2016年2月13日(土) 関西支部イベント 分科会07関西支部

このページは、2016年2月13日に開催した関西支部イベント 分科会01のレポートです。

分科会 07 / ポスト・イット® ミーティング・ソリューション™ワークショップ&使いこなし方説明会

会議の進め方にお悩みの方、新製品開発や個々の発想力を高めてイノベーション創出を目指している方々等、これからファシリテーターの役割を担う方々を対象にしています。ポスト・イット® を会議やワークショップで効率良く使い、短時間で組織の相互理解を深め、チーム力を発揮し易くするノウハウを学んでいただけます。当日のワークショップでは、思いっきり沢山のポスト・イット® 強粘着タイプをご利用ください。志の高い若きリーダーのご参加をお待ちしております。


藤丸 周一郎 (ふじまる・しゅういちろう)

スリーエムジャパン株式会社 文具・オフィス事業部 西日本販売部 マネージャー
ミーティングソリューション™推進ファシリテーター
NPO法人日本ファシリテーション協会会員

1963年8月、福岡県柳川市生まれ、52歳。
1988年3月、早稲田大学社会科学部卒業。システム分析専攻。
同年4月、住友スリーエム株式会社(現・スリーエム ジャパン)入社。ビジュアル製品部に配属。当初、液晶プロジェクターの前身のOHP(オーバーヘッド・プロジェクター)のシステム販売で、OHPフィルムの作成方法、プレゼンテーションテクニック等のセミナーでソリューション型セールスを展開。
1991年大阪支店から福岡支店へ転勤。
1993年12月、文具オフィス事業部に転部。東京支店、大阪支店、広島支店を経験。
2015年10月〜、ミーティング・ソリューションおよび官公庁ビジネス推進担当として名古屋〜大阪〜広島〜福岡まで西日本全域を担当する。
趣味:スポーツ観戦、ウォーキング、ラーメンの食べ歩き、サウナ・スーパー銭湯巡り等。

プログラム概要

【参加人数】 参加者14名+ファシリテーター1名+実行委員スタッフ1名(合計16名)

●実施のねらい●
ポスト・イット®強粘着を使ったブレインライティングで、通常のブレストより短時間に多くのアイデアを集められることを体感する。壁にイーゼルパッドを貼ったこのフレームワークの流れであれば、個人では思いつかない様々なアイデアをまとめて、チームとして問題解決できる良さを実感すること。
(1)ポスト・イット®物語〜強粘着製品の登場までと、ミーティングソリューション™  

の意味・意義説明
(2)アイスブレーク(当日のチームメンバー同士の紹介やなごやかな雰囲気作り)
(3)ワークショップセミナー体感:テーマは「今年になって悔しかったこと、悲しかっ
たこと、恥ずかしかったこと」からの問題解決の手法を体験。
1.ブレインライティング⇒2.親和図法(KJ法)⇒3.バタフライテスト⇒4.ペイオフマトリックスで優先順位づけ
(4)成果の発表(チーム結果の共有)と「Post-it Plus」アプリの紹介、実践 
(5)振り返りのワーク:今日やったこと(Y)、わかったこと(W)、次にやること(T)
(6)「ミーティングソリューション™ 」導入のメリットとまとめ

ファシリテーターのコメント

眠くなりやすい時間からのスタートでしたが、みなさん熱心に聴いていただき、積極的に体を動かしてワークショップにご参加いただけたと思います。 ポスト・イット®製品を身近に感じてもらえるよう開発段階(ポスト・イット®に使用されている糊は実は超強力接着剤の失敗作だった逸話)から製品化、発売当時の苦労話や強粘着製品に至る物語を紹介しました。メモやふせん以外の用途で、アイデア出しや知的創造活動に4〜5人のチームで取り組むメリット、短時間で効率よくできる会議や問題解決の手法を紹介し、実践することが重要だと伝えました。                        アンケートの結果から、よく理解できましたとか、楽しくたくさんのポスト・イット®使えましたとか、社内で早速実践してみますとか、好意的なご意見を多くいただきました。反面、商品PRの時間がやや多かったとか、ワークの密度がもう少し高かったら良かったとの改善すべきご指摘もいただきました。                              
今も試行錯誤の連続ですが、これからの時代は必ず、チームメンバー相互の「コミュニケーション力」アップや「集合知」による問題解決が重要となります。より皆様のお役に立てるよう自分を磨き続けるとともに「ミーティングソリューション」をより良いものに育てて行きたいと考えています。

参加者のコメント

ポスト・イットとイーゼルパッドを駆使して、とにかく「見える化」にこだわった内容の分科会でした。
アイスブレイクから、ポスト・イットとイーゼルパッドを使用した手法は、参加者にも新鮮に映ったとおもいます。
本題の内容についても、ブレインライティングによる、チーム協働のアイデア出し、親和図法、バタフライテスト、ペイオフマトリクスを使用しての可視化のメリット、実践の場でのフレームワークの有用性が体感できる内容でした。
また、ポスト・イット開発誕生秘話や、ここまでの普及に至った苦労話等などは、3Mの藤丸MFならではの内容でした。

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