2025年12月定例会は以下の通りで行います。
ファシリテーターの在り方を考える~オープン・ダイアローグ的対話実践で不確実性に居続ける体験から~
オープン・ダイアローグ的な対話実践は、いまや日本でも、支援の現場、教育、組織開発など多様な分野へ広がり、今年6月からは全国の刑務所でも採用されるなど注目を集めています。
もともとフィンランドの精神医療の現場から生まれたオープン・ダイアローグは、「計画」や「解決」、「合意形成」、「指導」などをいったん脇に置き、対話をし続けるプロセスそのものに信頼を置くアプローチを採用しています。
私がオープン・ダイアローグ的対話実践に惹かれるのは、「人は本当には他人のことを理解できない」という前提から始まるところです。
その人の体験を頭で理解しようとするのではなく、体験そのものとして感じ、場に置き続けること。わかりあおうとし続ける時間の中に、いのちのつながりを感じる瞬間があるように思います。今回は、そんな体験をみなさんと共有できたらうれしいです。
今回の定例会では、実際にオープン・ダイアローグ形式のミーティングに参加していただき、体験から学ぶことを大切にできたらと思っています。
体験者が学べたことって?
・「話す」と「聴く」をわけることで「共にいる」を感じることができた
・ファシリテーターとしての"あり方"や"態度"について考えることができた
・不確実性に耐え、何かを決めつけずに関係性の中に留まることの大切さと難しさを体験できた
・「解決しようとしない」ことがもたらす新鮮な気づきを得ることができた
こんな方におすすめ
・対話の実践に関心がある方
・ファシリテーションの"技法"ではなく"態度"を探求したい方
・オープン・ダイアローグ的な対話実践を体験的に理解したい方
・「プロセス」や「場」に信頼を見出したい方
対象者
ファシリテーションに関心のある方・実践している方は誰でも大歓迎です!
2025年12月6日 (土)
13:00~13:15 受付開始・会場設営
※会場設営も並行して行いますので、お手伝いをお願いします(一緒に創りましょう!)
※初めて定例会にご参加の方は、ウェルカム会を実施しますので、13:00までにご来場ください
13:15~16:45 定例会
①オープニング・チェックイン
②イントロダクションとデモセッション
③オープン・ダイアローグ体験
④全体振り返り・共有
16:45〜17:00 原状回復、撤収
17:30〜19:30 泡の会(懇親会)
(場所を移動して、今日の定例会について振り返ります。希望者のみの参加となります。お酒を飲まない方も大歓迎です。)
はる(村田大宗)(FAJ会員)
村田大宗、荒武勢津子、水野雅士(全員FAJ会員)
20名くらいまで
SAWARAPIA(サワラピア)[旧:ももちパレス]・福岡県立ももち文化センター
3階 会議室3 ☜いつもの「あすみん」ではありませんのでご注意ください。
(無料駐車場あり)
アクセス:地下鉄空港線「藤崎駅」から徒歩2分
申し込みフォームよりお申し込みください。(※外部リンク:Peatixに移動します。)
※欠席の際は、キャンセル待ちの方のために早めにご連絡ください。
12月4日(木)23:59まで
自分用ネームプレートがあればご持参ください。
遅刻対応は10分までとします。
定例会の後に泡の会(懇親会)を予定しております。近くの居酒屋で情報交換会を行います。
参加者による「泡の会(懇親会)」を開催します。
おたがいに感じたことを語りあったり、ふり返ったりすることで、定例会をより深く味わうことができます。
お時間のゆるす方は参加されてみてはいかがでしょうか。
(入力フォームで懇親会の出欠をお選びください。)
泡の会はFAJの活動とは異なり、参加者の参加費(会費4,000円~4,500円程度)のみで運営しています。
泡の会参加予定の方がご連絡なく欠席される場合、キャンセル料をいただく可能性がございます。あらかじめご承知おきください。
(特活)日本ファシリテーション協会 九州支部 問合せ窓口
下記フォームよりご連絡下さい。