第40回 :2007年3月10日 場づくりの実験・体験してみよう! 〜本に書いてあることはホント?〜関西支部

第40回関西地区研究会 議事録

■ 日時:2007年3月10日(土)13:00〜17:00

■ 場所: 兵庫県中央労働センター

■ 参加者: 約 50名

■ 担当:林(中部支部) しもべ達(鈴木、西、空井)

■ テーマ:「場づくりの実験・体験してみよう! 〜本に書いてあることはホント?〜」

■ねらい

「場づくり」については、いろいろなファシリテーションの本にも書いてあります。

でも、一度読んだだけで、「ふんふん、なぁるほどね」とはなかなかいかず、

ついつい忘れてしまったりすることはありませんか?

そこで、一度、ちゃんと体験してみよう!というのが今回のねらいでした。

 実際に体験してみて、気づいたことを今後のみなさんのファシリテーション

に活かしていただきたく、また、そのためした結果をみんなで共有できれば、

よりよいファシリテーションの場づくりができていくのでは?と思います。

是非、アイディアをお聞かせくださいね。

・誕生日の順番にならび、6人のグループを作る(イスのみを使用)

・アイスブレーク

名古屋弁と三河弁のご紹介

「なも」「・・・だわ」「じゃん」「だら」「りん」など

是非、覚えていただきたいのは「このアイスクリーム、だらだらだら〜」

セッション1  

仕掛け:話し合いの途中でカーテンを閉めました。

その後、グループごとに振り返り

(自分はどう感じたのか、グループの雰囲気はどう変わったのか、

  話し合いの内容は変わったか、どんな場面で応用できるか)

  → あまり変化がない、部屋に閉塞感が出た、落ち着いたなど

セッション2  

仕掛け:話し合いの途中でショパン→ハードロックを流しました。

その後、グループで振り返り

  → ショパンは影響が少ない、喫茶店でおしゃべりしてるみたいなど

  → ロックはうるさい(返って集中して聴けたという方もいましたよ)

  → 口調が早くなったなど

・全体シェア 

 各チームからひとりずつ発表

休憩

セッション3 

仕掛け:途中でお線香をたいてみました。

その後、グループで振り返り

→ お寺にいるような気分、けむい、匂いをもっと選んではどうかなど

セッション4 

仕掛け:途中でろうそくを灯し、部屋の電気を消しました。

最後はろうそくも消して真っ暗な部屋にしてみました。

  (果たして、みなさん暗闇にたえられるか?)

 その後、グループで振り返り

 → 話の輪が縮まり声に集中した、イマジネーションがふくらむ、

 → 不安が増したとの声も・・・

・全体シェア 

 各チームからひとりずつ発表

・全体振り返り

  全員で輪になり、ひとり30秒の振り返りタイム。

  順番の前の人が時計を持って30秒を測る。

 ・今回のワークでは、音楽や匂いはその人の経験から受ける印象が随分と

  違ったものになりました。ひとりで被験者と観察者をこなすのは大変、

 というフィードバックもいただきました。

 これをすると、どんな反応なのか?という楽しみをたっぷりと味わったのは、

 担当者だけ?

 なんせ、ゆるゆるのプログラムですから〜

 (その後、この言葉はマイブームです)

 

中部支部の林さん      場づくりを体験しましょう

 

お線香の匂いで・・・    真っ暗な中では・・・?

 

場はどう変わりましたか・・? 全体で振り返り