドカフェで発散しグラフィックを通して収束する今回のワールドカフェ×グラフィックハーベスティング。
・ワールドカフェの説明
・ROUND1
・ROUND2
・ROUND3
・グラフィックを用いて新たな気づきと収束
・チェックアウト
■話題提供者からのコメント(定例会を終えて)
どうすれば、ワールドカフェの場が学びや気づきに溢れている場にできるだろうか。そんな質問から出発して、グラフィックをうまく活用することで、俯瞰する視点を提供できれば、単なるおしゃべりに終わらず、気づきや学びを大きく誘発できるのではないか、と考えて話題を提供しました。ラウンドごとのミニハーベスト(付箋)、ハーベストセッションでのグラフィックを囲んで振り返り対話を行うなど、今回こだわった手法の助けもあり、参加者が熱く語っている場が出現し、またハーベストでは熟考しながらも、新たな可能性を感じていただけた実感がありました。素晴らしい機会を得て、M Fとしても安心して進めていけたのも大きかったです。北海道支部の皆さん、ありがとうございました。
■コーディネーターのコメント(あず)
定例会に出た参加者の多くが、ワールドカフェのやり方次第では、生成されるものが違ってくるとの声を聞きました。ファシリテーターが集う場でこのような声を聞けたのは、大きな収穫でした。
また、対話をグラフィックで俯瞰することで、気づきを得た方も多数いました。
私も、その一人でした。今年は、ワールドカフェが誕生して30周年になります。このような場を北海道で開催出来て嬉しく思いました。
■コーディネーターのコメント(みさき)
ワールドカフェは島をめぐってその島で出た意見を聞く、島めぐりのワークショップがこれまで経験してきたものでした。今回のワールドカフェではもちろんテーマの段階を上げながら島で話をしてめぐっていきましたが、新しい島での会話は楽しくて「共創」を考える場となりました。そしてグラフィックハーベストは初めての体験でした。島での対話をグラフィックで表現してすることでイメージ化でき、俯瞰して見ることによって新たな気づきが生まれる。全員で共創について振り返り感じたことを話す場はステキな時間と感じました。ぷーさん、ゆみのさん、あずさん新しい体験をありがとうございました。
■アンケート抜粋
現場に活かせそうと回答した方
・グラフィックハーベストでみんなの思いを俯瞰することができる
・ハーベストの進め方
・全体を俯瞰するところ