第81回 2010年11月13日 その3 ワークショップまるごと実践〜トライアル編〜関西支部

第81回関西支部定例会報告(テーマ3)


日 時 2010年11月13日(土) 12:30 〜 17:00
場 所 兵庫県伊丹市 いたみホール
話題提供 関さん、中井さん
ファシリテーター 山田さん、須賀さん、高屋さん
テーマ
ワークショップまるごと実践
〜トライアル編〜
 
概 要

総合フェスタに向けたワークショップのトライアルを行った。

11月23日(祝)に開催される総合生涯学習センターで行う2時間の ワークショッププログラムを実際に行いプログラムのブラッシュアップ に向けた意見交換をおこなった。

定例会プログラムの目的

総合フェスタ2010で行うワークショッププログラムを実際に行って プログラムを確認する。

確認方法の概略は以下の3点

  • 参加者にプログラム参加者、プログラム全体を観る観察者に わかれてもらう。
  • 2時間のプログラムを実践する。
  • 参加者からプログラムに対する感想、フィードバックを交換する。
 
内 容

■ プログラム

今日の進め方(10分)

プログラムトライアル(120分)

  • オープニング
  • アイスブレイク
  • 自己紹介
  • アイデア出し
  • 振り返り
  • 質疑応答
  • FAJの活動の紹介

休憩(10分)

トライアルプログラムへのフィードバック(80分)
<参加者全員で>

  • ファシリテーター自身から振り返り
  • ファシリテーターの振る舞いのへのフィードバック
  • プログラムに構成や流れに対するフィードバック

■ フィードバックより

  • プログラムの目的、目標がわかりづらいので、参加していて落ちつかなかった。
  • イデア出しのテーマがわかりづらかったので、この後どうなるんだろうと疑問がのこった
  • 言葉だけの説明ではわかりづらい場面があった。
  • ファシリテーターと参加者という形で終始進んでいた。
    参加者同士の話し合いが出てくるとよりよくなるのでは。
  • プログラムの主となる"アイデアだし"の練り込みをしっかりとする。
    時間が限られているのはわかるがとても惜しい。
  • ファシリテーターの"場のホールド"が解かれた場面があった。
    参加していて"ホールドがなくなる"ということはこういうことなのかと実感した。

フィードバックのパートのデザインを定例会参加者からの提案で、当初の流れを変更して行った。

定例会の流れを組み立てた話題提供者も"場の雰囲気"によってプログラムを変更することの大切さを改めて経験することができた。

■ 参考図書

ワークショップ・デザイン
 〜知をつむぐ対話の場づくり〜(日本経済新聞出版社)
  /堀 公俊+加藤 彰(著)
ワークショップ入門(日経文庫)
  /堀 公俊(著)

※11月23日(祝)大阪市総合生涯学習センターで行なわれた「総合フェスタ 2010」に参加しました。定員10名に対して9名の方に参加いただき無事に終了することが出来ました。