第54回 その2:2008年6月14日 「対話を深める発問力」 〜問いから始めるプロセスデザイン〜関西支部

第54回関西支部定例会報告 その2

日時 :2008年6月14日(土) 13:00〜17:00

■場所 :大阪本町トータルサポートブレインズ 9F

■参加者:会員+非会員 68名

■担当 :堀、加藤、山上

■テーマ:「対話を深める発問力」 〜問いから始めるプロセスデザイン〜

■内容

 1.オープニング

  1)チェックイン

   ・自己紹介、なぜこのテーマを選んだのか?

  2)アイスブレイク

   ・五十音のリズムでコール

  3)ミニ講義

   ・プログラムを、狙い+アクティビティ+問い+場で考える

 2.どんな問いが参加者の心に響くのか?

  1)エクササイズ①

   ・1つの狙いに対して3通りの問いを用意して、「どこが違うのか?」

    「その違いがどういう効果を生むのか」を考える。全部で5題

    →経験、感情、思考、価値、決定を問うなど

   ・一人で考え、グループで議論し、結果をA3用紙にまとめ、貼り出す

  2)発表&まとめ

   ・限定的な質問と記述的な質問の違い

   ・回答を定量化するかしないか

   ・WhyとWhatの違い

   ・ちょっとした言葉の使い分け(原因と要因など)

   ・問いの対象(あなた、みんな、我々・・・)

   ・語尾の違い(べき、たい、できる・・・) 

   ・仮定法や排他的な表現、などなど

  3)ミニ講義

   ・堀/加藤が発見した問いの法則性を披露(資料配布)

    →問いの形、範囲、方向性、階層、跳躍、置換など

  4)エクササイズ②

   ・物語の一節を渡して、そこから学びを引き出す問いをつくってもらう

   ・一人で考え、グループで見せ合い、優秀作を発表

 3.どのように問いを並べれば対話が深まるのか?

  1)アイスブレイク

   ・あいこジャンケン

  2)エクササイズ③

   ・与えられたテーマを深めるための3±1程度の問いの列をつくる。

    全部で7題→創造、学習、合意形成、チーム、改善、啓発、変革

   ・一人で考え、グループで議論し、結果をA3用紙にまとめる

  3)発表&まとめ

   ・テーマ毎にできあがった問いの列を発表。

   ・優劣を拍手で評価した後、「どこがよかったか」「どうすればもっと

    よくなるのか」を全員で討議→内容省略

  4)ミニ講義(資料配布)

   ・堀/加藤が発見した問いを並べるパターンを紹介(資料配布)

    →問題解決型、合意形成型、目標探索型、体験学習型など

 4.クロージング

  1)グループ振り返り

   ・今日感じたことをA4用紙に記入。それを順番に見せながらグループ

    で振り返り→「今日ってどうよ?」

  2)全体振り返り

   ・各自の紙を掲示して、それを見ながら全員でワイワイガヤガヤ