第50回 その1:2008年2月9日 ロジカルリスニング関西支部

第50回関西支部定例会報告 その1

日 時: 2007年2月9日(土) 12時30分〜17時45分

■場 所: TSB(トータルサポートブレインズ)

■テーマ: ロジカルリスニング

■担 当: 芳本、久保

■参加者: 27名

■内 容

(プログラムの流れ)

1.オリエンテーション

  アイスブレーキング

2.ロジカルリスニングとは

 (1)本日の定義

 (2)演習1・・・「ロジカル」に「リスニング」をちょっと体験

3.「ロジカル」に「リスニング」してみよう!

    演習2・・・フィッシュボウルで体験しよう

4.ロジカルリスニングな ファシリテーターになろう!

    演習3・・・3人組で体験しよう

5.振り返り

(アウトプット)

ファシリテーターがロジカルにリスニングしようとしたら、

どんな事に気をつければよいか?

「絞り込んだりまとめたりするより、具体的に列挙しよう!」という呼びかけで

最終演習時に各チームより列挙いただきました。

●聴く・要約・バックの違いを聴く(いつも心に氷山を)

●話の中身をブレイクダウンして聴くと合意形成がしやすい

●たとえ話、自慢話は脱線の元

●初めは散らす

●テーマ全文を「念仏」にしてことにあたろう

●テーマに沿ったところにスポットを当てる

●柔軟に聴こう

●主張に対して根拠はあるか

●根拠はほかにないか

●根拠は妥当か

●根拠は主張を支えているか(主張と根拠の関係)

●主張を疑う

●根拠を疑ってかかる

●問いかけて真の根拠をみつける(深める・戻す)

●感情が出だした時に理由・根拠をロジカルにいけないだろう

ワークの振り返り:

最後の振り返り時に下記のようなフィードバックを頂戴しました。

●全体について

・説明がもっと短くても良かった

・カタカナが多かった

●フィッシュボウルについて

・前提・狙いが分かりにくかった

・テーマ設定は大きい方がよかった

また、例会後個別に次のようなフィードバックを頂戴しました。

・周囲から「主張」と「根拠」と「感情(本音)」を読み取るという意図が

 上手く伝わっていなかったチームがあった

・バーバル(言葉)以外のボーカルとビジュアルではそれがやりにくかった。

・視点、テーマ等欲張りすぎていたのでは

・このテーマだと主張は最初から分かっていたじゃないか、

・根拠を見つけるのは難しくないから、主張がもと分からないほうがよかった

担当者感想:少しでも場作りの設計が甘くなると、プログラムは進まないという

ことを再認識してしまうことになってしまいました。次回、もう一度、ロジカル

リスニングというテーマで、あるいはフィッシュボール型ロールプレイングという

ツールで、リベンジを期したいと考えています。