第47回 その1 :2007年11月10日 3分間スケッチ〜発見!描いてみて初めて分かる○○○。見えないものがそこにある関西支部

第47回関西支部定例会報告 その1

日時 :2007年11月10日(土) 13:30〜17:00

■場所 :京都市生涯学習総合センター(京都アスニー) 5F 第7研修室

■参加者:19名

■担当 :長橋さん、山内さん(東京支部)

■テーマ:3分間スケッチ〜発見!描いてみて初めて分かる○○○。見えないものがそこにある。

■概要

 ・スケッチの極意を味わう

 ・スケッチを通してファシリテーションを考える

■内容

 4人ずつグループに分かれて島をつくる。テーブルの上には大量のA4用紙。

 筆記用具を用意。

 ◆オープニング〜どうしてこっちのテーマを選択しましたか?

  <会場から>

  ・○○○のタイトルが気になった

  ・もう一つのテーマの人数が限定だったから

  ・モヤモヤしているものが形になるのかな

  ・案内を見たときから決めてた。

  ・東京の6月定例会報告を見て(楽しそう)

  ・なんでファシリテーションとスケッチなのか・・

 ◆まずは、スケッチするときのコツ(「スケッチは3分」より)

  1.一番手前から描く

  2.厚みを出す

  3.見えないところをイメージする

  4.背景を見る

  5.肝心なラインを選び出す

 ◆ウォーミングアップ。各々、A4用紙をキャンバスに・・

  サインペンまたはボールペンで描いてみましょう。

  ○線を描く(ヨコに、タテに描いてみる。まっすぐに描けますか)

  ○四角を描く(四角の一辺と同一の間隔を置いて、四角をいっぱい

   描いてみましょう。角がきれいに描けてますか)

  ○二重四角を描く(四角の中にもうひとつの四角を。内側と外側の間隔

   に気をつけて)

  ○丸を描く(きれいな○は難しいですね)

  ○二重丸を描く(内側の○と外側の○の間隔はどうですか)

  ○丸を徐々に楕円形にしてみましょう(楕円はもっと難しい)

  ○立体を描く(手前から向こうへ、奥行きを表現。見えない部分もイメージ

   しながら)

 ◆コーヒーカップの写真、そのスケッチをスライドに見ながらスケッチの

  基本を確認。

  ・肝心なライン(スケッチのコツより)を見つけて線で描く

  ・厚み・奥行きを考える

  ・影をつける

  ・背景(カップの置かれたテーブル)を描く

 ◆お気に入りのものを描く

  自分が持っているお気に入りのものを描いてみてください(3分)。

   ・携帯電話

   ・デジタルカメラ

   ・アクセサリー etc.

  いろんなお気に入りがありました。

  なぜお気に入りなのか、グループ内でお互いに紹介。合わせて

  描いた絵についてもお互いに共有。

 ◆指定したものを描く・・・テーブル上に置いたものをスケッチ(3分)

  ・ゼリー状ドリンク(パック)

  ・ラムネ(びん)

  ・コーラ(ペットボトル)

  ・発泡酒(缶)

  ・カフェオレ(形の変わったプラスチック容器)

  各々がいろいろな角度から見える形をスケッチ。

  グループで振り返り

 ◆指定したものに描く・・・お箸の袋に描いてみよう(3分)

  同じものを、「お箸の袋」に描いてみる

  さっきより時間が余った人はいますか?(何人か手が挙がる)

  「小さいキャンバスに描くときには線の選び方にも変わってくる」

 ◆「これぞ11月定例会」というものを描く(3分)

  プロッキー、お寺(京都だから・・)、長橋さん・山内さん(似顔絵)・・etc.

  描いた絵を壁に貼る

  →自分の絵と近しい絵を描いたと思うひと同士でグループを作って、

   今回のワークで気づいたことを振り返ってみましょう。A3用紙に

   話し合ったことを書く(30分)。

 ◆発表

 <グループ名>

  ・TEAM智のり

   →全体で特徴を掴んで一気に描く(あなたはキティちゃんがうまく

   描けますか?)

  ・京都アスキー

   →スケッチは(自分では気づかない)個性を描く。かき方、ポイントの

   強調・・自分にとって思いもよらない人がいることに気づいた・・!

  ・見ず知らず他人チーム

   →「1分間スケッチ」。3分間あっても、結局は最後の1分間が勝負

  ・チームポストイット/PROプロ(途中でグループ統合)

 →制限された時間内で取捨選択しポイント(特徴)を捉えることが大切である。

 ◆輪になって全体でワークの振り返り

  ・スケッチで気づいたことは

  ・スケッチの得意・不得意をどう考える?

  ・みんなにとって○○○は何だったのか

 ・スケッチとファシリテーションの関係は etc.