■ 日時 :2008年5月3日(土) 13:00〜17:00(12:50受付開始)
■ 場所 :札幌市男女共同参画センター(札幌エルプラザ内)4階
大研修室
■ 参加者 :22名(会員20名、非会員2名)
■ 話題提供者 :岡山洋一・七倉廣香・岡本峰子
■ 泡の会 :「山の猿」札幌駅北口店(17:30〜)
■ コーディネータ :吉江 妙子
■ テーマ
『だからオンナとおとこは面白い!
〜広告・メディアが描く女らしさ・男らしさ〜』
■主な内容
ワーク①「名前の由来」
個人のアイデンティティの尊重と親から子への願い・希望を再認識 しました。
ワーク②「広告・ファッション誌に見る男女の描かれ方」
普段何気なく目に入る広告などから、無意識のうちに刷り込まれる社会的性別役割分担意識についてファシリテーションを使ってみなさんと考えていきました。
【アイス・ブレイク】
・指回し
・じゃんけんポンポン
・じゃんけん自己紹介
【ウォーミング・アップ】
・名前の由来
①自分の名前を書く。
②グループのメンバーに名前の印象を書いてもらう(いくつでも可)
(ex:明るい・堅実・素直・そのほか物・色・人などでも可)
③自分の名前の由来を説明する。
④振り返り
【今日のお題1】
個人の名前を元にしたワークをしましたが、その後は「・・らしく」生きる経験があります。
例えば、男の子らしく頼もしく。女の子らしくおとなしく、男子はスポーツができなくちゃ、女子は細やかな気遣いができ て控えめなほうが、守ってあげたいタイプの女の子、頼りがいのある男性など・・。
生まれながらに持っている意識と、情報を受け取る中で知らすに刷り込まれているものがあるのでしょうか。
今回は、雑誌、新聞、広告の中から情報を読み解くワークをやってみました。
雑誌、広告などで性別によってどのような描かれ方をしているのか。そこにどんな意図が隠されているのかワークを通じて探ってみることをしました。
①女性らしさ・男性らしさを象徴しているもの
②グループで相談・選考可
③模造紙においていく
④分類してもいい
⑤モデルの表情、色、装飾などに着目すると面白い
ファシリテーター選出
ここからグループ内でファシリテーターとその他の役割分担をして始めました。
今回は、合意形成ではなく違う価値観を互いに認識するという作業ですすめました。
◆休 憩
前半のふりかえり
【今日のお題2】
女性・男性が有利だと感じること・社会的な慣習(女性男性はこうあるべき)によってつらい、つらそうだと感じること。
ファシリテーター(その他の役割)を選出してグループで話し合ってみました。
今回は、ファシリテーショングラフィックの中から、マトリックスを活用してワーク。
例: 項目(仕事・家庭・)と軸(過去・将来)のとりかたは自由
グループ発表
◆解説
GMI・HDIの解説
(名前の由来)結婚により女性は苗字が変わる。現在、選択は可能ではあるが少数派である。
尊重される自分自身を知る。他者からの印象による気づきもある。
(お題1・2)
若年層への刷り込みが課題。(家庭・メディア・漫画・アニメ)
仕事をする場面では親世代の無理解が課題。(例)
ジェンダーにより可能性を収縮させない社会・気運づくり
◆話題提供者感想
ビジネスからはなれたテーマだったので
計画の段階から不安や迷いがあったのですが、
皆さんの積極的な参加で、進行最中にも予想以上の展開があり
話題提供者として新たな気づきがありました。
計画の段階では話題提供者の意図を、また、グループごとの発表をとおして
意図的にグループ編成をした効果があったように感じました。
アイス・ブレイクも楽しくお付き合いいただき感謝です。
「普段は深く考えたことがなかったテーマだった」という感想が印象的でした。
以上