第22回 その2:2005年8月20日 いつでもどこでも! やってみようよファシリテーション関西支部

第22回関西地区研究会議事録 その2

■ 日時2005年8月20日(土) 13:00〜17:30
■ 場所:本町 トータルサポートブレーンズ
■ 題名:『いつでもどこでも!やってみようよファシリテーション』
■ 担当:駄田井、森、宮田
■ 参加者:19名
■ テーマ概要
 3月のネタ出しワークショップから生まれた企画です。みなさんは、どんなところで、どんなふうに、どんな人とファシリテーションをされていますか?会員同士って、案外知らないですよね・・・。まず、ファシリテーションが、どんな所で、どんな風に活用されているのか?そこに、どんな要素があるのか?どんなものがあれば、ファシリテーションと言えるのか?それらを探った上で、じゃあ、いつでもどこでもファシリテーションを使えるとしたらどんな可能性があるかしらということを、皆さんと一緒に考えていきましょう。

■当日の流れ
(1)挨拶・趣旨説明・ビデオ上映(10分・7タイトル)
  リード文
    今から、皆さんに、ある映像を見てもらいます。そこには、
    様々な場面が出てきます。ただ、場面を見てもらうのでは
    なく、今から、見てもらう映像に、ファシリテーションがある
    のか、それともファシリテーションはないのかという観点で
    この映像を見て下さい。

(2)個人ワーク テキストを配布
   Q1ファシリテーションはあったのか、なかったのか?
   Q2そう思う理由。

(3)グループ分け(4チーム)

(4)グループワーク
   テーマ:これが、ファシリテーションですという結論を、チームで
       作る。
   リード文
    皆さんに、個人ワークで、ファシリテーションの要素を考えて
    もらいました。今度は、どういうものがあれば、ファシリテー
    ションと言えるのかをチームで話し合って下さい。これが、
    ファシリテーションです。こういうものがある時に、ファシリテー
    ションと呼びますと言えるものを上げて下さい。

(5)発表 発表時間3分×4チーム 質疑応答あり

(6)事例紹介 テキストにて配布
   リード文
     参考までに、普段、FAJの会員の人が、どういう所で、ファシリ
     テーションを行っているかの実例をお見せします。

(7)休憩

(8)グループワーク
   リード文
    前半のワークで出たファシリテーションの要素を使って、
    どんな所でファシリテーション が活用できるかを考えて
    もらいます。お題をあげる。お題は、使っても、使わなくても
    いい。
    (夫婦喧嘩をしている時、好きな人がいて告白する時、
    親子関係、会社、友達など)

(9)発表。2分×4チーム 質疑応答あり

(10)ビデオ上映(3タイトル)
   リード文
    皆さん、ファシリテーションについては、完璧になりましたね。
    今から、もう一度、ビデオを見てもらいます。そこにファシリ
    テーションはあるのかないのか、一斉にお答えしてもらいます。
    マルかバツかで、一斉に答える。
   注)正解、不正解を出すためのものではありません。

(11)総括・まとめ

(12)アンケート

【参加者アンケート回答の主なもの(順不同)】
・とても面白かったプログラムですが、あえて改善ポイントを上げるとすれば、前半のワークが、充分こなせない前に、後半のワークに入っている。
・楽しめました。ファシリテーションの判断も、軸は同じでもその評価の違いが出て面白かったです。
・ビデオが最高でした。全体的に面白かったですが、もう少し、グループワークの時間が欲しかったです。
・ファシリテーションが身近に感じられた。
・映像の中で見るということで、イメージが統一されて分かりやすい。
・一つ目のワークは、ゴールが明確だし、ポイントもよかったですが、二つ目は、範囲が広かった。
・面白い企画でした。どんな場面で使えるかは、具体的なイメージがなかなかできずでし が、ファシリテーションという枠は、それぞれ違うということが分かりました。
・後半は、少々、議論がやりにくかったし、ボルテージも下がり気味でした。テーマの絞り方など、少し枠を作ってもよかったかも・・・

映像をふまえて互いの意識を探る ファシリテーションはどこにある!?
落ち着いた進行の駄田井氏