2026年6月13日13:00~17:00
西宮市民会館 301号室
3つのきく
Lテーマ
せら
体験学習Lab.(広瀬義浩 神瀬葉子 繁村早百合 加藤香里 世良和邦)
・ファシリテーションの基礎は学んだが、現場での応用に悩んでいる方 ・自分のコミュニケーションの癖や、他者に与える影響を知りたい方 ・本音で語り合い、互いに学び合える仲間と出会いたい方
導入・チェックイン 「うまく聞く講座」ではなく、正解のない「実験」の場であるというスタンスを共有します。 体験①&ふりかえり:「聞く」 2人組になり、聞き手は別のことを考えながら(上の空で)話を聞き流す体験をし、その違和感や感情をふりかえります。 体験②&ふりかえり:「訊く」 2人組で役割を交代し、質問リストを用いて機械的に次々と質問する体験をし、感情の変化や相手との距離感をふりかえります。 体験③&ふりかえり:「聴く」 グループを3人組(話し手・聞き手・観察者)に再編します。相手の言葉や感情を受け止め、意図的に「聴く」ことを実践し、観察者からの事実のフィードバックを交えてわかちあいます。
ファシリテーター(チーム) [4] 名 +担当運営委員[1] 名+参加者 [19] 名 / 参加者内の会員 [19]名+非会員 [0] 名
1. ワークショップ全体の感想・満足度の理由 体験・ロールプレイの有効性: 「3つのきく」をあえて体験・ロールプレイできたことが有意義であり、その大切さを実感できたという高い評価が多く見られました。 他者との対話による気づき: 他の参加者の意見を聞くことで新しい視点を持てたことや、自分の話したいことを話すことでモヤモヤが言語化された点も好評でした。 振り返りの充実: 「振り返りが多くてよかった」と、ラボラトリー方式の特徴であるプロセスを省みる時間が評価されています。 (※一方で、「すでに知っていること・経験していることが多く、時間を持て余した」というベテラン層からのご意見もありました 。) 2. プロセスや「きく」ことを通じた学び・気づき 「きく」姿勢の再発見: 「これまで、ただ相手の話したいことを聞くことしかしていなかったと気づいた」「相手に興味を持って話すことの大切さを改めて感じた」など、自身の「きき方」の癖に対する深い気づきが得られています。 非言語(プロセス)の難しさと重要性: 会話の当事者として相手の非言語コミュニケーションに気づき、自分の対話を変容させることの難しさを実感した方や、「ジェスチャーと感情の相関関係」「ジェスチャーが大事」といったプロセスの動きに対する発見がありました。 その他の発見: 「事務的な質問(訊く)も状況によっては功を奏する」「聞く技術と話す技術、それぞれの視点で見直すと新しい発見がある」といった多角的な視点からの気づきも寄せられています。 3. 運営・進行に対するフィードバック(改善点を含む) 時間配分とペース: 「時間配分がちょうど良かった」という声がある一方で、「3回の各ワークの時間が短く感じた(自己紹介を短めにしてはどうか)」「逆に進行をもう少し早めていただいてもよかった」「時間オーバーしているのではないかと心配になった」など、参加者によってペースの感じ方に幅があったようです。 ワークの指示や説明: 体験①の「聞く(無視する)」について、「最初は聞き手側だけに見えるように指示した方が効果的かもしれない」「1分でも十分かもしれない」という実践的なアイデアがありました。 体験②の「訊く」について、「指示がもう少し明確だったらよかった」という声がありました。 体験③の「聴く」について、「もう少し座学で説明を行い、前の2つとの違いを意識してできるようにすれば更によかった」とのご要望がありました。 環境への配慮と進行のアナウンス: 「周囲の声で会話が聞き取りにくいので、スペースを確保するよう促した方がよかった」「今何をするタイミングなのか、分からない時間帯があった」といった、場づくりの面での改善点も指摘されています。
時間配分と場のコントロール: 冒頭のチェックインの時間が長引き、後半の「聴く」ワークの振り返り時間が圧迫されてしまった。最初の参加者の長さに引っ張られてしまい、場をホールドしきれなかった。 ワークの指示の難しさ: 2つ目の「訊く」ワークで「機械的に淡々と」という指示がうまく伝わらず、一問一答で一瞬で終わってしまったり、バラエティ番組のような空気になってしまったりしたチームがあり、進捗や受け取り方に差が出た。 ワーク間の繋がり: 1・2回目の2人組から、3回目のワークで3人組にメンバーを組み替えた際、前のワークとの関連性が切れてしまったように感じた参加者がいた。 観察の焦点のブレ: 観察者シートの項目が「話し手」と「聞き手」の両方に焦点を当てていたため、観察者が「話し手の伝え方」ばかりに注目してしまい、本来意図していた「聞き手の態度がどう影響を与えたか」へのフォーカスがぼやけてしまった。