第3回: 2004年4月8日 ファシリテーターのキャラクター診断〜あなたはどんなタイプ?九州支部

第3回九州地区研究会議事録

■日時   2004年4月8日(土)14:00 〜17:00
■場所   福岡市NPO・ボランティア交流センター「あすみん」
■出席者  15名?
■内容   テーマ「ファシリテーターのキャラクター診断
       〜あなたはどんなタイプ?」
■担当   内田奈緒子氏

1.「エニアグラム」とは?

  ・エニアグラムの基本的な考え方
    →「自分は自分であっていい」
  ・エニアグラムの特徴について
    ①人生行路のマップ、②自分が動かす動機を知る、
    ③自分の良さを活かす、④違いを生かしあう

2.自分のタイプを見つけよう

 1)ワークシートを使ったタイプ探し
  ・180問の設問を使って自分のタイプを探す
  ・本来の自分を見つけるために20〜35歳の状況を想定して
  ・設問だけで見つかる人は20%、後はワークショップで。
   →同じタイプの人と語り合ってタイプを探していく

 2)タイプ探しの結果
  ・グループ内で結果をシェアする
  ・結果を全体でシェアする
   →大発見! FAJ九州は3タイプがほとんど。
    タイプ3(成功を求める人)はまさにファシリテーター向きのタイプ

3.タイプ概説
  
  1)九つのタイプの特徴の説明
    ①完全でありたい人      :事務系の人
    ②人の助けになりたい人    :医療・福祉系の人
    ③社会的評価、成功を求める人 :営業系の人の人
    ④特別な存在であろうとする人 :企画系の人
    ⑤観察して考える人      :技術系の人
    ⑥安全を求め慎重に行動する人 :公務員系の人
    ⑦楽しさを求め計画する人   :クリエイティブ系の人
    ⑧自己を主張する強くありたい人:指導系の人
    ⑨調和して平和でありたい人  :ネイチャー系の人

  2)三つのセンタの説明
    ・②③④:ハートセンタ(感情センタ)
    ・⑤⑥⑦:ヘッドセンタ(思考センタ)
    ・⑧⑨①:ガッツセンタ(身体/本能センタ)

  3)各タイプのよさを高めていくには?
    ・状態が悪くなると矢印で示すタイプの悪い面がでる
    ・矢印と逆のタイプの良い面を目指すと自分が高まる
     →全てのタイプを総合した自分を目指すのではない

4.全体討議(ファシリテーションとの関連部分のみ記載)
   ・エニアグラムワークショップの進め方
   ・ 一般的なワークショップのファシリテーションに使える
    →タイプ別のアイスブレイクの仕方、盛り上げ方、理解の
      させ方、介入の仕方、困ったチャン対策・・・
   ・グループダイナミクスの違い(同質集団vs異質集団)
   ・メンバーのレベルを高めていくアプローチとして有効 等々



エニアグラムの先導者・内田さん 内田さんの名ファシリテーションに拍手喝さい!