2018年10月13日(土)13:00~17:00
西宮市民会館
インプロでファシリテーション力を鍛える
L&P
高尾 隆
竹本記子、西井佐知子、山本律子、大阪経済大学学生
誰でもOK
ファシリテーターとして場に立つ時、私達は様々な判断を行っています。
ワークショプの振り返りは行っているとしても、自身の場のあり方について振り返りをしたことはありますか?
今回は「インプロ」を通して立ち振る舞いについてトコトン考察し、今後のファシリテーターとしての在り方を探求しましょう。
インプロ(impro)とは、即興劇のことです。台本も何もない状態で、即興的な演技手法を用いて、自発的に演じる形式の演劇のことであり、元々は俳優のトレーニング法として開発されたものです。現在では、チームワークやコミュニケーション、創造力などを高めるために学校教育や地域活動、企業研修などで幅広く取り入れられており、今や欧米を中心に世界中に、日本でも企業や教育現場で広まっています。(インプロには既に1,000を超える数のエクササイズ、ゲーム、テクニック及び形式が考案されており、それぞれ、特定のスキルをわかりやすく表出体感できるようにすること、あるいは訓練することが出来るように設計されています。ここでいうスキルとは、身体表現、人格の創出、対応力、緊張を解くこと、提案に寛容であること、信頼すること、といったことである:Wikipedia引用)
頭の理解ではなく、実際にエクササイズすることによって体で理解し、自分の内面(思考パターンやフレーム、反応、考え、価値観)を様々な角度から俯瞰的に自分自身を見つめ直していきます。
演劇が苦手、やったことない!という方も演劇経験者もどなたでも気軽に参加できます。
体験のない方こそぜひ一度やってみましょう!
今回はメインファシリテーターとして、ミスターインプロ「どみんご」こと高尾さんをお招きします。
なお、当日はパンツスタイル、スニーカーなど動きやすい服装でお越しください。
皆さんからのお申し込みをお待ちしております。
対象
テーマに関心のある方
ファシリテーションに関心のある方
インプロに関心のある方
新しい自分と出会いたい方
プロフィール
■東京学芸大学芸術・スポーツ科学系音楽・演劇講座演劇分野准教授。専門は演劇教育、インプロ(即興演劇)、演劇ワークショップ、吹奏楽教育。著書に『インプロ教育:即興演劇は創造性を育てるか?』『インプロする組織』(共著)など。インプログループ「即興実験学校」ではワークショップをおこなうかたわら、舞台にも立っている。
HP:domingolabo.net
ツイッター:https://twitter.com/takaotakashi
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1.経大生によるチェックイン(3グループ)
2.チェックイン(本日の参加者の属性を知る)
3.ワーク
・ワンセンテンスストーリー
・ワンワードストーリー
・プレゼントを渡す
・リア・ハンド・ホップラ
・イルカの調教
・ステイタスの上げ下げ他
4.振り返り
ファシリテーター(チーム) [11] 名 +担当運営委員[3] 名+参加者 [22] 名
参加者内の会員 [17] 名+非会員 [5] 名
・インプロ初体験者からは、面白かった、自分の思考がどうなのか等、よくわかったという声が多かった。インプロ初体験者が多かったので、行ったインプロのアクティビティが演劇というより、ゲーム的なものが多かったため、経験者からは物足りないという声も聞かれた。
・アクティビティ自体は、ゲーム的なものが多かったので、初体験者は、インプロそのものを体験する、楽しむことができたように思う。また、随所にファシリテーターとしての視点からの説明もあったので、経験者はインプロ自体をファシリテーションにどう活かすのかという視点で得るものがあったのではと感じた。