第50回関西支部定例会報告 その1
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■場 所: TSB(トータルサポートブレインズ)
■テーマ: ロジカルリスニング
■担 当: 芳本、久保
■参加者: 27名
■内 容
(プログラムの流れ)
1.オリエンテーション
アイスブレーキング
2.ロジカルリスニングとは
(1)本日の定義
(2)演習1・・・「ロジカル」に「リスニング」をちょっと体験
3.「ロジカル」に「リスニング」してみよう!
演習2・・・フィッシュボウルで体験しよう
4.ロジカルリスニングな ファシリテーターになろう!
演習3・・・3人組で体験しよう
5.振り返り
(アウトプット)
ファシリテーターがロジカルにリスニングしようとしたら、
どんな事に気をつければよいか?
「絞り込んだりまとめたりするより、具体的に列挙しよう!」という呼びかけで
最終演習時に各チームより列挙いただきました。
●聴く・要約・バックの違いを聴く(いつも心に氷山を)
●話の中身をブレイクダウンして聴くと合意形成がしやすい
●たとえ話、自慢話は脱線の元
●初めは散らす
●テーマ全文を「念仏」にしてことにあたろう
●テーマに沿ったところにスポットを当てる
●柔軟に聴こう
●主張に対して根拠はあるか
●根拠はほかにないか
●根拠は妥当か
●根拠は主張を支えているか(主張と根拠の関係)
●主張を疑う
●根拠を疑ってかかる
●問いかけて真の根拠をみつける(深める・戻す)
●感情が出だした時に理由・根拠をロジカルにいけないだろう
ワークの振り返り:
最後の振り返り時に下記のようなフィードバックを頂戴しました。
●全体について
・説明がもっと短くても良かった
・カタカナが多かった
●フィッシュボウルについて
・前提・狙いが分かりにくかった
・テーマ設定は大きい方がよかった
また、例会後個別に次のようなフィードバックを頂戴しました。
・周囲から「主張」と「根拠」と「感情(本音)」を読み取るという意図が
上手く伝わっていなかったチームがあった
・バーバル(言葉)以外のボーカルとビジュアルではそれがやりにくかった。
・視点、テーマ等欲張りすぎていたのでは
・このテーマだと主張は最初から分かっていたじゃないか、
・根拠を見つけるのは難しくないから、主張がもと分からないほうがよかった
担当者感想:少しでも場作りの設計が甘くなると、プログラムは進まないという
ことを再認識してしまうことになってしまいました。次回、もう一度、ロジカル
リスニングというテーマで、あるいはフィッシュボール型ロールプレイングという
ツールで、リベンジを期したいと考えています。